見出し画像

勝敗は六分か七分勝てれば良い

目次
無料パート
・はじめに
・環境初期は特に混戦になりやすい
・環境初期に心掛けること
有料パート
・ 感謝の言葉的なもの
・青白起幻のデッキリスト
・簡易解説
・各種採用カード解説(全カード)
・最後に
・オマケ(白t緑起幻のデッキリスト)

はじめに

武装の記事でも触れたように、僕は大の武田信玄ファンです。
タイトルの言葉はその武田信玄御大の名言「勝敗は六分か七分勝てば良い。八分の勝ちはすでに危険であり、九分、十分の勝ちは大敗を招く下地となる。」から引用したものですが、この言葉は僕がカードゲームのみならず、勝負事に挑むときに大切にしている言葉のひとつです。

あ、紹介が遅れました。みなさんこんにちは。バトスピエクストリームリーグ首位独走中の鬼つよ天才集団「team CARDBOX」所属のプロプレイヤーぐれんです。

次のエキスパンション「紫電一閃(ワールドブレイク)」で収録するカードが続々と発表される中、とある2種類のカードがTwitterのタイムラインを騒がせました。

それがこの「無限機導ヴェルゲンツァイト」

通称「次の紫Xの5コストの方」。中々名前が覚えられない僕にそう名付けられた悲しきモンスター。

それともう1枚がこの「魔術皇の大創界石/魔術皇ア=ズーラ」

こっちがA面で

こっちがB面。
通称「紫黄石ころ」中々名前が覚えられない悲しきモンスター。もうこれに関しては今後もそう呼ばれてほしい。

とまぁこの2種類のカードが発表された途端にタイムラインで「ヴィーナ売るわ!」や「起幻からヴィーナロロアレックス抜く!」等のツイートが見られましたが僕はこう思います。

本当に???

もしこれらのツイートを武田信玄公がご覧になっていたらあなたたち自慢の騎馬隊に踏み殺されてますよ?いやマジでそのレベル。

と言うのも「環境初期の大会は混戦になりやすく、特定のカードだけを意識するのはナンセンス」だからであります。

環境初期は特に混戦になりやすい。

まずはこちらをご覧ください。

この画像は転醒編第2章の発売日翌日に開催した百鬼夜行ツアーin名張でのデッキ分布でありますが、当時のセカンドデッキの定石であった遊精を除けばかーなーり混戦となってますよね。
使用数2や3が並ぶのは中々統計を取っていて面倒くさかった覚えがあります(*_*)

とまぁこんな感じでただでさえ混戦寄りのバトルスピリッツのトーナメントシーンで、さらに情報の少ない環境初期にはどうしても混戦度合いがマシマシになるものであります。
そんな中で特定のデッキ、さらにはその中の特定のカードを意識してヴィーナを抜いてしまうのはもったいないように見えますよね。

環境初期に心掛けること

はじめに述べた通り、勝負事、特にバトルスピリッツの環境初期のトーナメントシーンでは六分七分の勝利を堅実に取りに行くほうが良いです。
尖るよりも丸く、そしてコンスタントに取りに行くのが非常に有効的と読んでいます。

そんな上で今週末からの新弾環境、僕が選ぶつもりなのは今回の有料パートでお見せする「青白起幻」です。
青起幻を主体とした起幻デッキが高い勝率を誇っているのは前環境から見てもご周知の通りだと思いますし、何より例え紫黄石ころが流行ろうが次の紫X5コストの方が流行ろうが青の世界がこれからもヤバいのは明白ですよね。

その定石とも言える青起幻に白いカードを混ぜてより定石を固めて、より一貫性を強めた構築に仕上げています。

新弾環境何を使用するか悩んでいる方、環境初期から勝率を稼ぎたい方は是非とも「まぁぐれんとデッキシェアしてやるかぁ。」くらいの感じでご購読していただければ幸いでございます。

てなわけでそんな感じで今回の無理パートはここまで。

それでは一部地域の方とはここでお別れです!

ここから先は

5,233字 / 27画像
この記事のみ ¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?