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あしたの広告人におすすめのLINEさん本

LINE株式会社の上級執行役員 田端さんとチーフプロデューサーの谷口さんの著書が相次いで発売されました。その内容が広告業界に身を置く新人やこれから広告業界を目指す人たちにぜひ手にとってみていただきたい内容だったので紹介します。

広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。

まずは田端さんの本(ブルーカレント本田さんと共著)。日本最強のメディア野郎と称される田端さんの言葉は非常に重みがあります。特に冒頭の1節「毎年の様に生まれる『×××マーケティング』という言葉は流行だ。〜〜〜。マーケティング・コミュニケーションにおける真に『不易』な価値、つまり時代を超えても変わらないような本質論を突き詰めるべきではないだろうか」という言葉がぐさっと刺さりました。

広告業界、特にネット広告業界に身を置いているとどうしても流行をいち早くキャッチアップできるように常にアンテナを高くはろうとします。しかし、それは重要なのですが、一方で普遍的な価値も存在する。そんなことを教えていただいた一節でした。

広告なのにシェアされるコンテンツマーケティング入門

ユニークな広告企画で有名な谷口さんの本。谷口さんといえば、大阪の虎ガラのオバチャンと227分デートしてみた!めっちゃカワイイ雪女がいた! などの突拍子もないアイデアが目につきます。

しかし、この著書を読んでその考えは一変。非常にロジカルな考えのもと、こうしたアイデアが生まれているのです。広告業界では「なかなかアイデアが浮かばない」「僕のアイデアはつまらない」といった愚痴をこぼすひとも少なくないと思いますが、企画を生み続ける人のアイデアの出し方を参考してみてはいかがでしょうか。

このお二方の著書、非常に勉強させてもらいました。

guro


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