まとめ!エネミー【畏使/イシ】について

楽しいゲームには、魅力的な敵も必要!
ミネラルペインでは【畏使】という存在が敵(エネミー)となります。

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■【畏使/イシ】という存在について

▼この世界では

このミネラルペインの世界では、鉱物人/アバターの他、もう一つ知性体が確認されています。
それは、明確に人間や鉱物人を見下し、人間からの『畏怖』を求め、かつ、鉱物人を『敵視』する狡猾な存在です。

人間や鉱物人から、それらは【畏使/イシ】と呼ばれています。

ミネラルペインを遊ぶとき、戦闘のエネミーは必ず【畏使】となります。

※【畏使】事件に遭遇した場合のみが、ゲームとなります。
例えバディが凶悪な銀行強盗に襲われたとしても、それが人間同士の諍いである場合はゲームにはならず、演出として処理されます。

▼【畏使】の外見と能力

【畏使】は、複数の眼球と、そこから直接生えた複数の白い翼、身体に纏いつく炎から構成されている異形の存在です。
しかし、そんな怪物じみた姿とは裏腹の高度な知性をもっています。
また、特定の空間に出入り出来なくさせる「封域」能力を操り、その内部では様々な超常現象を引き起こすことが可能です。

基本的に社会性は持っていないようですが、目や翼の数が劣る下位のものから、巨大で多数の目や、空を覆うほどの翼をもつ上位体などがあり、下位体は上位体に服従しているらしいとわかっています。

彼らは根本的に「人間に崇められたい」「自分たちは上位存在であり下位の存在である人間達を従わせたい」という奇妙な欲求を持っており、その欲求を叶えるための行動を起こします。

どの【畏使】も、シナリオ本編では、波長の合う人間の精神内に寄生してその内部に潜んでいる状態です。
戦闘時には【畏怖領域】という特殊空間で本体を顕わにし、エネミー専用の《エッセンス》を使用して攻撃してきます。

百年の休止期間を経て再び世界に現れた理由については判然としていません。
現在のTOKYOでは、単純な破壊活動より(出来なくは有りません。むしろ、昔は率先して逆らう人間に対し武力鎮圧をしていました)、人間に寄生して「洗脳」し、その人間に多くの人間を煽動させ自分達を崇めさせたり、鉱物・宝石を悪だと説いて貶めることでアバターを「悪堕ち」させたりなど、搦め手の陰謀を好みます。

【畏使】のなかでも、下位のものほど単純な「崇められたい」「畏怖されたい」と行動を起こし、上位のものほど「どうしたらより多く、恒久的に畏怖を集められるか」を考え迂遠な陰謀を進めたりします。

こうした【畏使】の行動を食い止め、排除するのが鉱物人/アバターと研磨師/マイスターのバディの、ゲーム的な役割です。

▼【畏使】のルール的構成

・クライマックス戦闘に入る前に、【畏使は】必ず【畏怖領域】を展開してPCを抹殺しようとします。
クライマックスはその領域内で行われます。

・戦闘のエネミーは必ず【畏使】が1体です。演出上は群れていようと天を突く巨体だろうと変わりありません。

・【畏使】のHPは「6+[PCのレベル×2]」値です。

・【畏使】は「PCのLV+2」個のエネミー専用の《エッセンス》を取得しています。

・【畏使】との戦闘は6Rまでです。
その間にHPを0にして「封殺」するか、HPを0にできなかった場合は【楔石】を使用して「退去」させなくてはなりません。

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おっと、ここから下は極秘事項です。
見ますか?




▼正体(とモチーフ)

正体(現実世界のモチーフ)は、旧約某書の『天使』です。
そう、【畏使】は、【畏怖されるべき「天使」】なのです。

ミネラルペイン世界で【畏使】という呼称が定着しているのは、わざわざ「天使」だと名乗らなくてもよい、そもそも「天使」なども人がつけた僭称に過ぎず、どう呼ばれようと自分たちが人に畏怖され、崇められて当然という傲慢さから名乗らなかったからです。
もっとも、正体がどうあれ彼らは心底、人間に対し「どうにかしてより大勢の畏怖を集めよう」「自分達を崇めない人間ならいくら使い捨ててもいい」と思っています。

鉱物人/アバターに対しては実は、もっと屈折しており、根底にあるのは「嫉妬」です。
ミネラルペインの世界では、人智の及ばないはるか遠い昔、ある程度「某書」にそった、あるいは鉱物人たちのおとぎ話に語られるような天地創造がされています(少なくとも、鉱物人と畏使はそう信じています)。
その信仰に従い、傲慢な【畏使】は真っ先に「光あれ」と願われて自分たちより先に世界に生まれた鉱物が憎くてたまりません。
最後に創造された人間たちが自分たち「天使」への信仰を差し置いて、すぐ宝石・鉱物に魅了されるのも「魅了する宝石が悪い」と、考えています。

不思議になことに、彼らは人間の心の隙をついて寄生・洗脳することができますが、鉱物人/アバターには同じことが出来ません。
一説には、先に生まれた鉱物の眩さに耐えられないから、と言われています。

実質的に、【畏使】は人間に勝り、
人間の【研磨師】は【鉱物人】を魅了し、
【鉱物人】は【研磨師】と組むことで【畏使】に勝る、
という三すくみの状態となっています。

彼らは、どこまでも自分達は【善】であり、崇めない人間が悪い、崇めるのを邪魔する鉱物が悪い、悪いものは排除しても良い、という考えかたをします。


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「天使」がいる、ということは…?
という含みもあったりします(*´ω`*)

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