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2024.3.10(日)の狙い馬

中山牝馬Sは◎シンリョクカで複勝的中ー!
何ともしょっぱいですね…そもそも私、複勝買ってませんし。

せっかくシンリョクカが荒れた内でしぶとく粘り腰を発揮してくれたのに、連対2頭が抜けてしまって何とも盛り上がらない直線…
レースが終わった直後に岩田望来ここで来たかー!という感じもあって。
先週までは彼の騎乗馬を入念にチェックしていたのに、先週のバースクライである程度和解できたので、今週はチェックを怠っていたらここで来るか、みたいな。見切りをつけた時にくる、これぞ競馬あるあるですね。

ただ、どのみちククナにも手が回らなかったし、的中の目があるとしたら複勝しかなかったという現実。
どの馬が来てもおかしくないようなハンデ戦だし、どれかを絞らなければならないので、せめて本命だけでも3着を死守してくれたと無理やり納得しつつ、日曜日は何とか軸もヒモも噛み合うように頑張ります(というか、もう人事は尽くしたので天命を待つのみです)。


3月10日(日)メニュー
中山 5.7.10.11.12
阪神 4.5.6.7.8.11.12
中京 3.7.9.10.12
手書きノート

今日も勝手にたくさんのレースを予想して疲労困憊ですが(やっぱり良き疲労感)、その分無料分にもぐたぐた能書きを垂れていますので、良かったら参考にしてください。金鯱賞は見るレース(少額遊び)なので無料分に挙げています。


【無料分】

中山2
①マースフルガール
中山マイルのハイペースを2番手から8着の前走内容は悪くない。このタイミングで芝1200~1400を使ってくれば勝負案件になったほどだが、ダートに使ってきた上に初ダには鬼門ともいえる最内を引いてしまった。3走前の芝1400で3着しているのに、なぜ中京芝1400に連れて行かないの…とも思ってしまうが、こればっかりは厩舎と馬主の都合。1200がベストだったナックビーナスの下で距離短縮は歓迎のはずだし、幸いにもそこまでテンに速そうな馬のいない構成。スタートを決めて逃げてしまうか、あるいは揉まれない位置を早々に確保できればチャンスも。小柄な馬なので軽い馬場なら。

③インヘリタンスエス
2走前から当条件を使われて⑥④着。着実に時計も詰めてきたし、この条件は合っていそう。未勝利にしても箸にも棒にも掛からぬような馬の多い低調な構成。前走だけ走ればおのずと馬券内好走も可能。武士沢騎手がデビューから全戦騎乗しているが、手塚厩舎なら厩舎の依頼というよりは藤田オーナーの温情。乗り鞍が少なくなってきた晩年もこのオーナーは一貫して騎乗依頼してきたわけで、武士沢騎手としてはファンのためにというよりこのオーナーのためにも最終日を飾りたいのでは。

⑤フォートボヤール
前走は初ダートで人気の懐疑的な臨戦だったが、3着と0.1差(6着)なら悪くない。初戦が芝1400のスローだったので、D1200のハイペースは馬にとっては酷に感じたはずだが、楽に先行できたようにダートの適性もありそう。今回は前走の経験が活きてくる臨戦になるし、前走だけ行ければハナに立てる可能性も。後方から差して好走できるような馬もおらず、おそらく前に行ったもの勝ちの様相になりそうなだけに、展開利も見込みたい。

穴⑯グランルチャドール
血統的にはダート1200の要素は薄いが、1週前の坂路で終い11秒台と動けているし、短距離資質はありそうな馬。前走も2000にせよハイペースを先行できているし、この距離でも対応できそう。新馬戦も直線で前が塞がらなければ入着はあった脚色だったし、能力もそれなりにありそう。

※④ニシノジークはこのメンバーなら上位必至だが、岩部騎手の一番人気というのが少し不安。前走だけ走れば崩れない相手関係だが、臨戦的には3着もあるかなという感じなので、この馬が外れた時の馬連BOXも買っておきたい。

中山3
穴⑦ロードインフェルノ
ワンパンチ足りない現状だが、3走前はセントラルヴァレー(現2勝馬)の4着で、2着(未勝利圧勝のミルトパワー)とは0.1差で未勝利で上位を争う力はありそう。前走の1番人気は解せないが、今回は人気が落ちそうなので穴としてなら。

中山6
⑪サトノエピック
②インテルメディオ

中山8
⑦クロスザルビコン
前走は最悪の臨戦過程の上に小林勝騎手への乗り替わり。小林騎手としても悪いタイミングでバトンを引き受けた形となって8着。大敗したことでガス抜きできたろうし、2走前の横山騎手に乗り替わる今回は前走以前の力を発揮してきそう。

中山9
⑮ミヤビ
自己条件で崩れたのは出遅れて流れに乗れず、小回り福島でスローな流れにハマった2走前だけ。牡馬の強豪が揃っていた1勝クラスでミッキーカプチーノやスキルヴィングといった世代上位馬の3着した力はこのクラスでも断然上と思えるほど。不器用なところがあるので、このコースで出遅れたりすると怖い面はあるが、それはスタートを切ってみないと分からないこと。それ以上に推したい要素が中間の稽古内容の良さ。2/28のウッドで79.9-65.0-37.7-12.1、今週は終い重点ながらラスト1F11.4をマーク。これまでのウッドの6F最速が83秒台という馬が、これだけ攻めてこられただけで買い材料。

⑭ソバナ
1年以上振りだった前走は24キロ増ながら逃げて5着。2走前に当コースで勝った時に下した相手(カヨウネンカ、デコラシオン)らは既に3勝クラスに出世しているし、ヌーヴォレコルトの下という良血だし、本馬も順調に使えるようになればまだ上を目指せる。叩いて稽古の動きも良くなっているし、体が絞れてくるようなら。

穴③アップトゥミー
1勝クラスの鮮やかな勝ちっぷりからすると現級での近2走は物足りないが、成長力豊かな奥手のタイプだけに本領発揮は4歳を迎えた今年から。東京に好績が集中しているが、5走前の当コースではミッキーゴージャス(愛知杯1着)の2着があって中山も問題はない。むしろモーリス×ダンスインザダークという配合から東京の瞬発戦より中山の方が向いている節がある。潜在能力は相当に高いので、その素質が開花すればすぐにでも現級は勝てる。

阪神2
⑤アプラド
前走は流れに乗れず崩れたが、2走前は断然人気のジェネラーレを追い詰める好内容。近2走で1000m特有のハイペースを経験したことで今回は容易に積極策が取れそう。坂井騎手ならハナに立つプランまでありそうで、条件的に押し切り可能。

⑩ジェニファー
デビュー戦は3着だが、4着馬は次走を勝利。本馬の前走は流れがきつく崩れたが、流れが向けば挽回可能。この相手ならすんなり先行策も取れそうで。

⑫イーブンナウ
芝ではちょい足りない現状だが、血統的にはダート向き。テンに遅く流れに乗れるかどうかだが、前走で後方から立ち回っている馬ばかりなので、多少の遅れはリカバーできそう。初ダで人気の分▲

阪神9
➈シュタールヴィント
前走は絶好の臨戦過程だったので自信を持っていたが、拍子抜けするほど動けなかった。立ち回りでへぐった感があったが、ここまで負けるとなると上がり36.1を要すようなタフ馬場が影響した可能性が大きい。前走ほどではないにせよ今回の臨戦過程も悪くないし、3走前の同コースではディオ、セーヌドゥレーヴといった強敵相手(2頭とも次走を勝利)に僅差の3着。安定感はないが地力は高く、コース適性もあって臨戦も悪くない。前走の分までリベンジしたい。

⑧ゴートゥファースト
2走前の稽古内容が秀逸で馬が変わってきたことを感じさせたが、稽古通りに実戦でも快勝。昇級の前走こそ5着にとどまったが、これまで4戦した芝1800の中で最も時計が遅く、結果としてスローの瞬発力勝負で見劣っただけの話。先着を許した4頭はいずれも現級トップクラスの馬だし、本馬の後塵を拝したエグランタインも次走で2着に前進。初のマイルだが、母はマイルで強い勝ち方をしているし、本馬にとってもマイルで流れた方が競馬もしやすそう。中間の稽古内容は前走以上に切れを増しており、ひと叩きされた上積みも見込める。

⑩スイープアワーズ
前走は人気薄の逃げ馬が3着に粘る前有利のバイアスを大外枠から発走し、直線も外から差し切った。平場にしては骨っぽい面子が揃っている中で、能力が一枚上でないと出来ない芸当をしたわけだから昇級も苦にしない。今回の懸念は休み明けで派手な激走をかました後の中1週だが、慎重なレース選びをする友道厩舎の選択なら問題はないのかも。少頭数のスローで不発のケースも想定して▲。

阪神10
➈サイモンザナドゥ
3走前に圧勝した時の武豊騎手。レース後絶賛していたし、良いイメージで騎乗できそう。追走面から距離延長も歓迎。叩き3走目でそろそろ本領発揮。
③レッドプロフェシー
⑥ダノンブレッド

中京2
⑤ティファニジェンヌ
①ブイキャット
③デュアル

中京5
➈サンブノワ
ジリ脚だが未勝利上位は明らかだし、今回の低調な組み合わせでルメールなら順当に。ただ、軸としてはこっちでも決め手がないので、次に挙げるアスクに単を取られる可能性はあるかも。

⑪アスクカムオンモア
経験馬相手の前走は直線で見せ場十分。サンブノワと同レースで着差なしだが、本馬は不利があったので、実質こちらが上との見立ても。いずれにせよここはブリックスアンドモルタル産駒が強そう。

⑥ジーティーエイト
⑩アラナコア

中京6
④ロフティーイデアル
前走はハイペースを攻める騎乗で3着だが、4着以下には7馬身。タイム差なしの2着馬とは展開だけの差。もう少し溜めてじんわり脚を使う方が良さそうで、戸崎騎手ならそんな競馬をしてきそう。

⑤シンボリックレルム
直近9戦中7戦で3着内という安定株。3走前は休み明け、前走はハイペースに巻き込まれた感じだった。少頭数で流れも落ち着きそうな今回は巻き返し有望。

中京8
④エゾダイモン
当面の敵ヴェルテンベルクは出遅れ癖があって最近はとみに不器用になっている。開幕馬場の芝2000で前に行ける脚質はそれだけで武器になるし、ルメールならアクシデントがない限りまず勝ち負け。まず勝つと見ているが、負けるとしたら本来の力を発揮できた時のヴェルテンベルクか、新馬で現OPパクスオトマニカに楽勝しているネビュルーズ。いずれにせよ、こんな少頭数だと大金を投じるか見るレースかという感じで私は後者。

中京11
◎エアサージュ
4戦3勝で菊花賞に挑み8着。以降芝は5戦して⓷②②②①着で一度も崩れていない。3戦連続2着時の勝ち馬がリカンカブール(中山金杯)、ミッキーゴージャス(愛知杯)、ブレイヴロッカー(昇級の京都記念3着から0.2差)と強敵揃いで、前走で自身が下したニホンピロキーフも次走を勝った。格下とはいえ、G1出走歴があるし、強い相手に揉まれて力を付けてきた勝ち上がりのリズムも悪くない。開幕の中京は前残り傾向にあるし、今回のメンバーで明確な先行馬は本馬くらい。臨戦過程の良さと展開利を見込めば粘り込みの余地はあっていい。

○③ドゥレッツァ
前走は不利な大外だからこそ一か八かの逃げの手という感じだったが、前哨戦のここは無難に好位から進めてきそう。少なくとも次の春天に向けて逃げることはしてこないはず。中距離の条件クラスを勝ってきた時は毎回辛勝だったし、前走はリビアングラスが4着に粘れるようなバイアスで、まだ中距離で抜けた存在とまでは言えないと思うが、G1馬として格好は付けてきそう。

▲⑦ヤマニンサルバム
昨年の金鯱賞は外枠から先行して脚を使えず7着までも、内でロスなく運んだアラタとは0.4差。臨戦過程の後押しもなかったし、まだ力を付けきっていない時のことなら及第点。その後も条件や相手関係に恵まれずに結果が出なかったが、得意条件(左回りの2000m)の2走前をきっかけに再ブレーク。前走は臨戦過程はそこまで良くなかったが(2走前が重馬場で楽な逃げ切りから前走は良馬場で逃げない形)、それでも勝ち切ったあたりが今の充実度の証。相手なりに走れるタイプだし、競馬の上手な馬でG2になっても見劣りしない。エアサージュの内枠を得たことで、容易にインのポケットも確保できそうで(何なら2走前のように自身が逃げても。むしろその方がチャンスは大きい感じも)。

△④プログノーシス
4着以下が18頭立てでロスの大きな立ち回りだった中日新聞杯(藤岡騎手)と臨戦過程の良くなかった前走だけ。まともならここでもと思うのだが、開催が進んだ開催と異なり、今年は開幕週の馬場。今年はいきのいいG1馬がいて(去年は旬を過ぎたポタジェ)、前走で重賞を勝った勢いのある馬もいる(去年はなし)。この馬自身も力を付けているとはいえ、物理的に後方からの立ち回りになることは確実な状況なので、差し届かずも想定。


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