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2024.4.20(土)の狙い馬

相性の良かった中山開催(D1200m)が終わってしまって残念ですが、この新緑の時期の東京開催はやっぱりテンションが上がります。
とはいえ開幕初日は様子見といきたいところですが、予想好きの性で例によて多くのレースを予想してしまいました(これでも最初に良い狙い馬がいないと思ったレースは一切見ないようにしているのですが…)

こう言っては何ですが、全てを当てることは現実的に無理ですし、のべつまくなしに手を出していたらあっという間に予算オーバーになってしまうので、ご利用は計画的にではないですけれど、皆さんが購入するレースの参考にしていただけたらと思います。

東京メーンのオアシスSは堅くて面白みもないので無料に挙げておきました。無料分だけでもぜひ。

4月20日(土)メニュー
東京 1.4.5.6.710.12
京都 3.7.11.12
福島 2.8.11
手書きノート

それでは今週も良かったら宜しくお願い致します。

【無料分】

東京2
⑫ネオエトワール
近2走は中山D1800mで2走前はいずれも勝負どころから手応えが甘くなって直線も伸び切れず。2走前は展開が向かず、前走は最終追い切りがウッド6F90.9ではデキに疑問という感じではあったが、デビュー戦の東京D1600mでは締まったペースを先行策から粘り込んでいたし(3着)、距離には限界がありそう。初戦のタイムは優秀で未勝利なら勝ち負けできると思うし、これまでウッドで6F90秒以上が常という馬が今週は83.2と攻めてきた。条件替わりでの一変が見込めるし、調教過程からも勝負度合いを感じる。

⑧エイブラムス
前走は臨戦過程が悪く流れもきつかった。ただ、前走の前進気勢なら100mの短縮もプラスと思えるし、坂井騎手なら先行策から持たせる可能性も十分。

東京8
④エリーズダイヤ
前走が2度目の1勝クラス勝ち。一度勝った条件にしては少し時間を要したが、未勝利の身で1勝クラスを勝ったように相手なりに走れるタイプ。前走が辛勝での昇級戦にはなるが、牝馬限定の1400mならここも相手なりに駆けてきそう。芝ダートは問わないし、脚質も自在。坂井騎手なら積極策を取りそうだが、開幕馬場ではそれもプラス。

⑦ビーナスローズ
前走、3走前に続いて2勝クラスへの格上げ挑戦。2戦は④⑨着と結果が出ていないだけに無理せず自己条件を使えばいいのにとも思うが、単騎で逃げた4走前にバースクライ(重賞3着)の3着があって、クラスよりもいかに自身の競馬がしやすいかでレースを選んでいる節も。今回の相手なら確実にハナを切れそうだし、開幕馬場の少頭数で展開利が大きそう。

⓾ミスヨコハマ
現級の左回りの芝1400mで3着2回。近走は案外だが、すんなり先行できた時はしぶとさを発揮する。前走で1200mの忙しい流れを経験したことも今回に活きる可能性があるし、前走も3着とは0.1差で復調気配も感じられる。ハナはビーナスローズだろうが、その後についていく形で流れに乗れれば。

東京11
⑥オメガギネス
前走のフェブラリーSはあまり良い臨戦とは言えなかったし、スタート後に多少の不利も。初のG1で内で揉まれる形も厳しかったし、そもそも流れも向かなかった。ここまで負ければ能力は出せておらず疲労面の心配がないのは体質に弱点を抱える本馬にとっては幸い。2走前の東海Sでは流れが向いた形だが、掛かり気味に先行しながら粘り込んでの2着は能力の証明だし、ここで負かしたペプチドナイル、ミッキーヌチバナが後に重賞を勝っているのだから評価は必要。軽い馬場の時計勝負向きの馬だが、良馬場であってもここは賞金加算のための一戦。大和田厩舎が今年ダートで1勝という厩舎力の面で1番人気なら本命までは微妙な感もするが、何にせよ高評価は必要。

穴④ケイアイシェルビー
前走は序盤から行く気を見せたが、テンに速い馬がいて行けず、内目を走る羽目に。砂を被る位置で気をつかう面があったろうし、早々に手応えが悪くなった割にはそこまでバテていなかったので、得意条件に変わる今回は前進があっていい。当コースでは4走前のグリーンCCで5着、3走前の武蔵野Sで4着。グリーンCCではオメガギネス、ぺリエールらに完敗しているが、不良馬場で芝並の上がりだったし、本馬には厳しい条件。評価すべきは武蔵野Sでドライスタウト、タガノビューティー、レッドルゼルといった一線級に次ぐ4着。先行馬総崩れのハイペースを番手追走から流れの向いたレッドルゼルとクビ差だから大健闘。前走をひと叩きした上積みもあるだろうし、この舞台なら少々速いペースでも容易にはバテない。

⑪デシエルト
前走は1番人気で5着だが、1年以上振りを中途半端に好走(4着)した後の一戦で、行きっぷりが本物ではなかったし、多少の反動は出ていた感じ。それでも自分のスタイルではない中でも崩れなかったし、収穫はあった一戦かと。この2戦は坂路オンリー調整だったが、この中間はCWの追い切りも織り交ぜて体質面に不安が出ていないのはいいし、復帰3戦目でそろそろ走り頃。3走前にギルデッドミラーを封じた舞台で復活走に期待。2走連続1400mを使った点はネックとはなる。

穴⑭サンマルレジェンド
前走は良い感じに3番手を追走し、直線ここからというところで内から寄られバランスを崩す不利。加速するところでの不利は大きかったし、短い福島の直線では挽回も利かず。これで3着と0.1差だから惜しい内容だったし、この不完全燃焼を受けての中1週参戦だろう。すんなり先行できればOPでも通用していい。

穴②エルバリオ
前走は3着と0.2差。重賞のプロキオンSでも3着とタイム差なしの4着があってOP通用の目途は立っている。ひと頃リズムを崩していたが、前走で復調気配が感じられたし、鞍上はマイルの方が合うとコメントしていた。3勝クラスを東京で勝った時が最内枠で内から差す根性もある。インで脚を溜めて終いを活かせれば。

大穴⑧ビヨンドザファザー
近走はさっぱりだが、OPでもキングズソードの0.2差3着があり、ハマれば通用の力はある。極端な脚質でOPでは前も止まらないが、本馬にとっては相性の良い舞台になるし、臨戦過程も良いので押さえても。

※⑬ペリエール、⑯ユティタムについて
いずれもそれなりに人気はするだろうが、ペリエールは近3走で人気に見合うほどの走りができていないのに斤量増(58キロ)、ユティタムは稽古だけなら重賞級だが、ひと叩きされた前走で条件上がりレベルの牝馬2頭に完敗だった点がどうか。いずれもOP勝ちのある相性の良い舞台だけにここで復活しても何らおかしくはないが、人気とのバランスを考えて若干評価を下げた形。

京都5
④ジーサイクロン
一戦ごとの良化が顕著。人気のリューデスハイムの未勝利勝ち時と同レベルの優秀な内容だったし、本馬も昇級即通用レベル。稽古の時計は地味だが、中2週ながらノーブルロジャーやブローザホーンといったOP馬と併せて長めからしっかり時計を出しているのも好感。

⑨ポッドロゴ
まだ緩さの残った休養前でもダートのパフォーマンスはなかなかのもの。3走前が3か月振りで勝っているし、稽古の動きも悪くないので充電効果があれば一押しがあっても。

⑦オーシンハーフ
前走は砂を被って能力の半分も発揮できず。すんなり先行した2走前は時計も優秀だし、今回もこの枠からすんなり先行できれば粘り込みがあっても。

京都2
②シェアホルダーズ
前走は臨戦過程が良くなかったが能力で3着を死守。速い流れを勝ちに行っての敗戦なら致し方ない。もう王手の状況だし、デビュー戦で完敗して手綱を離れていた川田騎手への再依頼なら今度は勝ち負けになるデキのはず。


京都6
③ナヴォーナ
新馬直後にアーリントンC、NHKマイルCと連戦し、陣営の期待の高さを窺わせた馬だが、今のところ新馬内容が白眉で近2走は物足りない。ただ、素質があるのは間違いないし、個人的にはいずれはOP出世までの期待を駆けている馬。前走後にきっぱり休ませた判断が良い方に出ていいし、新馬を快勝したぐらいだから休み明けも苦にしないはず。人気先行タイプで妙味は薄いが、このメンツならあっさり突き抜けても。ただ、人気で妙味は薄い。

⑦トンジンチ
芝1800mのデビュー戦は流れが向いたにせよ4馬身差の強い内容。前走でダートを使ったことで臨戦過程も上昇。福永厩舎への転厩で再生を図り、川田騎手なら勝負度合いも高そう。

⑥アレンテージョ
前走は案外だったが、3~4走前の内容から現級上位は明白。2走前は臨戦過程が悪かったし、叩いた上積みがあれば大きく前進していい。

福島7
穴①ヤルダバオト
前走はレベルの高い阪神に遠征して4着。先着を許したのは1~3番人気の馬たちで、本馬は単46倍だったので大健闘。2走前は流れが不向きだっただけで、それ以前の走りから未勝利なら流れ次第で通用していい。微妙な枠に入ってしまったが、臨戦過程はいいし、内目からでもじんわり進出していけるような流れになれば。スクリーンヒーロー産駒は当コースの複勝率41.7%。勝率でも25%だから相当に相性は良い。

⑨マイネルモメンタム
未勝利では抜けた力を持っているし、福島変わりも問題ない。鞍上も横山武騎手なら死角はほぼなさそうだが、臨戦過程だけは良いとは言えない。臨戦過程の良くなかった3走前が1番人気6着。この時は不良馬場の影響という面も大きかったが、今回も脚元をすくわれるケースがあることは想定。

福島9
④アンタノバラード
陣営によると前走はフケの影響で全く能力を発揮できなかったとのこと。そんな時に勝負してしまった我が身を呪いたくなるが、こればっかりは致し方ない。前走時の臨戦過程が良かっただけに今回は臨戦面での後押しはないが、3走前の芝1200mでは2勝クラスでも4着している馬。フケも収まったということだし、陣営が怒りの連闘ならこちらももう一回乗ってみる手も。当コースでの菅原騎手も心強い。


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