女装と俺の夏という話
○はじめに
お久しぶりです。ぐらとぐらです。
先日、校内限定にて開催されたくすのき祭で女装コンテストなるものがありました。詳しくはこちら↓
外部の方も含め多くの人に投票して頂き、結果は5位でした。うーん、なんとも微妙。しかし、順位よりも応援してもらえたことが何よりも嬉しいです。
さて、ここから先は何となくの振り返り&裏話とさせて頂きます。「女装やる人ってどんな気持ちなの?」「服とか髪とかどうしてるの?」なんてことが気になる人は、ぜひ読んでいってください。
○女装をやったきっかけ
おそらくこのコンテスト、大半の人がノリでエントリーしていると思われます。しかしぐらとぐらには、浅いようで深いようで浅い理由があるのです。
実は、以前から女装やりたいとは思っていました。という話をすると、「女の子への変身願望があるの?」と思われるかもしれませんが、少し違うと言うか、なんというか。
ぐらとぐらは昔からかわいいものが好きです。みなさん小中学校で裁縫セットとか書道セットとか買ったんじゃないでしょうか。アディダスとかプーマの。そんな中、ぐらとぐらは女子用のものを買っていました。かわいいやつ。
↑ぐらとぐらのお友達
そういう性格もあり、普通に以前からかわいい服が着てみたかったのです。髪も然り。
ただ、ぐらとぐらは間違いなく自分を男だと確信しているので、女の子になりたいかと言われると、ちょっと違うのです。
つまり、「かわいい格好をしたかった」というのが女装コンに参加したシンプルな理由になります。
○準備について
もしかしたら女装をやりたいと思っている画面の前のあなたがいるかもしれないので、どんな感じで準備したの?って話をしていきます。
・服について
全身で5,000円近くかかりました。
最強兵器はなんかすごい付け襟。これ一つでシンプルなトップスがめちゃかわになります。この付け襟とシースルーのロングスカートがWEGOさんのものです。トップスはあんまり覚えてないけどちょっと高い店です。
おそらくこれでも金かけてる中ではかなり安く済んでいる方だと思います。
・髪の毛
セミロングくらいのウィッグですが、こちらがなんと4,500円くらい。ぶっちゃけ高い。高いけど、その甲斐あってか多くの人に髪質をお褒めいただきました。こういうのは質が値段に比例する感じはあります。
というわけで、全身で1万円近くかかっておりますが、自分では満足です。あとは何とかしてどなたかにお化粧を依頼するのが得策だと思います。某女性教員のお方、ありがとうございました。
○よくある質問
よく聞かれるんですが、「こういうのって性癖歪まないんですか?」というご質問。
ぶっちゃけ歪むし歪ませちゃうと思います。ありがたいことに「かわいい!」ってたくさん言ってもらえちゃうので、もう感覚が狂います。もしかして俺ってかわいいのか…?
そして、「それで登下校するの?」というご質問。
個人的な感覚では全然OK、むしろしたいんですが、化粧のスキルが皆無なので難しいです。
ちなみに夏休み中の写真撮影の日には、女装のまま氷川神社を練り歩いたりしました。
あとは、普段の生活にまで持ち込むと、女装コンで調子乗ってるイタいやつになりかねないので、自重しておきます。
○振り返り的なもの
はじめに述べた通り結果は10人中5位でした。正直、勝ちとも負けとも言えない順位ですね。3位くらいには食い込めるやろか、とは思ってたんですけども、厳しいものですね。
さて、入賞を逃したということであえて敗退だと考えておきますが、その敗因はなんでしょう。
①写真のセンスがなかった
これはマジです。後から思ったことですが、もうちょいニコニコしてる写真があったのでそっちを使うべきでした。ぐらとぐら自身は自分の好みの写真を選んだんですが、一般受けはしなかったようです。
実際に校内を回ると、自分で言うのもなんですがかなりウケが良かったです。もう少し当日票があれば……!
②制服が入手できなかった
これはかなり痛いですね。やっぱり男子校生は制服JKが好きでしょ。ぐらとぐらは紺セーラー服過激派なので出来ることなら着たかったです。ちなみにドンキでペラい制服コスプレは見つけたんですが、既に衣装購入後だったし買いませんでした。
○最後に
さて、ここまで読んでくれた人は果たしているのでしょうか(反語)。
最後になりますが、女装の準備に協力してくれた方々、そしてくすのき祭にて投票・応援してくれた方々、本当にありがとうございました。感謝してもしきれません。
振り返りでも述べましたが、正直今回は甘い点が多かったので、入賞を逃したのは致し方ないです。願はくは、来年リベンジしたいところですね。なお来年は受験生。
そして優勝の子、同じ部活の後輩なんですが、あれはマジでかわいいですね。好みのタイプじゃないんですが、普通に推せます。てか推しでした。というわけで、推しの優勝に乾杯しつつ終わりとします。終わったな、俺の夏……!
またどこかでお会いしましょう。ではまた!
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