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2024.4.27(土)の狙い馬

テーオーロイヤルほど天皇賞に似合う名前もないよなぁと思う今日この頃です。『帝王』+『王室』と天皇に連想させる同義語をふたつ並べた馬名ですからね。風水的にはばっちりです(?)

この馬の母はメイショウハリオと本馬を輩出したのだから何とも立派。メイショウハリオ以外の兄弟は全てメイショウの松本氏が所有しているのに、この馬だけがテーオーの小笹氏が所有というのも不思議ですが、何にせよこの馬が天皇賞を勝てばまさに名は体を表すですな。
ブログの評価では1着は厳しいのでは?といったようなことを記しましたが、今は頭まで獲っちゃうかも…?と思い始めてもいます。

その前に土曜日は青葉賞とユニコーンS
どちらも世代限定戦で別々の路線から参戦してきた馬が多いので難しいことこの上ない。特にユニコーンSは東京マイルの時は好きな条件でしたが、京都1900mという中途半端なコースに変わった上に過去の傾向もないので今年は無理して買う必要のないレースと認定しました。

4月27日(土)メニュー
東京 4.5.7.8.11
京都 4.5.10

新潟競馬場は個人的に一番嫌いな(苦手意識のある)競馬場なので、土曜日はまず傾向を掴むために見るレースが多くなると思いますが、しっかり見るためにもいくつか予想したので無料の方に挙げておきます。

結果の保証はできませんが、少しでもお役に立てればと私なりに頑張りましたので、今週も良ければ参考にしてください。


【無料分】

東京1
⑥アピーリングルック

⑤エクサビット
デビュー戦、2戦目ともにスローの前残りで最速上がりを使う負けて強い内容。前走は臨戦過程、枠(中山マイルの大外)ともに良くなかったし、この時も3着までが行った行ったの前残り。この馬自身は脚を使っても届かない現状からダート替わりは面白い。母ビットレートはダート出走経験はないが、距離は1400mがベストだったので、この距離も魅力。

穴⑪ベルブリエ
臨戦過程の良かった前走で5着だが、中山D1200mの最内枠で大きく出遅れ。出た瞬間に終戦と分かるレベルの出遅れから、直線は大外からこの馬なりに伸びていた。出遅れがデフォルトになっているので東京替わりは良さそうだし、今週の稽古でウッドの自己最速をマークしたようにデキも今までで一番の感。

東京2
⑭ジェンマ
⑨ライクファーザー
大穴⑫ジョイレンジャー
1週前の稽古では体重の軽い騎手騎乗といえ、3勝クラスのモカフラワーにウッドで先着。今週も坂路で53.5-24.8-12.2と動いており、稽古だけならもう少しやれそうな印象。条件替わりは好転と思えるだけに大穴レベルなら押さえても。

東京3
穴⑤シグムンド
今週のウッドで80.6-65.8-37.6-11.5をマークして併せた2頭に大きく先着。実戦ではまだ目途が立ったとは言えないが、これまでウッドの最速が83.4だった馬が大きく上昇気配を漂わせている。2戦目に当コースで5着したが、当時の稽古が目立たない時点であの内容なら、これだけ動けている今の状態なら前進があっても。

東京10
◎⑤ダノンザタイガー
能力は重賞級だが、気性面の難しさがあって、デビュー当初に騎乗していた川田騎手ですら、後方から立ち回る繊細な騎乗を心掛けていた。それだけに強引な立ち回りとなってしまった2走前は参考外で良く、前走が本来の姿。前走は内前有利のスローの中で、馬群に揉まれる苦しい立ち回りから2着に迫る強い内容。稽古から終いの切れを増している感じだし、まともなら勝負圏内の走りを見せるはず。

○⓾エイカイマッケンロ
現級11戦目にしてようやく勝ち上がったが、2着の勝ち馬はアーティット、シルブロン、シュトルーべ、ワープスピードなど現OP馬多数。勝ち味に遅いだけで能力は3勝クラスでも通用するし、過去の昇級戦がいずれも2着と相手なりに走れるタイプ。2走前にドクタードリトルに完敗しているが、本馬自身も限界に近い上がりは使っており、ペースが遅くて決め手の差が出た感じ。今回もドクタードリトルは強敵だが、臨戦過程は本馬の方が上だし、流れ次第で逆転可能。
※内なら本命だったが、この枠だと決め手で見劣る可能性も

▲⑥ドクタードリトル
2走前こそ臨戦過程が悪く大敗したが、前走ですぐさま軌道修正。2勝クラスで敗れたアイスグリーンやグランヴィノスも3勝クラスで連対しているし、本馬も現級が壁になる馬ではなさそう。前走が東京芝2000mのお手本のような騎乗(道中インを立ち回って直線もイン突き)だったので、あそこまでうまく運べる保証もないということで▲評価の3番手としたが、モレイラ騎手なら難なく同様の競馬をしてくるかも。

穴⑧マイネルケレリウス
現級では壁に当たっているが、昨秋には陣営が菊花賞出走を目論んでいたほどの馬。2走前は東京芝2000mの大外枠+切れ負け。前走はすんなり2番手を追走したが、直線入り口で早々に交わされる苦しい立ち回り。このレースも切れ負けの印象はあったが、先行したことも馬キャラに合っていなかった感じ。3走前が直線抜け出すのに苦労しながら圧倒的な切れ味で突き抜けたように溜めた方が持ち味が活きそう。内目をロスなく立ち回り、脚を溜めるような競馬ができれば通用しても。

大穴⑫ウインスノーライト
3走前が出遅れて途中から捲って3角先頭、そのまま押し切り。削りな勝ちっぷりだったが、能力なくしてこの競馬では勝てない。現級の2戦は12着だが、2走前は明らかに過剰人気(1番人気)だったし、暴走気味の先行策で自滅。前走は不可解な最下位だが、ここまで負ければ能力以前の問題。その前2走がいずれも負荷の大きなレース振りだったので、その反動が出たとみている。ひと息入れてやや急仕上げの感じはあるが、地力は現級でも通用すると見ているし、今回はハナを切っての展開利も見込める(逃げ馬皆無で本馬の逃げ想定)。

東京12
④ネッケツシャチョウ
昇級戦の前走は臨戦過程が良かったにせよ2着と0.2差の4着。3着馬がUAEダービー3着などレベルの高い一戦だったし、末脚自慢の1番人気シンヨモギネス(臨戦過程は最悪だったが)あたりが不発に終わる中で後方から良い脚を使っていた。不器用なタイプだけに東京替わりは合いそうだし、折り合い難もないので距離延長にも対応できそう。クラス2走目の上積みを見込み。

⑦アトラクティーボ
前走は4着だが、ハイペースを早めに勝ちにいく強い内容。もうひと呼吸仕掛けを待てば3着内もとも思わされる内容だった。先行有利の条件になるし、メンバー的にも展開利が見込めそう。中間の動きは前走時に比べて明らかに上昇。

京都6
穴⑨ローレルキャニオン
新馬戦がダートで楽勝なのでダートに戻した近2走は面白いと思ったがいずれも不発。スムーズさを欠いた2走前はともかく、前走も速い流れに翻弄される形で終いに脚を使えず。芝の3~4走前はペースに反する位置取りで力を発揮できていない感じだし、近4走は全く能力を出せていない印象。5走前には半年振りながら3着に好走しているし、現級でもやれる力はある。3走前の当コースで大敗しているが、距離はこのぐらいが良さそうなので、ある程度の位置から運べるようなら。

京都12
⑬トモジャケーヤ
1番人気で14着に敗れた前走だが、4走前も1番人気で7着に敗れており、共通点は休み明け。未勝利時はタフなローテを使いつつ力を付けて行った馬だけに、使っていった方が良さそう。2走前にはペプチドタイガー、フェルヴェンテというクラス最上位クラスの馬たち(既に3勝クラス入り)に次ぐ3着で、4着ディアサクセサー(本馬も現級上位)には先着。稽古は地味だが実戦を使った効果はあるはずだし、メンバー的にも巻き返し必至。

⑪エムズマインド
外枠なら現級でも通用することを証明した前走。3走前の当コースの内容が良かったし、今回も外枠を引けた。出遅れは当たり前の状況だが、それでも終いは確実に伸びてくるし、ヒモ馬としては欠かせない。

穴⓾ヤマニンルリュール
4走前に初ダートでいきなり3着。1着ヘンリー、2着エンペラーワケア(根岸S1着)だから、この一戦は評価できる。3走前は4着だが、3着馬とはクビ差で、勝ち馬とも0.2差。近2走が案外すぎる内容だが、3~4走前だけ走れば通用するはずだし、目ぼしい馬のいない今回のメンバーなら巻き返しがあっても。

穴⑦ケイアイオメガ
人気に推された2走前は仕上げが甘く距離も忙しい。前走は久々のダートで8着だが、スッと先行してダートの走り自体は悪くなかった。経験馬相手のD1400mを勝ったくらいで条件は合っているはずだし、叩きつつの良化を見込めば休み明け3戦目で更に前進してきそう。

新潟2
⑧ロールオブアームズ
稽古は未勝利突破レベル。血統的に人気先行型だし、初ダートのリスクもあるが、稽古通りなら。

新潟3
⑫モーニントライン
今週のウッドは全体時計は遅いものの終いは11.0で2勝クラスの馬に余裕の先着。前走(2着)で本馬の後塵を拝した4着馬が既に未勝利を勝ち上がっているし、本馬も順番待ち。この中間のデキなら勝ち負けになりそう。

新潟8
①ハリケーンリッジ
近2走は伸び悩んでいるが、デビュー当初から昨年10月まではそれなりの強豪を相手に僅差で走っていた。前走にしても上がり33.4は使っているし、鞍上が歩様が硬いと言及していたので状態も良くなかったのでは。立て直されて具合は良さそうだし、牝馬限定に変わる点もプラス。切れる脚があるので新潟も合っていそう。

新潟9
⑫アリエスキング
前走は3着だが、ハイペースで差し有利の流れを先行して踏ん張っていたし、4着馬(ストレングス)も決して弱くないのに5馬身を付けていた。叩いて良さの出そうな配合だし、ユニコーンSに出ていても穴として期待していた馬だけに、ローカル回りなら結果を出して欲しいところ。

新潟10
◎③マイネルメモリー
近3走は不発に終わっているが、3走前は臨戦過程×、2走前は立ち回りミス、前走はコース形態が合っていなかった感じ。この馬自身はしっかり脚を使っていたが、器用さが重視されるコースは合わない。現級でもタイム差なしの2着が2回あって能力の最大値は上位。直線の長い新潟になったとて差し馬有利になるとは限らないが、前走よりは合いそうだし、能力通りなら勝ち負けまで。

○①アクートゥス
前走は2走前に直線スムーズさを欠いたことを糧に味のある競馬で快勝。半年の休養を経て馬が変わってきた感じ。馬群を苦にしないので内枠も悪くないし、母アッフィラートは1800mがベスト、父ルーラーシップなら距離延長も歓迎に思える。西塚騎手もこの馬のことを熟知しているし、唯一の継続騎乗の強味を発揮してきそう。

▲⓾ドットクルー
毎日杯で3着があり本来ならここでは格上。それでいて自己条件でも案外な内容だが、4走前は休み明け(マイルも忙しい)、3走前はダート、2走前は2着に好走、前走は臨戦過程×。2走前が本来の力といった感じで他は確たる敗因がある。今回も休み明けになるので仕上がり度合いがカギとなるが、同じく4ヵ月振りだった4走前より調教の負荷は強く、いきなり動けていいデキにありそう。全2勝が1800mだし、ディーマジェスティ産駒なら直線の長い左回りも合っているのでは。

△④ゴッドファーザー
戦績に波があるが、芝1800mに限れば③①③①着。3着時の勝ち馬がカルロヴェローチェ、レイベリングでいずれも重賞好走歴あり。1着時はいずれも楽勝。現級の近2走は、2走前が芝2000mで逃げることができず、前走はダートが合わず。能力的にはここでも通用するはずだし、広々としたコースの方が自分の型に嵌めやすそうで。
※当初は本命も考えていたが、陣営弱気でヒモに

△⑧コレオグラファー
前走は最下位に敗れたが、スローな流れに終始力み気味だったし、出遅れながら早めに動いてスタミナ切れの格好(重馬場だったので余計に)。スタミナはあるが、気性面から距離短縮は面白い試み。


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