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『2021年中国ゲーム産業報告』を発表!
先週の12月18日、中国音数協遊戯工委(GPC)と中国ゲーム産業研究院が『2021年中国ゲーム産業報告』を発表した。
下記に概要をまとめる。
中国市場
■全体のユーザー規模
2021年ユーザー規模は6.66億人(昨年同期比0.22%増)
→2020年から変化が少なく、ゲーム人口は定着しつつある。
■(中国)国内販売売上
2021年中国ゲーム市場総売上2,965.13億元(約5兆3,327億円)
伸び率6.4%、昨年同期比で178.26億元(約3,208億円)増となったが、伸び率は15ポイントも低下した。
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2021年中国モバイルゲーム市場売上2,255.38億元(約4兆596億円)
→伸び率7.57%、モバイルゲームは市場全体の76%をも占めており、中国ゲーム市場の主体と言える。昨年同期比158.62億元(約2,855億円)増、伸び率は25ポイント低下した。
売上の伸び率低下は、下記の原因などが上げられる。
①リモートワークなどで発生した経済効果の落込み
②ヒット作の本数減少
③開発、運営コストの高騰
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■中国モバイルゲームのジャンル比率
2021年中国セールスランキングの1~100位の作品の中で、RPG、MOBA、FPSの売上合計は、全体の半分以上を占める。
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※上から下順に「RPG」「MOBA」「FPS」「ターン制RPG」「SLG」「カードゲーム」「ボートゲーム」「放置ゲーム」「レースゲーム」「パズル」「その他」
海外向けタイトル市場
■海外向けタイトル売上
2021年自主開発海外向けタイトル売上180.13億ドル(約2兆534億円)
伸び率16.59%、昨年同期比20.13億ドル(約2,294億円)増、伸び率17ポイント低下。
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海外売上トップ3の地域
アメリカ 32.58%
日本 18.54%
韓国 7.19%
トップ3だけでも全体の58.31%を占めているが、近年ではその比率は低下していく傾向があり、海外市場を拡大する動きが見られる。
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まとめ
2021年は政策上では、未成年ゲーム規制、新型コロナウイルスの影響下での経済効果軽減、及びユーザー構成の人口ボーナス期の終了など、様々の原因によりゲーム市場伸び率の鈍化が見られた。
そんな中、多くの企業やユーザーは”メタバース”という新ジャンルに興味を示しており、来年もそのブームは続きそうだ。
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