2024.6.9(日)の狙い馬
エプソムCと函館SSが難しすぎて時間が掛かってしまいました。この1週間ずっとこの2レースのことを考えてきましたが、直前まで定まらず、悩みに悩んで何とかひねり出したという感じです。
もうやり切ったので後は天命を待つのみという感じですが、ここまで悩んだレースは、当然ながら勝負レースとはなりえないので、勝負は他のレースに回すとして、重賞はエンターテインメントとして楽しもうと思います。それでも悩みに悩んだ結果を良かったら参考にしてください。
今日の文字数は1万8千字…文字数が多ければいいというものではなく、本来ならもっと簡略に分かりやすく記さなければならないのですが、推敲している時間がないもので、どうしても長いままの文章でおそらく誤字などもあるかと思います(その場合はごめんなさい)。
こちらとしては、せっかく読んでくださる方のために少しでも情報を盛り込みたいと御託を並べてしまうのですが、現実問題として、競馬前夜のこの時間に出したとしても長文など読んでいる暇はないですよね…
私自身が他の方の見解を読む時に流し読みすることが多いので、きっと皆さんもそうであろうと思います。今後はもっと簡潔に書くようにしますので、今日は1万8千字…(これを記している間にも1万9千字に達しようとしていますが)をお許しください。
土曜日は堅めを中心に挙げて結果も堅めどころだけ当たったという感じでした。堅めでも外れるよりはいいのですが、日曜日はうまく穴も絡んでくれないものかと期待しています。
土曜日の出来事として、札幌4Rランオブザワールドは買ってしまった後に+30キロが発覚したり(ひどい…)、東京11Rオープンファイアはルメール4連勝後の1番人気でかなり危険と思っていたら案の定。これがリアルタイムで買えない者の悲しさですが、リアルタイムで買える方は、馬体重や騎手の流れなどは意識した方がいいのかなと思ったりします(余計なお世話かもしれませんが)。
6月9日(日)メニュー
東京 2.6.7.9.10.11.12
京都 4.6.8.12
函館 8.11
手書きノート
では、これ以上書いていると、2万文字に達してしまいそうなので…
良ければ日曜日も宜しくお願い致します。
【無料分】
東京1
穴⑥トニーアワード
ラブリーデイやボッケリーニの下もいまだ芽は出ていないが、全兄トレチーメは未勝利の身で当コースの1勝クラスを勝った。稽古は目立つものはないが、条件替わりでの一変に期待。血統的にそれなりに人気するようだと妙味はないが。
東京3
穴⑭タキザクラ
デビューから④④⑥着はいずれも上位から差を付けられてのもので着順ほどの評価はできないが、先の2戦は出遅れ、前走は出遅れに加えて接触の不利もあった。今回も出遅れのリスクはあるが、レース振りから距離を短縮した良さそうな印象。1週前に坂路で51秒台をマークして短距離対応仕様の稽古を詰まれているし、マインドユアビスケッツ産駒は当コースとの相性も良い。揉まれない外枠も引けたので、うまく流れに乗れれば差し込むシーンがあっても。
穴④コスモフレディ
東京4
⑭ヘヴンズクライ
臨戦過程が良いので挙げておくが、前夜段階とはいえ1番人気では食指が動かない。
京都2
⑧カーロアヴァンティ
前走は臨戦過程が悪く3着と着順を落としたが、4着以下には着差を付けていたように今の未勝利なら順番待ちの状況。前に行けて自分で競馬を作れる馬だし、松山騎手にも合いそうなタイプで軸信頼。
①サリュエ
近2走は道中の手応えほど弾けず3着すらなし。2走前は臨戦過程が悪く、前走は1600mが長かった可能性もあるが、レース後に鞍上がダート向きかもといった談話を残しており、条件替わりで決め手のなさを補えれば。新馬でタイム差なしの2着だったように未勝利は勝ち負け出来る馬。距離もやはり1400mの方がベター。初ダートで最内と乗り替わりの分、ピンかパーの可能性もあって▲
穴⑮ゼットシルヴィア
2戦目の当コースで4着。出遅れながら道中早めに押し上げて4角では馬6頭分外目を回してしぶとく伸びた。前走は内枠で力を発揮できなかった感じなので、再び外枠に変わる点はプラス。スタートを決めてリズム良く運べれば2走前以上があっても。外傷明けだが、1週前の稽古でCW79秒台の自己最速をマークするなどデキも上昇している。
初出走組は及第点以上の稽古で今の未勝利ならいきなり好走しても
⑥アースアート
⑬パリッドキャリア
京都7
➈ローザサンリヴァル
初ダートの前走は道中長く脚を使って2馬身半差の完勝。モレイラのアシストはあったが、能力の高さを示したし、3~6着、8着馬が勝ち上がっているようにレベルもそれなり。休み明けでも素質は上位。スタニングローズの下という良血で将来性が高く、上5頭が3勝以上(4頭が4勝以上)という堅実な牝系の出。稽古に派手さはないが、もともとこんな感じだし、少なくとも前走時よりは良い動き。休み明けから。
京都9
④インザモーメント
前走は外枠が不利だったし、序盤に2着馬が外に膨れた影響もあって能力を発揮できずの不完全燃焼。これも競馬とはいえいくつかの不利が重なった上で3着とは0.3差。能力は示したし自己条件なら負けられない。前走を踏まえて川田騎手に替えてきたことが勝負度合いの高さを物語る。断然人気とは思うが、ここは勝ち切ってもらいたい。
⑥ローレルキャニオン
久々に芝に戻した前走で2勝目を挙げた。ひと頃調子を崩していたが、3歳時の新緑賞で2着があるくらいで、能力通りなら勝ち上がりが遅過ぎたくらい。前走は勝負どころの手応えはひと息ながら追われてしぶとく伸びたあたりにステイヤーとしての資質を感じたし、距離延長は悪くない。1週前のCWで終い10秒台をマークして、勝って益々調子に乗ってきた感もあるし、勝ち味に遅い古馬が相手ならインザモーメントの対抗格に。
京都10
⑩タイセイブリリオ
前走は1番人気で大敗したが、4ヵ月振りで実績のない1150m戦。枠なりに外を回らされて勝負どころではスピード負けした感じもあった。1200mの方が合っているし、何とか間に合わせた感のあった前走に比べて稽古の動きも上昇している。3~4走前にパラシュラーマ、タイセイブレイズといった現OP好走馬と僅差で走っているし、2走前には最悪の臨戦過程+枠でも3着を死守。地力はこのクラスなら上でひと叩きで変わり身期待。
穴⑬エコロアイ
当コースで行き切った3走前に3着。前走は半年振りで撃沈したが、ハナを切るスピードは見せていたし、ひと叩きして3走前のように行き切れれば残り目があっても。
穴④クロデメニル
2走前は休み明け、前走は出遅れて自身の競馬ができず。現級でも3着実勢があるし、稽古も良化。すんなり先行できれば前進があっていい。
京都11
①オメガギネス
伸び悩んでいる感もあるが、相手強化で内枠の不利もあったフェブラリーSは参考外でいいし、前走も前の止まらない流れを内からしぶとく脚を伸ばしていた(3着)。フェブラリーS以外は崩れていないし、4走前に強い勝ち方をした先週の東京D1600mではなくあえての西下。この馬に求められるのは賞金加算(1着)なわけで、どちらが勝てる可能性が高いかを算段した上での遠征なら勝負度合いは高い。2週続けてウッドで終い11.0。レースでは掛かる面もあるが、稽古では惚れ惚れするほど終いに切れているし、キャリアを重ねて馬が成長している感もある。
⑪デシエルト
期待が大きい分、近2走に物足りなさを感じてしまうが、1年以上の休養があった後だけに仕方ない面もある。持続的なスピードを活かすタイプだが、マイル以下だとスピードに乗り切れない感じもあるので、もともと2連勝した1800mに戻すのも悪くなさそう。1週前のCWで75.6-61.9-49.0-35.8-11.6をマーク。やり過ぎと思うくらいの超抜時計だが(実際当週は極軽め)、さすがの脚力といった感じだし、これだけやれるのが脚元に不安のない証拠。故障さえなければフェブラリーSでもダークホース扱いされたであろう実力馬がここまでやってきたのなら結果が欲しい。
③ゴールドハイアー
重賞の前走は壁に当たったが、臨戦過程も良くはなかった。2~3走前のOPでは自ら競馬を作る形で強い内容だし、ひと頃の不振を脱してOPなら確実に上位争いできそう。それは調教からも窺えて、1週前のCWで80.5-65.4-35.8-11.1の好時計をマーク。軽量の騎手が騎乗していたとはいえ、ここまで速いラップを継続した稽古は初めて。このデキでOPなら巻き返しが期待できる。
※推奨しておいて何ですが、人気馬の割に死角のありそうな馬たちなので、馬券的に食指はそそらないレース。
函館1
⑭ノイヤー
前走は臨戦過程×で崩れたが、2走前は臨戦過程の良さを活かして2着に前進、芝1200mの適性を見せた。3~4走前は関西圏のレベルの高いレースで上位と差のない入りが出来ていたし、2走前(2着)から分かる通りローカルレベルなら力は上。間隔は空いたが、今週の函館で軽めの追い切りから先週段階で仕上がっていたとみる。中間は角田騎手が付きっ切りで稽古を付けている点も好感。
函館6
⑩ロードオールライト
デビュー戦は経験馬相手ということもあって5着に甘んじたが、当時から稽古の動きは目立っていた。その後すぐには使わずしっかり3ヵ月空けてきたあたりが一戦必勝の中内田流という感じだし、この中間は時計や手応えなどデビュー時より更に動きが良くなっているので確実に前走以上に動けそう。ダノンスマッシュの下という良血だが、父がカナロアからハーツクライに替わって洋芝の2000mという条件もマッチしそう。
⑧サラトガチップス
能力上位は明らかだが瞬発力に欠ける馬。洋芝替わりは条件好転。
函館7
⑩オオゾラヒバリ
3走前に長浜騎手を背にしてから②③①着。馬の充実期とタイミングも合ったのだろうが、前走の落ち着いた手綱さばきを見てもこの馬とは手が合いそう。勝ち上がりのリズムがいいし、前走でテン33秒台のハイペースを先行できたことも1000mを使うに当たって良い経験。
➈ミッキースピナッチ
前走は臨戦過程が良くなかったし、過去に好走歴のない1150m。それでも3着は確保したようにローカル短距離では力が上。今回は得意の1000mになるし、当コースはちょうど1年前に勝ち馬とタイム差なしの2着がある。詰めが甘くて頭必勝というタイプでもないが、今回は前走(3着)以上がありそう。
函館9
③レディマリオン
未勝利勝ち直後に挑んだフィリーズRはそもそもなぜ1400mに?という感じだったが、スタートも出遅れて、直線入り口でもゴチャッとしたところに入ってしまい、能力を発揮したとは思えない。デビュー2戦の福島芝1800mはいずれもスタートが良く、スッと好位のインに取りつくセンスの良さを見せていた。追われてからもしっかり伸びるし、当条件の合いそうな馬。兄にG1馬を持つ良血だし、2走前の内容からも自己条件なら好勝負できる。
⑥ラヴスコール
クラシック路線に乗ることはできなかったが、近3走はリステッドに重賞2戦。2走前のフェアリーSでは3着に好走しているように、ここなら当然能力上位。デビュー戦が札幌ということから洋芝も合いそう。懸念としてはコース形状的に脚質が不利となりそうな点。それでいて1番人気想定なのであえて評価を一枚下げたが、確実に上位には食い込んできそう。
⑦エラトー
前走のチューリップ賞は逃げ馬が2着に粘る流れの2番手を追走したが終いに粘れず9着まで。とはいえ差し有利の流れだっただけに2着に粘ったセキトバイーストを褒めるべきで本馬の評価を貶めるほどではない。むしろ未勝利戦の1000m通過ラップより3秒近く速い流れにも対応できたことを評価。今回と同距離の未勝利戦ではNZT4着カズミクラージュを封じているし、自己条件であれば前走の経験も活きてくる。前に行ける強みを活かせば押し切りまで。
穴④パルクリチュード
前走は好位のインで上手に競馬ができていたが終い弾けず5着まで。それでも3着とは0.2差だったし、上位2頭は4角11番手以降という終いの切れを要求される流れにもなっていた。さらに先着を許した2~4着馬はその後も現級で3着以内に好走しているように相手も強かった。芝ならワンターンよりもO型コースの方が合っていそうだし、ここは立ち回りのうまさを活かせる舞台。
危険人気馬②エイトスターズ
函館10
⑬シゲルショウグン
昨秋の1勝クラスで6馬身差V。負かしたバンドマスターがその後1勝クラスを勝ち、2勝クラスでも2着。本馬はまだ現級で通用していないが、前走は流れが向かず、2~3走前は逃げ切った勝ち馬を追い掛ける形で自らが苦しくなった形。2勝が逃げ切りなので、小回り函館でハナを切れれば俄然チャンスが出てくるし、逃げられなかったとしても近走で番手から運んだ経験が活きてきそう。1勝クラス勝ちの内容から現級でも資質は上位。
⑩ビーアイオラクル
2走前は久々の1400mでもすんなり先行できたが、流れが合わず11着。同コースの前走は出遅れて前残りと近2走はチグハグ。詰めが甘い馬なので、小回り1700mで先行する形は合いそうだし、現級で複数回上位争いしているように力も上で。
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