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2024.4.6(土)の狙い馬

今週もお疲れ様でした。そしてご訪問ありがとうございます。

今日、競馬新聞と東スポを買ったら、いつもと値段が違うので、レジを打った店員の方に「値段違いますよ」と言い放ったら、東スポが250円に値上げしてた…

80円の値上げだからなかなかのものだけど、内容は充実していたし、今は紙媒体が大変だからね。売れないから値上げという悪循環でギャロップやブックあたりも苦戦しているわけだし。

私は紙媒体を愛する昭和人なので、やっぱり競馬新聞&東スポの組み合わせは必須。参考にするのは陣営のコメントくらいで、それを鵜呑みにして裏目に出ることもあるので、別段新聞を見たからといって大きな恩恵があるというわけでもないのだけど、もう30年以上の日課になっているし、これは紙媒体がある間は続きそう。

4月6日(土)メニュー
中山 5.9.10.11.12
阪神 2.6.8.11.12
福島 10.12
手書きノート

東西重賞は穴馬(各々2頭ずつ)の激走に期待してます。穴馬なので甘い戦いになるとは思っていませんが、個人的には無理筋でないと思っているし、人気馬を本命にする時よりもワクワク感がありますね。桜花賞は堅い決着になると思っているので土曜日くらいは夢を買う感じで。東西とも人気馬が強そうではありますが、何とか一角を崩してくれないものかと期待しています。

3場開催に戻って無料分でもそこそこの頭数を好き勝手に書き連ねているので、良ければそちらだけでも参考にしてください。

【無料分】

中山2
穴⑫マニーブルース
前走は交流でレベルは低かったが、小回り高地で出遅れて流れに乗れず。負け過ぎな印象はあるが能力は全く出せていないので参考外。中央でのD1200では⑤④⑤⑤着とワンパンチ足りないものの崩れていないし、当コースの2~3走前は3着とは0.1差。軽い馬場で前残りになると厳しいが、流れが合えば差し込める脚はある。

穴⑮バッファローライズ
当コースで行き切った2走前は悪くない内容(3着と0.0差の5着)。前走は行けずに揉まれる形で戦意喪失。揉まれ弱く、3走前にも揉まれて最下位を喫しているだけに大外枠は好都合。前走中央で逃げた馬のいない構成なら行き切れる可能性が高いし、行けなかったとしてもこの枠で揉まれない形なら。2走前だけ走れば通用。

中山3
⑥ウェーブロック
前走は恵まれたと陣営は弱気だが、泣きの萩原師の談話だし、ウッドで終い10秒台をマークするなどデキも絶好。前走で内枠も克服しているし、順当に走ってくるのでは。

⑨ローンウルフ
絶好の臨戦だった2走前の暴走でおかしくなってしまったが、おかしくした木幡騎手から森騎手への乗り替わり。ダートに合いそうな馬キャラ、配合になるし、軽いダートならあっさり押し切っても不思議ない。

穴⑦マグナレガリア
初ダートだが芝で切れないレイデオロ産駒なら適性があってもおかしくないし、この中間の稽古の動きが目立っている。オツウ、ラインハーディー、レッドクライムなど上に芝ダート兼用型が多い血統面も後押し。

中山4
⑭ジェットブレイク
近2走は道中追い通しで結果が出ていないが、前走は馬群がばらけてからは末を伸ばして4着。当コースの8枠から押していった3走前には2番手から粘り込んで2着があるし、今回の外枠は合っていそう。内田騎手なら強引にでも位置を取ってきそうだし、先行できれば3走前を再現できる力がある。

穴⑦スラーヴァ
祖母ユキチャンでダート馬としての資質を感じる配合。2走前5着の内容は悪くないし、当時の行きっぷりから1200mにも対応できそう。シャンハイボビー産駒は当コースで複勝率34%。

危険人気馬④メイショウソムリエ
臨戦過程も枠も良かった前走で何とか3着(0.8差)。テンに行けないだけに内枠は不利だし、スパっと切れる脚もない。この馬自身の脚は使っても届かずを想定。

中山8
穴⑨ローレルキャニオン
2番人気に推された前走だが、序盤から消極的な立ち回りで勝負どころでも仕掛け遅れの感じ。内前有利の条件で2番枠を活かせず直線は大外。D1900ḿという条件ではやはり女性騎手は弱い。ダートの新馬を楽勝したくらいでダート適性はあるはずだし、距離適性もある。稽古の動きは1勝クラスなら抜けている感じだし(だからこそ前走も人気)、鞍上強化で改めて。

阪神1
⑯ルージュピルエット
前走は1倍台は明らかに過剰人気(新馬戦では15番人気の馬だけに)。とはいえ全3戦から今の未勝利なら力は上位。今回もそこまで人気は落ちないだろうが、前走ほどに断然ではないだろう。母は牡馬相手の3勝クラスを楽勝し、エルムSでも4着したダートの実力馬。近走のほとんどもダートで活躍しているだけに、血統的には初ダートでもパフォーマンスを上げてきそう。

阪神4
①ヘザルフェン
新馬から③②②着した割にその後がパンチ不足だが、2走前はマイル、前走はスローで流れが向かなかった。今回は頭数増で初出走馬も多いので前走以上に流れる可能性があるし、インでじっくり溜める形も馬騎手ともに合っている。稽古も動いているし、今回の面子ならそろそろ圏内も。

⑨パーソナルリバティ
2ヵ月もの間じっくり乗り込み満を持しての出走。姉にパーソナルハイがいて血統的にも走れていい。

⑯ホットハートビート
この2週は藤岡康太騎手を背に好内容の稽古を消化。稽古だけ動ければいきなりから。

④ヤングスカーレット
兄姉にアドミラブル、エスポワールを持つ良血。この馬になぜサトノアラジン…?という感じもするが、とにかく良血であることは確か。初戦から動ける牝系だし、稽古も悪くないので。

阪神5
⑧ニューデスハイム
2戦目は最悪の臨戦過程で4着に敗れたが、距離を延ばしてすんなり先行できた前走が6馬身差の楽勝。4角先頭で次位より0.9秒速い上がりは断然でダート中距離馬としての資質は高い。前走逃げて大差勝ちを決めたムルソーを追いかける位置がどう出るかだが、深追いせずにタイミングよく追い出せれば。

穴⑦ブエナオンダ
前走は少頭数の芝マイルで切れ負け。叔母ジェムフェザーがディープ産駒ながらダートで2勝しているし、牝系はダート向き。新馬、若駒Sの内容から1勝クラスなら能力上位だし、ダートが合えばあっさりも。

穴①ターコイズフリンジ
1番人気を裏切った前走だが、2ヵ月振りで多少なりとも余裕があったし、キャリア1戦で1番人気も過剰だった。ダートへの参戦は思い切った路線変更だが、ブラックタイド産駒で切れ味がないのでダート自体は合うかも。ダートを試すだけなら地元中山で使えばいいものを、あえて関西に輸送してきたとなるとそれなりに勝負度合いは高いかも。

穴⑥ウィープディライト
新馬時から稽古の動きは目立つ馬。前走が昇級とはいえ案外だが、勝った時も上がり37.0の消耗戦だったので瞬発力勝負は向かないタイプ。そういう意味でダート替わりで良い面が見られても。姉はダートで2勝というキズナ産駒ならダート適性があっても不思議ない。

阪神10
⑤レッドバリエンテ
自身の力は確実に発揮するタイプ。近2走のG2ではまだ足りない感じだったが、チャックネイトやゼッフィーロあたりと差のない走りができるならOPでは上。ディープ産駒でも切れ切れの脚はなく、持続的な脚が持ち味なので、今回の舞台も合っていそう。

福島1
⓾ノーブルブランカ
近2走とも内をロスなく立ち回っているがワンパンチ足りない現状。前走に関しては臨戦過程も良くなかったので仕方ない面もあった。100mでも短縮するのは良さそうだし、ローカルでメンバーも弱化。ヴェラアズールの下で血統的にも未勝利は突破できる。

福島2
穴⑩コスモホライズン
近2走とも出遅れていて当コースではそれだけで致命傷の可能性はあるが、前走は出遅れながらも力んで番手まで上がっていったように前進気勢が強すぎるくらいの馬。このコースは合いそうだし、休み明けでも稽古はいいので、スタートを出るようなら。人気になるようだとあまり買いたくないタイプだが。

穴③レザンクレール
稽古の動きは及第点以上。兄弟5頭のうち2頭が新馬勝ち、他3頭も3着内に好走。初戦から走れる牝系なので。

福島8
穴⓾ヘレンキムゼー
中央復帰の3走前から稽古の動きは目立つ馬。復帰初戦は東京D1600mを先行して8着なら悪くないし、前走の芝は度外視でいい。兄弟のテーオーダヴィンチ、サトノラファールが3勝クラス以上に出世するなど血統的に筋も通っているし、どこかで一発がありそうな馬。中間の稽古の動きもいいし、大きく条件を変えてきたここで一変があっても。

福島9
⑦ヴァンヴィーヴ
前走のあすなろ賞は小倉の1勝クラスにしてはレベルが高く、先着を許したのはいずれも将来的にはOP出世を臨める素質馬(サトノシュトラーセ、ガイアメンテ、オールナット)。本馬はそれらに次ぐ4着だったが、勝ち馬と0.1差、得意とは言えない上がり勝負で中身のある内容。福島の未勝利で5馬身差勝ちを決めたように舞台は合いそうだし、前走だけ走れば勝ち負けも見込める。

⑧キープカルム
2走前にメイショウタバルと0.0差、前走でミスタージーティーと0.1差の力はここでは断然の感がある(それ以前にもシンエンペラー、ジャンタルマンタル、ウォーターリヒトらと僅差)。相手なりに走るタイプで、格が下がっても相手なりの走りになる可能性はあるが(勝ち切れないなど)、一連の走りからもここでは崩れない。荻野極騎手としてはこうしたチャンスを確実にものにしたいところ。

穴②ツルマウカタチ
昇級後は⑥④着だが、6着時は東京マイルの超スローで流れも枠も合わず(それでも3着と0.2差)。4着の前走も少頭数の中山マイルで大きく出遅れた上に完全な前残り。先行決着を唯一差し込んできたのが本馬だったし、負けて強い内容。操縦性に難はないので距離延長にも対応できそうだし、母ハイタッチクイーンは平坦芝1800~2000mをベストとしていた馬。母系のキングヘイロー、オペラハウスから血統面からも延長に不安はない。新馬でミアネーロ(フラワーC1着)の3着、2戦目にスパークリシャール(現2勝)の2着、未勝利戦ではテウメッサ(アネモネS2着)を負かした相手関係から能力的にも見劣りしない。スタートを決めてインでロスなく立ち回れれば。

大穴⑥キャントウェイト
2戦目の芙蓉Sでシリウスコルト(京成杯3着)の2着がある。3走前の若竹賞ではハイペースを先行して4着。ここで先行して崩れなかったアレグロブリランテ(2着)はスプリングSでも2着。本馬は近2走が案外だが、2走前は東京の瞬発力勝負が合わず、前走はスタートで休めを打って先行してしぶとさを生かす形が取れなかった。今回もスタート次第だが、多少無理してでも位置を取れれば粘り込みがあっていい。

福島11
⑨プリンスミノル
昇級初戦で人気になるが、メンバーに恵まれたし、臨戦過程は対抗のペースセッティング以上。OPで自分の競馬ができるかの懸念はあるが、近2走で差しを身に付けた今ならクラスが上がってペースが流れるのも都合良い。

⑧ペースセッティング
前走は連対2頭が4角10番手以降という差しバイアス。4角4番手から3着の本馬は負けて強い内容。OPでは勝ち切れていないものの、能力上位は明らかな戦歴。加えて前走で入着した馬も数えるほどしかいないメンバー構成。先週のCW79.0-62.8-36.1-11.7の勝負追いからも今回は勝ち切りまでありそう。

穴④ナチュラルハイ
昇級戦の前走は壁を感じる8着だが、上位4頭が軒並み差しという後方待機組みに向いた流れ。本馬は4角3番手という正攻法の立ち回りだったので酌量の余地あり。この時、2番手から5着だったテーオードレフォンは次走でハピを破ってOP勝利、同じように先行して本馬と0.1差だったペイシャエスも次走のマーチSで2着と巻き返している。1700mで2勝しているし、脚質に自在性があるのでこの舞台も合っている。クラス2走目の上積みも見込めば、大きく前進があっていい。

穴⑦サンマルレジェンド
前走は4角で寄られる不利があったし(なくても好走圏内にはいなかったろうが)、ペースも後方有利な流れとなっていた。2~3走前はいずれもアイコンテーラーの早めのプレスで厳しくなっているが、展開次第で上位があっていい。今回は1200mを使ったメイショウウズマサがハナを切る可能性があるが、その番手で運べる可能性は高いし、先行脚質のペースセッティングがこの距離なら控える形も示唆しているので流れがハマる可能性はある。大挙出走してきた門司S組のいずれかが絡みそうな気もしているが、そこで最も厳しい形を強いられた本馬に穴の期待。


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