見出し画像

2024.6.8(土)の狙い馬

先週で春のG1も一区切り。つい先日いよいよ桜花賞!と思っていたあの日がもう遠い過去なんて…いつも言うけど月日の経つのが早過ぎる。。。

というわけでG1も一区切りつきまして、今週から夏競馬。
よほどの競馬(馬券)好きでなければ小休止のシーズンかと思いますが、そんな中でもご訪問いただいた皆様、本当にありがとうございます。
多数の素晴らしい予想家がいる中で、馬の骨とも分からぬ私の予想を見に来てくれて本当に感謝です。

さて、2週ばかり2場開催で予想にもいくらか余裕はあったのですが、今週から3場になって時間的余裕をなくしつつ、一旦予想に一区切りがつきました(この後、風呂に入ってからまた細部の予想は続けますが)。

自分でも、レースを絞れば楽になるし、1レースごとに更に深く探求できるのに…と思うのですが、予想好きの性でついつい全レースをチェックしてしまうのです。悪しからず…😅

例によって気になった馬は片っ端から挙げるシステムのため、無料分も含めるとかなりのレースを挙げていますが、私自身、全てのレースを買うわけではありません。精魂込めて納得のいく予想ができたとて、悲しいかな、外れの方が多いのが競馬というものですし、やみくもに手を出していたら、楽しみは享受できても、財布はすぐに軽くなってしまいますからね…


さて、土曜日は全体的に堅めの予想になってしまった感じはありますが、いつも通り各レースごとに穴馬もセットで挙げています。本命が来ず、穴の方が来たなんてケースもよくありますので(理想はどちらも来ることですが…)、一頭だけの見解でも何かしらの参考になればと思っています。

6月8日(土)メニュー
東京 2.4.8.10.11.12
京都 8
函館 4.11
手書きノート

予想という性質上、的中の保証はできませんが、良かったら今週もよろしくお願いします('ω')ノ
無料分も結構挙げています。

【無料分】

東京6
⑦サクラトップリアル
経験馬相手のデビュー戦は1.5倍の断然人気には敗れたが、3着以下には10馬身。その馬も次走を勝ったことから本馬の勝利も時間の問題。3週連続ウッドの併せ馬で質の濃い稽古を消化して出走態勢も整っている。ここは出たとこ勝ちを期待したい。

⑭アオイモモザ
前走は11着に敗れたが、大外枠から先行して終いに脚が上がってしまった。去勢された馬なので、集中力が続かず気持ちが切れてしまった感じもあった。2走前に4着した時の②③着馬は既に勝ち上がっているし、本馬も未勝利で上位争いする力はあるはず。ただ、芝だとロスなく乗っても伸びずバテずといった感じなので、ダート替わりは面白い。母は芝マイルで勝ち上がったが、D1400mでも勝っている芝ダート兼用馬。ドレフォン産駒の大型馬なので、ダート適性があって不思議ない。

穴⑨アンリトゥンルール
兄弟6頭が勝ち上がっているが、その全ての勝ち鞍がダートというダート志向の強い牝系。3勝以上挙げた馬も4頭いて勝ち上がり率も高い。本馬は父がハービンジャーということでD1600m替わりがどう出るかだが、戸崎騎手が3戦連続騎乗するなら、調教師から適性に関しての確認はあったはず。2100mの選択肢もあったはずだが、あえて1600mに使ってきた点がにおう。

穴⑬アイスブレイカー
前走は臨戦過程が悪くペースも遅すぎて後方から立ち回る本馬には物理的に厳しい一戦となった。1F延長で追走面で楽になりそうだし、ホッコータルマエ×ゴールドアリュール、祖母が秋華賞馬ティコティコタックという配合から血統だけなら中距離馬。終いは脚を使えるので差しが届く流れなら。

東京7
穴⑬ミエノブラボー
前走はスローを見越して先行策を取ったことは悪くなかったが、溜めて好走した時のような脚を使えず7着まで。昨年11月の赤松賞では差す形でステレンボッシュから0.3差の4着。上がりはステレンボッシュと並んで1位。デビュー戦でもアドマイヤベルから0.3差3着だし、本来の力を発揮できれば1勝クラスならやれるはず。乗り慣れた丸田騎手に戻らないのは残念だが、溜める競馬に定評のある菅原騎手なら持ち味を活かす競馬をしてくれそう。


東京9

⑫トロヴァトーレ
芝2000mを連勝し、一躍クラシック候補に名乗りを挙げた馬だが、弥生賞では掛かる面を見せていたし、青葉賞では外枠からでも上手に立ち回っているようで直線は全く反応せず。デビュー2戦で2000mに対応できていたのは、それがベスト条件だからではなく、相手が弱く少頭数の上がり勝負だったからというのが正解のよう。それにしても一気の4F短縮というのは思い切ったローテだが、スピード志向の強いソニンクの牝系なので、この条件替わりは良い方に出そう。

⑥ファビュラススター
トロヴァトーレ同様にデビューから2連勝を飾り、クラシックを目指した素質馬。デビュー戦でダノンデサイル(4着)に完勝し、2戦目にはコスモキュランダを完封。この2頭のクラシックの活躍振りから、本馬も自己条件なら巻き返し必至。既に当コース実績がある点も心強い。

⑨ヴルカーノ
珍しく崩れた前走はスタートの不利が全てといった感じ。この1年以上前走を除けば6戦中5戦で3着以内、一度の4着もニシノライコウから0.1差で着差は僅か。常にそれなりの相手と戦いながら崩れていないし、陣営もこの東京芝1600mだけに照準を絞った使い方。前走は取りこぼしたが、当然今回は巻き返しが期待できる一戦。今回も頭はなさそうだが、確実に上位争いしてきそう。

⑧マルチャン
東京芝1400mで未勝利を勝ち、当コースの1勝クラスでダイシンヤマト(2勝クラスで③③着)を下している。その後半年の休養に入り、現級では食い足りないレースが続いているが、最もパフォーマンスの良かった当コースは一度も使っていないという謎のローテ。この馬自身は2000mにも対応できるが、相対的にマイルよりも相手が強く、ペースも緩みやすいので脚質も合わない。近2走とも2000mでも後方一辺倒になっている点は気になるが、マイルの方が終いは切れるし、流れ次第で久々の圏内があっても。

④ダッチアイリス
前走は鞍上の完璧なエスコートがあっての辛勝だが、近走から一皮むけた印象があるし、相手なりにも走れそう。勝ち上がりのリズムがいいし、昇級戦の流れもかえって合いそう。

京都1
穴①ステラマリーナ
デビュー戦は実質稽古2本半だけで出走。外厩で乗られていたとは思うが、息が持たなかった可能性が高い。レース自体も初戦にしてはかなり厳しいタフな流れとなっていたし、外枠というのも楽ではなかった。ひと叩きした後のこの中間は初戦時以上に中身の濃い稽古を消化。1週前追い切りの内容は未勝利突破レベルにある。兄がダートで2勝、叔父がダートで4勝という牝系なのでダート替わりが良い方に出れば一変があっても。

京都2
穴⑭ダンデライオン
デビュー戦で2番人気に推されたように稽古は動く。前走は最下位に敗れたが、4ヵ月かけて立て直された感じの坂路の動き。初戦のダートは大敗したが、上3頭がダートで買っているように、前走を見てもダートがベター。稽古の動きが実戦に繋がるようなら。

京都4
穴⑨マーメイド
近2走はダートで前に行けず参考外。芝1200mでは3走前と6走前に5着があってもう一押しの状況。3走前は先行激化する小倉芝1200mでも逃げることができたし、スピード性能は祖母フラワーパーク譲りのものがある。今週のCWで78.9-64.1-37.6-12.7とこれまでにない速い時計を課してきたし、臨戦的にもいいので、ハナを切れれば残り目も。

京都7
⑧ヒロノラメール
新馬戦でソニックスター(4戦3勝)の2着。3着マルチャレアルは既に2勝。3走前のもちの木賞でも重賞戦線で活躍するアンモシエラと0.2差なら価値がある。2走前のエリカ賞でも2着に好走するなど、自己条件なら芝ダートを問わず力上位。前走は休み明けと展開向かずの7着だが、ひと叩きで状態が上がってくれば一変の可能性も十分。

⑨アンバードール
前走は2走前のOPより速い高速決着に対応できなかったことと、いつも出遅れる馬がスタートを出て先行したことも裏目となった(差し追い込み決着)。出遅れながら楽勝した当コース替わりはプラスだし、差しの利くこの条件なら出遅れたとしても差し込めていい。

⑪カールスタード
ダートに変えて②①着と底を見せていない。3ヵ月振りだが臨戦過程はいいし、ノーザンなら外厩でしっかり仕上げていそう。

京都10
④テイエムリステット
前走は絶好の臨戦過程だったにせよレース振りや時計を持ても相当に強い内容。未勝利時代から素質を買っていた馬でD1400mは③①①着と全く底を見せていない。前走が派手に勝ち過ぎた点が反動やら過剰人気となってしまう点で減点の要素だが、この中間も稽古は抜群だし、OPまで行ける器だと思っているのでここも通過点として欲しい。

穴⑥ハクサンバード
昇級の前走は内枠で能力の半分も出せていない。3走前にはシゲルソロソロから0.4差の2着だが、本馬以外の先行馬が軒並み垂れる流れで流れはシゲルに向いていた。シゲルが現級突破に王手を駆けているし、本馬も揉まれない形で先行できればもう少しやれていいはず。

京都11
⑦ジュンブロッサム
前走は休み明けの昇級初戦にも関わらず1番人気に推されたが、4角先頭2番手の馬が②③着という前残りの前に展開負けした感じ。重馬場で本馬の切れが活かせなかったこともあるだろう。2走前にはマイペースで運んだトゥードジボン(金杯3着)を32.6の上がりで完封しているし、能力自体は3勝クラスなら上。今回も休み明けとなるが、真冬の前走に比べ代謝の良い季節になるし、稽古でも1週前追いで川田騎手を背に勝負追い(CW77.8-63.9-50.7-36.4-11.3)を敢行。良馬場であれば少頭数の瞬発戦になっても却って好都合。

①アイスグリーン
前走は出遅れて流れに乗れず、直線も大外で3番枠を活かせないロスの大きな立ち回りとなっていた。4走前にコレペティトール、3走前にディオと僅差で走っている馬だし、前走も4着とはいえ着差は0.2。前走が2ヶ月振りだったので、上積みが見込めるし、松山騎手への手替わりは心強い。

⓾テンノメッセージ
臨戦過程○。派手さはないが相手なりに走れるタイプ。先行馬が少なく、労せず勝利ポジを確保できそうだし、仕掛け次第で前記2頭の切れとも台頭に戦えるかも。

穴④ウインスノーライト
近3走は殿かブービーで完全にリズムを崩しているが、2勝クラスの勝ちっぷりから現級通用の力はある。稽古は変わらず動いているし、行きたがる気性からマイル替わりは奏功しそう。インヒズアイズが行く可能性もあるが、スタート次第でハナを切れそうだし、軽んじられるようなら粘り込みがあっても。

危険人気馬②リッケンバッカー
不調の頃でも稽古は動いていていつ復活してもおかしくない状況ではあったし、復調なれば重賞4着の地力は一枚上。ただ、まだ半信半疑に見られていた近2走から今回はそれなりに人気になりそうだし、10番人気、5番人気の激走から3番人気以内に推されるようだと、臨戦的にやや怪しい面も。近2走がイン突きで枠も良く、稽古も変わらず動いているので、地力通りに走ってくる可能性はあるが、一枚評価を落としてみる。

京都12
⑯フェリーニ
前走は手応えほど伸びきれなかったが、初ダートで内枠の砂を被る競馬にも対応していたように適性は示した。②③着馬は展開利を活かして併せ馬で差し込んできた形だし、3着馬とは0.1差なら及第点以上。今回は自身のペースで運べる外枠を引けたし、ダートも2度目で前進がありそう。芝の未勝利戦でキャプテンシー(ジュニアC1着)に楽勝したくらいの馬で、自己条件なら地力も上。

⑬オコタンペ
近3走は世代限定の強敵相手に3戦連続3着。当コースの前走は行きっぷりが悪く追い込みに構える形でも崩れなかったのは収穫。フレッシュな臨戦は悪くないし、先行馬が揃ってシビアな流れになりそうなので、どんな競馬もできるのは強み。

⑮メイショウミシガン(取消)
前走は出遅れを挽回して先行しながら3着に健闘。2着カズコルディスには0.3差つけられたが、2ヵ月弱振りで休み明けと出遅れを加味すれば、今回は使い詰めのカズコルディスに肉薄できる目もありそう。2走前もOPで出遅れながら大きく崩れていないし、ダートでは底を見せていない。スタート次第な面はあるが、スタートさえ決められれば。

危険人気馬⑧カズゴルディス
近2走な内容も時計も非常に優秀でクラス突破は時間の問題だが、この2戦のレース質はいずれも厳しくいつ反動が出てもおかしくない状況。それをものともせずに勝ち切れば上のクラスでも通用する馬と納得するしかないが、それなりに面子は揃ったし、流れもそれなりに厳しくなりそうなので飛びも想定して。

函館1
⑤ナムラローズマリー
デビューから4戦連続2着。いずれも僅差の勝ち馬は全て昇級後に3着以内に好走だから勝ち運がなかったとしかいいようがない。前走時は臨戦過程が悪ければ稽古も平凡で飛びもあり得る中で崩れなかった。今の未勝利では断然。その後無理せずミッキーアイルと相性の良いの当レースに照準。前に行ける馬が好枠も得て今度は勝ち切りまで。

②プレアデスグループ
デビュー戦でベアポルックス、ナムラアトムといった重賞好走馬に次ぐ4着。崩れたのは2戦目のマイルだけで、前走もハイペースを唯一先行して粘って2着。デビュー戦は差す形で最速上がりを使っているし、この枠からインで溜める形ならしっかり脚を使えそう。

③ステイチューンド
ダートの前走は崩れたが、芝の7戦中5戦で3着内残りの2戦も5着と入着は外していない安定株。ダートから芝臨戦もいい。脚質的にこの枠は諸刃の刃となりそうだが、置かれず直線で捌けるようなら上位争い必至。

穴⑧フジゴウキャク
近走は案外な競馬が続いているが、2戦目に2着があるように能力は通用する。何よりこの中間は函館SSに出走するサウザンサニーと再三併せ馬を消化してデキの良さが手に取るように窺える。イスラボニータ×タニノギムレットならむしろ芝向きとも思える配合だし、洋芝替わりで良い面が見られても。

函館6
①ミッションルース
2走前の初ダートでは勝ち馬には離されたものの2着して1番人気の3着馬には3馬身付けた。1番人気に推された前走は4着に後退したが、2走前に1秒近く離された馬に逆に1.2秒も付けられたとあれば、全く能力を出せなかったと見るのが妥当(臨戦過程が良くなかった)。前に行ける脚があるので当コース向きだし、鞍上の藤岡騎手は当コースで横山武史騎手を凌ぐ複勝率37.5%(単回収率144%)。時にレースの場を乱す古川騎手(ジーティースピード)が引いてくれるようなら押し切りも十分。

函館7
⑥フロムナウオン
勝ち味に遅い馬だが、現級8戦のうち6戦で0.3差以内に駆けている。この中には逃げてドゥレッツァの0.2差だった山吹賞や、勝ち馬とタイム差なしの2戦も含まれている。3歳馬の参戦はあるが、本馬も現級突破は目前まで来ているし、開幕馬場に向きそうな先行力も備えている。モーリス×キンカメという配合で洋芝も合いそうだし、このレベルの馬のチャンスをもらった鞍上には思い切った積極騎乗を見せてもらいたい。そうすれば活路を見いだせていい。

①ミラキュラスドラマ
近走は不振だが、現級で3着があるし、昨夏の滞在競馬で連続好走歴もある。先行力を活かすのに絶好枠を引けたし、スタミナを活かせるような積極騎乗ができれば。

函館9
⑫メイクユーマイン
下記2頭も出走もあり、1勝クラスとしてはハイレベルの一戦となってしまったが、本馬も素質は高そうで。兄にアップストロークがいて距離延長がどうかだが、近2走で2400mで好走している馬にそれは杞憂か。逃げ先行馬が少なくすんなり好位を確保できそう。

④ヴィスマール
デビュー戦でダービー4着サンライズアースと0.1差の2着。2戦目は展開のアヤで取りこぼしたが、前走は当然のごとく勝ち上がり。負かしたタマモランプもその後、未勝利を楽勝。ステラヴェローチェの下という良血。ブリックスアンドモルタル産駒の正統派という感じで今後芝の中長距離で楽しみな馬。

⑧モンブランミノル
2走前にショウナンラプンタ(青葉賞2着)、ヴェローチェエラ(京都新聞杯3着)に次ぐ3着(0.1差)。前走はインザモーメントに完敗したが、この馬も重賞レベルの強い馬。新馬戦がダートでパワーとスタミナに富むキズナ産駒で当コースがマッチしそうな馬。近2走の対戦比較からここも当然勝ち負け。

危険人気馬②ノートルプロメス

※上位人気3頭のピックで馬券的妙味はないが、ここを勝った馬が菊花賞のダークホースとなるのでは?と思うくらいに観て楽しみな一戦。


【以下、有料とさせていただきます】

ここから先は

8,141字 / 3画像

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?