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2023.1.22(日)のねらい馬

AJCCは自分にとって鬼門のレース。

競馬を初めて間もない頃に好きになったレガシーワールドから勝負をかけた30年前のあの日。大学生でまだお年玉をもらえたので、怖いもの知らずにその大半をつぎ込んだ。

いま振り返ると9頭立て。こんな少頭数で勝負するなんて当時の俺のバカめ。当時は馬連しかなく、レガシーワールドから5~6頭くらいにお年玉7万円ほどを資金分配した記憶がある。

本線はレオダーバンだった。この馬はかつての菊花賞馬。なのに9頭立ての8着って…。ダービー2着、菊花賞1着馬がこんなに弱いなんて…と嘆いた記憶。ビギナーズラックも何もない手痛い洗礼。挙句に純粋に応援していたレガシーワールドも老兵ホワイトストーンに完敗でこの馬との馬連は一銭もないという…トリガミですらない大惨敗。

その数年後、1.5倍のスターマンから8万近くを突っ込んで、これがまさかの5着。3走前には時の最強馬ナリタブライアンに勝った馬が、3歳牝馬限定のクイーンS2着程度の実績しかない牝馬にも負けるなんて…

あの日は「勝負するんだから競馬場にいってリアルで見ないとな!」と勇んで競馬場に出かけていた。当日は冷たい雨。負けた後の雨はより物悲しくて、体を芯から冷やした。大学生時分でも競馬仲間などおらず単身参戦。誰に愚痴るでもなく独りで雨空を仰いだ後、中山競馬場の地下道をとぼとぼと歩いたあの日の辛さは28年経った今も忘れられない。

これだけ打ちのめされても競馬を辞めなかったのが不思議。
今はこんな勝負は滅多にしない。特にどの陣営も本気で挑むことのない厳寒期のAJCCなど勝負レースには向いていない。だから明日はやられても、そう凹まない程度の参加料。

本命馬は登録馬を見た瞬間にパッと決まった。臨戦過程が一番良かったから。このパターンなら負けても悔いはない。この馬とガイアフォースの2軸かなと考えている。

1月22日(日)メニュー
中山 5.8.9.10.11.12
中京 9.10.11.12
小倉 2.6.8.9.12
手書きノート

土曜日はnoteで挙げた狙い馬はそれなりに来たけど、勝負レースに限って不発だったり買い方を失敗したり、危険視した人気馬にも走られたりと、レースごとに悲喜こもごも。ずっと「喜」びの方がいいけど、「悲」しみがあるからこそ当たった時の「喜」びが大きい。そう思ってズバッとハマるのを待つとしよう。

気のないレースはよく当たるので全レース均等買いすればいいんじゃ?と思ったりもするけど、やっぱり狙いすましたレースでズバッと行きたいからね。明日も狙ったレースに資金を集中させて他は遊びのスタイルで。

ごたごたと前置きが長くなってしまった。日曜日も良かったら参考にしてください。

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