見出し画像

え?3DCGソフトが使えるのにかっこいい魅力的な作品が産み出せない…?

こんにちは、BMF講座シリーズ、CDMスクール代表のSUGAです。

昨日の「絵づくりやレイアウトってそもそも何?セミナー」、みてくださった方からの評判はとても高かったです。

さて、僕のところによくくる質問として、下記のようなものがあります。

・Twitterで作品をたくさん上げていればCGがうまくなるといわれてやってみましたがあまり上達につながっていません

・モデリングはしてみて、形は作れるようになってきたんですがあまり満足のいく作品の完成につながっていません

・Blenderをやればいいと聞いてやってみましたが、0から作品を仕上げる方法がわかりません

実はめちゃくちゃくるんですね。

気の毒になるレベルで相談が来ます。
全体像を知らずにコンセプトデザインをやるのは時間の浪費
まず、モデリングができればイイ作品が作れる、CGツールの習得を頑張ればデザインがうまくなるというのは幻想です。

ひどい人だと、Blenderの機能を全て勉強しているのにもかかわらず、作品がひとつもできないという人も見てきました。

CGツールの機能たくさん勉強しているのにもかかわらず、作品がひとつもできない人がいることを知った時は、僕は逆に衝撃でした。
正直、それだけの知識を学ぶ意欲があれば、正しいルールやフローを学び、正しく努力すればどれだけでも良い作品作りができるようになります。

知識がないがゆえに、大きな損失をしてしまっていることに気づいていない実例ですね。

もちろん、CGツールの機能に関しての知識がたくさんあるは大きな武器になりますし、それを学ぶのは作品を作っていく上で必須です。

しかし、残念なことに多くの方は、コンセプトデザインの全体像やレイアウトデザインの組み方がわかっていないために作品完成へつながっていません。

昨日お送りした「絵づくりやレイアウトってそもそも何?セミナー」でもお話しした通り、「コンセプトデザインができる=絵作りやレイアウトデザインができる」ということです。

そのがコンセプトデザインができないにもかかわらず、CGツールの知識を増やすだけで作品完成に繋がっていない人が多すぎてもったいないなとすら感じます。

デザインの全体像を知り、良いコンセプトデザインを完成させる方程式に基づいて作品を作るのと、とりあえず行き当たりばったりでBlenderをがんばるのでは、天と地の差があります。

デザインは、作業をやって時間で評価されるのではありません。

どれだけ努力しても、時間を費やしても、頑張っても、作品という目に見える結果が出なければ意味がないんですよ。

多くの時間と労力をかけて評価されるのは、単純な肉体労働の仕事の世界だけです。

コンセプトデザインをやっていくなら、結果を出さなければ意味がないんですよね。

そして、結果が出ないとモチベーションもどんどん下がっていきます。

毎日が不安なのも理解できます。

全体像が見えていたら、「あとはやるだけ」という状態になるんですね。

僕がゲームの世界観デザインをやろうが映像の背景デザインをやろうがプロダクトのデザインをやろうがうまくいくのは、この全体像が見えているからです。

そして、全体像を理解するというのは、デザインをやる上では基礎に値すると思っています。

逆にいうと、基礎を知らずにデザインを進めるのは

・文字の正しい書き方を知らずに作文をするようなもの
・言葉を知らずに人と話そうとするようなもの
・鉛筆の持ち方を知らずに絵を描こうとするようなもの

なんですよね。

戦えるわけがないですよね。

せっかくこの世界に興味を持ったんです。
しっかりと見る人に価値を提供しワクワクさせるような作品を作っていく必要があります。

自分で作ったデザインでたくさんの人をワクワクさせる。
自分のデザインスキルのみであらゆる仕事をこなしていく。
他の人の作品も改善点を教えてあげて、感謝されながら自分のスキルを上げる。

これはものすごい成功体験です。

それができる基礎スキルを身につけていきましょう。みなさんが気づかないうちに損しないように、学んでいく必要があるんですね。

そして明日には僕が作った「コンセプトデザインの作り方が学べる講座」とLINEマガジン限定特典のご案内をさせていただきますので、楽しみにしておいてくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?