見出し画像

2024.4.13(土)の狙い馬

今週は藤岡康太騎手の残念な報告が入ってきました。

ネットニュースで使われている昨年マイルCS時の笑顔の写真を見ると何とも胸が痛い。先週の競馬の前までは存命だったんですよ。タイムマシンに乗ってあの事故を防ぐことができなかったのか…などとあり得ないことまで考えてしまいます。

一般ファンの私ですらこうなのですから、ジョッキー仲間の衝撃やショックたるや比べ物にならないだろうし、肉親に至っては…残された奥さんと1歳の息子さんのことを考えると本当にきつい。

もちろん康太騎手以外にも地方競馬で亡くなった方、ボクシング界で若くして亡くなった方のニュースも目にしていたし、毎日どこかで誰かが亡くなっているのですが、やはり自身が長らく携わってきた中央競馬での事故による殉職となるとショックは大きいです。

私が競馬を始めた翌年に岡潤一郎という若手のホープが落馬事故により24歳で命を落とすという悲しい出来事があったのですが、それ以来、私の中では競走中の落馬で殉職されたケースは記憶になく、今回もそこまで大事とは思っていなかったのですが、現在のヘルメット等の技術を以てしても、やはり騎手は命懸けなのだ…と改めて痛感し、騎乗に対して好き勝手言っていたことも反省した次第。命と隣り合わせで頑張ってくれるジョッキーあっての競馬なんだよなと。

訃報の翌日には藤岡佑介騎手がコメントを発表してくれたわけですが、本来であれば一般ファンなど計り知れないくらいの、悲しさ、悔しさ、無念さを感じているであろうはずの彼が、気丈にもファン想いの前向きな発信をしてくれたことがまた泣けるというか…そのコメントの裏ではどれだけ泣いたかを想像してしまうと何とも…

ただ、今週も競馬は通常通りに開催され、佑介騎手を筆頭に、悲痛な想いを抱えたジョッキーたちが、気力を振り絞って「康太のために」の想いで頑張ってくれるはずです。

何となく競馬を楽しむという雰囲気ではないけれど、こんな悲しい時だからこそ競馬を盛り立てるという側面もあるのかなと。30年以上、どんな辛いことがあっても、どんだけ体調不良でも、予想すること、競馬に参加することでここまで生きながらえてきた私は当然今週も参戦します。そして、やる以上は勝負を楽しみます。

4月13日(土)メニュー
中山 1.3.5.8.12
阪神 2.6.10.11.12
福島 2.5.9
手書きノート

良ければ参考にしてください。
よろしくお願い致します。

【無料分】

中山10
⑤レッドプロフェシー
前走は7着までが4角8番手以降という極端な差し有利バイアス。本馬は4角6番手だが、これでも先行馬の中では最先着(8着)。2走前も厳しい流れを3着と健闘しているし、現級通用の力もある。4走前の中山戦の内容が良かったし、前走の追走力なら久々の1800mでも対応できそう。関西圏の強敵相手に揉まれてきた経験値がここに活きそう。

④ストライク
2走前にはグランサバナに敗れているが、当時はグランサバナの臨戦が良く、本馬の臨戦過程は良くなかった。臨戦過程の良くない前走を勝ち切ったということで2戦連続、臨戦過程の良くない中で好走していることになる。再びグランサバナとの再戦となるが今回は逆転があっても。現級好走馬も抜けたレベルではないし、本馬の勢いを買いたい。

阪神3
③カズヴィトシャ
前走は内枠で砂を被って戦意喪失(9着)。あそこまで負ければ能力の問題ではないし、ガス抜きできたと良い方に捉えたい。立て直されて稽古の動きも目立っているし、今回も内枠ならスタート次第で積極策も。ルーラーシップ×リンカーンでスタミナは十分なので距離延長も合っていそう。

⑫ミグラテール
前走は臨戦過程が悪く凡走したが、負け方としては良かった。2~3走前からクラス突破の力は示しているし、先行するにしてもうまく脚を溜める立ち回りができれば。

穴⑮ドラゴンキッド

阪神5
⑦エコテーラー
前走は内目から溜めを利かせて好内容の3着。2走前は外目からなし崩しに脚を使って1番人気を裏切っているので、前走のように溜める形が合っていそう。悠長に構えていると先行有利なコースだが、多頭数で最後は地力を問われそう。OP重賞実績のあるキープカルムやウォーターリヒトと僅差で走った能力は一枚上。

⑬チェレスタ
骨折明けだが3週連続好内容の稽古を消化。9か月振りでレース感がどうかも、今の未勝利ならいきなりからがあっても。

⑯コト
前走は出遅れて道中は揉まれる形で進みも悪かったが、最後は最速上がりで伸びていた。血統的に距離延長は歓迎だし、稽古も動いているのでスタートを決めて早めに好位を確保できれば。

福島4
⑮ディヴァイネスト
新馬戦は抜群のスタートから好位に下げて内をロスなく立ち回った割に直線の伸びが案外だったが、マイルの瞬発力勝負は向かない印象。だからこそ今回は2000mに矛先を向けてきたのだろう。それに当時の稽古はそこまで動いておらず、ドゥレッツァの下かつルメール騎乗の過剰人気の感もあった。今回の稽古は前走よりは動けているし、この舞台で改めて期待したい。

⑤エリカエレガンテ

福島6
⑥サトノラクローヌ
先週のウッドで6F82.4-65.4-50.0-35.7-11.0をマーク。格上の素質馬ジェイパームスを問題にしなかったようにかなりの素質を秘めている。今週は佐々木騎手を背に3Fから楽走。もう態勢が整っているからこそ無理しなかったという感じだし、今時期のローカルなら出たとこ勝ちが期待できる。

⑭ツキガキレイデスネ
3走前の当コースでコスモブッドレアの2着。コスモのその後の成績を考えれば本馬も未勝利なら上位を張れるはず。先週初勝利を挙げた石田騎手の思い切りの良い騎乗が見られれば先行粘り込みがあっても。

穴⑨ドゥザキャッチ
2戦とも結果は出ていないが、いずれも3番人気に推されているように稽古は動く。デビュー戦の芝1600mは伸びずバテずの物足りない内容だったが、前走はダートで参考外。OPまで出世した半姉サトノアイも未勝利勝ちは5戦目なので本馬も3戦目でもう少しやれていい。

穴⑫ウインキャロライン
新馬戦は阪神マイルで逃げて3着。0.2差の勝ち馬は白菊賞を連勝。前走は崩れたが、初戦とはペースが大きく違ったし、逃げることもできずに7着まで。初戦だけ走れば上位争いというメンバーだし、逃げもしくは外目から先行できるようなら巻き返し可能。

福島7
⑨ハクサンアイ
3走前の当コースの内容が優秀。前走は明らかに不向きな条件だったので臨戦面の上積みも大きい。

福島8
⑬ジュンツバメガエシ
休み明けでもここでは力が抜けている感じ。調教もさすがという動きでレース感だけだが、そこは友道厩舎の仕上げを信じる。

⑭クロスライセンス
相手の強い時期の3歳初頭の芝では結果が出なかったが、ダートを挟んで再び芝に戻した3走前から③③④着。芝マイルの新馬を勝っているくらいだからこのくらいはやれていいし、前走で先行策が取れたことも〇。福島の芝は2戦とも3着。臨戦過程も悪くないので前進があっていい。

穴⓾レッドアーバイン
2走前は7ヶ月振りの復帰戦で20キロ増。まだ走れる態勢になく10着だったが、ひと叩きされた前走は16キロ体を絞って7着(0.4差)と前進。瞬発力を要する流れは得意でないが、自ら逃げて悪くない内容だった(6着)。このレースの④⑤着馬が次走で連対しているし、本馬も叩き3走目でそろそろがあっても。未勝利勝ち時が差し有利の流れを先行策から持久戦に持ち込んで勝利。今回も強気の立ち回りが奏功していい。

穴⑪ブルーウイン
前走は先行して持ち味を活かせず。控えて連続4着した2~3走前だけ走れればという感じ。5走前の当コースでも堀厩舎の素質馬テイデの2着があってコース相性も良い。

福島10
⑬ニシノライコウ
3歳初頭にエミュー(フラワーC)、ゴールデンハインド(フローラS)、トラベログ(3勝クラス)らと僅差で駆けていて1勝クラスは勝てる馬。近走は2000mで③②着、2200m以上で⑤⑦着。この2戦は臨戦過程も良くなかったが、中距離の方が合っているのでは。今回は相性の良い2000mに戻るし、臨戦過程も良いので巻き返しがありそう。

福島12
①リュクススティール
前走は最内枠で引くに引けずに厳しい流れに巻き込まれて失速。今回も最内枠だが、叩いた上積み、平坦替わりで前走以上の粘りが期待できそう。


【以下、有料とさせていただきます】

ここから先は

10,099字 / 3画像

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?