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2024.7.6(土)の狙い馬

今週もご訪問いただきありがとうございます。

今日は灼熱という感じの気候でしたね。まだ7月も始まったばかりなのに最高気温37度とは先が思いやられますな。歩いているだけでも熱中症になりそうな状況なのに、全力で追って走る競馬は考えただけでも過酷…
人間はもとより馬ですよね。北海道産の馬にとって、函館ならまだしも、福島や小倉での競馬は何とも厳しい。

たまに理解不能な凡走(スタート後から全く走る気を見せずなど)があって、なんでこんな状態で出走させたんだ!?と憤ってしまうことがあるんですが、生き物だし、こんな過酷な時期ならよりそういうこともあり得るよな、という余裕を持って明日は観戦しようと思います。

なんてことを言いながら、こちらも大切なお金を賭けているので、その時になると熱くなってしまうと思いますが、そんな時はここで発した自身の発言を思い出すようにします。

7月6日(土)メニュー
福島 4.8.9
小倉 6.9.12
函館 3.6.11.12
手書きノート

※手書きノートで序列を入れ替える可能性があります。

それでは今週も良かったら参考にしてください。

【無料分】

福島1
②ホウオウブースター
前走はスローで逃げながら4着と物足りない内容だが、スロー過ぎてかえって切れ負けした格好。母は1200m重賞で活躍したエピセアロームの全妹。本馬自身410キロ台の小柄な馬なので、平坦1200mでパフォーマンスを上げてきそう。

福島2
⑧ドゥカート
新馬時には即勝ちレベルの稽古の動き。出遅れて結果は出なかったが、重賞勝馬の仔で素質はありそう。叩いて前進が見込めるし、まともなら勝ち負けまで。

福島7
⑫バリプラージュ
前走は3着だが4着以下には8馬身。勝ったダイゴバイラリンもかなりの力量馬だし、2着馬も次走で勝利。長休明けの反動だけが懸念材料だが、まともならここは勝ち負け。ここで凡走したとしても確実に次走も買える。アンクルモー×バーナーディニというスピード豊かなアメリカン血統だけに本来は1400mくらいで見たかったが。

③トクシージェネラル
ハイペースで逃げた2走前はともかく、好位から完璧に立ち回った前走もギリ2着。手応えほど伸び切れない内容から距離短縮でパフォーマンスを上げる可能性は十分。

穴⑪ナムラバンチー
距離を短縮した近2走で36秒台の最速上がりを使っているように、このタイミングで距離延長がどうかだが、もともと1900mで3着したくらいだし、距離自体には不安はない。今回推したいのは坂路の動きの良さ。状態の良さが実戦に活きてくれば。

福島10
⑥ホウオウサンデー
4走前を鼻差で取りこぼしたことで、その後は使い詰めでジリ貧となってしまった。それでも3走前にはコスモフリーゲンあたりと僅差で走れているし、現級なら能力上位。後方からの立ち回りとなるが、この頭数なら。
穴⑤アルファウェーブ
前走は5F58.4での逃げ。負荷が強すぎたが、こんな競馬ができたのは収穫だし、福島でこの先行力が活きてくる。今回は逃げるにしても溜め逃げが打てれば。

福島11
穴⑮サイモンザナドゥ
前走は同週に地元の1800mがあったのに東京2100mに出走。当時の見解で地元に使えばいいのにと記したが、陣営があえて東上してくるのなら脈ありなのかもと穴で注目した。ところが終いだけは確実に脚を使う本馬が、終いパッタリという感じで懸念の通り距離が長かった模様。前走は勿体ない使い方と思ったが、今回は臨戦面での上積みが大きい。2勝クラスを6馬身差で圧勝した時の2~4着馬も2勝Cを勝ち、4着馬は3勝Cでも3着。5着馬も米国のG2で2着するなどレベルも高かった。今回は直線の短いコースだが、ペースが流れる分、本馬にとっては乗りやすいのでは。

穴⑧アイファーテイオー
オシェア騎乗の前走は全く持ち味を活かせない先行策。距離のマイルも忙しかったし、先行したことで余計に苦しくなった。小倉で追い込み勝ちがあるように小回りでも溜めてこそという馬。小回りだからこそ流れる可能性も高く、乗り慣れた藤懸騎手に戻って流れがハマれば。

福島12
③ガラスノブルース
臨戦過程が良く稽古も優秀。

⑥ベルウッドワン
ダートで初めて3着を外した前走だが、昇級戦で厳しい流れでも大きくは崩れなかった。稽古はいいし、ここ目標に上々の仕上げ。1150mに対応できるスピードもある。

⑧ソニックロプロス
稽古は地味だが臨戦過程は○

②イーサンパンサー
前走は使い込んだ上での昇級戦。未勝利勝ちの内容から現級通用の力はある。リフレッシュして。

⑭マケズギライ
自身の力は確実に発揮する。差し脚があるので前に破綻があれば食い込みも。

小倉7
⑩ケンジョー
中内田厩舎所属馬にしては稽古でそこまで動かず、この中間も一杯の追い切り主体で万全の態勢とも思えないが、2戦目に勝ち馬とタイム差なしの2着があり(3着以下には4馬身。その3着馬は既に未勝利突破)、今の未勝利なら能力上位。前走は4着だが臨戦過程が良くなかったし、②③着馬未勝利ではほぼ崩れていない力量馬。馬体重に大きな増減がないようなら今回は巻き返しそう。

⑫リトルハピ
ハピの全弟で、1週前追い切りでその兄に先着。能力がありそうだし、新馬の稽古で坂井騎手が跨るのも陣営の気概を感じる。

⑯ホットエンペラー
初ダートの前走は4着だが、長く良い脚を使って3着(2番人気馬)とタイム差なし。新馬戦で2着するぐらいだから能力はあるし、小回り小倉で流れるようなら捲りが決まっても。

穴⑧メイショウアラセツ
前走は100m延長だったにせよそれまでとは一転して先行策を取り4角先頭の強気の立ち回り。結果的に差し有利の流れとなり7着だったが、競馬の内容としては進境が見られた。ブリンカーを装着して前向きさが出てきた今なら小回り小倉も問題なさそう。臨戦的にも面白い。

危険人気馬③マテンロウタイム
出遅れ癖があるし、前走内容を見るとコーナー4つの今回のコースは乗り難しさが伴う。

小倉8
④フラッシングレート
3走前は休み明けで出遅れて4角13番手から5着。叩き2戦目の前走は勝ち馬とタイム差なしの2着。前走は最悪の臨戦過程で後退したが、現級なら能力上位。当コースは③①⑤②着で5着時(3走前)も3着と0.1差。2ヵ月以上空けてここ照準に定めてきたことは中間の稽古の動きからも明白。今週は鞍上の吉村騎手を背に坂路で51.6-24.8-12.2をマーク。3歳馬の参戦もあってレベルは上がるが、スタートを決めれば今回も崩れない。

⑨ニシノコマチムスメ
新馬戦でヴィントシュティレ(オークス出走)、サフィラ(アルテミスS2着)を封じて勝利。昇級後の2戦はリステッド以上で家賃が高かったtが、自己条件の前走で4着。スローで逃げながら完敗だったので物足りなさはあるが、エルフィンSでも最速上がり(ライトバック以上)を使うような馬だけに重馬場も影響したのでは。新馬戦以降、稽古であまり動けなかったが、この中間は新馬戦の時同様に良い動き。キャリアが浅く伸びしろがありそうだし、今の状態で自己条件なら通用しそう。

⑪ハミング
2走前は一気の距離短縮で出遅れもあって流れ乗れなかったが、距離を延ばした前走は好位から立ち回って完勝。ペースを考えても強い内容だったし、キセキの下という良血ぶりを見せつけた。上がりを要する消耗戦に強そうなタイプなので、ペースが流れる小回り小倉は合いそうだし、稽古の動きから1勝クラスが壁になる馬とも思えない。

⑩ザパリスマッチ
牡馬混合の芝2000mで完勝。昇級戦はスタート後の行き脚が付かずブービー負けだが、ここまで負ければ状態面にも問題があったのでは(初戦よりもスローなのにあそこまで追走できないのはおかしい)。前走は本来の先行策を取って切れ負けしたが、クラス通用の目途は立てた。当条件なら先行力が活きてきそうだし、1週前に松山騎手を背にした稽古の動き(CW80.2-65.7-37.0-11.4)も上々。

穴⑬オオナミコナミ
新馬戦でミスエスペランサとタイム差なしの2着。同馬は2戦目も勝ち2勝クラスでも2着の力量馬。臨戦過程の良くなかった2戦目も着差以上の完勝で今回と同コース。前走の忘れな草賞は家賃が高く最下位だが、無謀な先行争いに巻き込まれてのもの。良い経験にはなったろうし、自己条件なら能力上位のはず。稽古は目立たないが、新馬時からこんなもの。前走の大敗で人気の盲点となりそうだし、狙い頃。

穴②ダイシンビヨンド
未勝利戦を5馬身差で勝ち、現級でも勝ち馬とタイム差なしの2着2回。その時の勝ち馬はいずれも現在3勝クラスまで出世。好凡走の波は大きいが、能力の最大値は3歳馬が参入したここでも上位。今年に入ってからの4戦は③②⑫④着で、12着時は臨戦過程が最悪だった。前走は3着から5馬身も離されての4着で物足りないが、少頭数のスローで切れ負けの形。キズナ×ブライアンズタイムで上がりには限界があるので、小回りの頭数増でペースが流れそうなのは歓迎。気性を考慮してだろうが、稽古が軽すぎてヒモにとどめたが、まともなら上位争い可能な馬。

穴⑯スウィートスカー
当コースは【1-4-0-1】。前走のダートは参考外でいいし、全く合わない条件からベスト条件に替わる今回は臨戦面の上積みが大きい。それでも地力の面で見劣るが、控える形で無欲の差しがハマるようなら。3連系ならヒモには押さえても。

※かなりの混戦で絞り切れないので、無理して手を出さなくてもいいと思うくらいですが、予想は面白いのでつい…

小倉10
①メリオーレム
適性の合わない東京芝2000mでダノンエアズロックと僅差で走れる力はここでは抜けている。菊花賞を睨む大事な一戦だけにまず勝ち負け。

④グランアルティスタ
3レースに登録しながらあえて格上げ挑戦でここを選択。距離が魅力だし、前走でダートを使った臨戦もいい。稽古も抜群だし、3歳以外は勝ち味に遅い面々なら。

小倉11
穴⑫クロデメニル
稽古優秀。現級でも3着があるし、外からスムーズなら。馬体は絞れて。

穴⑥メイショウフジタカ
本馬も稽古の動きだけは優秀。現級クビ差2着もあるし、ペースが流れてハマれば。

函館2
②ノブノリッキー
前走は出遅れが全て。2着続きでいつ崩れてもおかしくない状況だったので、むしろ良いガス抜きになった。横山武騎手を鞍上にすえて今回は勝ち切りまで。

⑫タイセイフォルテ
函館入り後の調整がかなり入念。初の1000mだが、ここを照準にしてきた感じだし、陣営のいう通り、短い距離で集中を切らさず走れれば本来の能力を発揮できても。

⑧モズマサニャン
前走はハイペースを先行して崩れたがスピード性能は示した。未勝利なら能力上位だが、芝では甘さがあるので、ダート替わりが奏功しても。

函館8
⑧ケイエイト
前走はハイペースを4角先頭で2着と0.2差。先着を許したのは上位3番人気の実力馬だったし、8頭立てでも差しに向いた中で負けて強い内容。詰めは甘いが、ひと溜め利けば圏内まで。

⑥ヤマニンクイッカー
前走は多頭数で砂を被る内枠が災いしたので頭数減は歓迎。安定感のある馬だし、22キロ増が絞れてくれば今回も崩れない。

穴①ワイドブリザード
未勝利勝ちの内容が優秀でいつかどこかで激走があると見ている馬。最内に入ったことで逃げ一択となりそうだが、勝った時も暴走気味に逃げながらの押し切りだったのでその方が合っている。

函館9
⑦ミッキーラッキー
デビューからの2戦が芝2000mで②①着。前走はまさかのD1600だったが、強敵相手に3着と崩れなかった。現級でも能力上位は明白だし、再び芝2000mに戻す臨戦も悪くない。1週前にチャックネイトと併せて好時計をマーク。入念に乗り込まれて仕上げに不足なし。

⑪ナイトスラッガー
重賞の2戦は崩れているが、前走は逃げたメイショウタバルを追い掛ける2番手から苦しい立ち回り。馬場の巧拙も問われたし、能力以上に馬場適性も問われた一戦。未勝利の勝ちっぷりが素晴らしく、1勝クラスなら通過点の好素材。誰もがそれは分かっているから人気は必至だろうが、ここは通過点にしてもらいたい。2週前にナナオと併せて併入(CW終い11.0)、先週のCWの動きも抜群で今週は鮫島騎手を背にサラッと。本数が少なくここでメイチでないことは明らかだが、この動きならいきなり動けそう。

⑩ヴェルテンベルク
臨戦過程の良くなかった前走でも4角ブービー位置から外目を回して見せ場十分(3着と首差4着)。2走前からも上がりを程よく要する洋芝が合っているし、1800mよりも差し脚が活かせる2000mに戻るのはプラス。伸び悩んでいるが、もとは2年前の京都2歳Sで不利を受けながら3着の実力馬。2戦連続上がり1位を使って復調しているし、1勝クラスなら今回も勝ち負け。

穴⑥ブラックヴァール
昨夏の札幌で好成績を上げた馬。現級でも3着内が4度と上位の力がある。上がりの速い東京替わりで条件暗転と思えた前走3着は評価できる(先着を許したのも3歳牡馬2頭)。相性の良い洋芝に替わり、牝馬同士であれば前走以上に走れていい。

函館10
⑨イグニション
前走は1番人気の逃げ馬が8着に沈む流れの番手追走から5着(勝ち馬と0.2差)。差し断然有利の状況下だった3走前の小倉芝1200mでハイペースで逃げて押し切ったのはダテではなかった。昇級戦の2走前も極端な大外枠から自身の形(逃げ番手)が取れない中でも3着と0.2差。この2戦ともトーセンサンダーに負けているが、いずれも0.1差。トーセンを評価するのは当然だが、同時に本馬も評価する必要がある。

穴⑥スクルプトーリス
穴②ロゼクラン

危険人気馬①ポエットリー
前走は着差以上の強さだったが臨戦過程の良さを活かした側面もあった。今回は臨戦面での上積みがないし、出の悪い馬で後方からの立ち回りになるようだとクラスも上がって甘くはない可能性も。先々は楽しみな馬だが、1番人気で全幅の信頼に足る馬ではないとみる。


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