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『存在証明』


6月21日、季ららYokohama にて片耳にカラスムギ。茉莉子として最後のソロ活動が終了しました。まずは、その当日を迎える前の前段があるので紹介したいと思います。

緊急出演


さかのぼること10日前の6月11日(日)、場所は同じく季ららYokohama の夜のライブに1組のキャンセルが出ました。
ライブハウススタッフの方が困り果てて連絡したのが片ムギ。の茉莉子さんでした。
実はここに最大の幸運が隠されていました。
11日は当初、片ムギ。で路上ライブの予定が入っていました。
ところが天気予報は雨、梅雨を考慮して前日に中止のアナウンスがなされていました。
スタッフの方は、それを見ていてダメ元で茉莉子さんに連絡したのです。
そこで茉莉子さんは二つ返事で出演を了承しました。
残された時間をみんなで共有できるならと。
それが当日の昼前くらいの出来事です。
そこから開演時間までに季ららYokohama に片ムギ。ファミリーが多数集合したのです。
私が一番最後の入場でしたが、ちょっとビックリしました。
皆さん、本当に凄いなと。
連絡網が回って来場された人、Twitterの告知を見て来場された人、それぞれ色んな想いをもって季ららに集まりました。

そしてソロライブ当日

6月21日、季ららYokohama 6組の出演者のトリを茉莉子さんが飾ります。
1組1組と終わり、茉莉子さんの出演が近付いてきました。
仕事終わりのファミリーの方が一人、また一人と駆けつけ、茉莉子さんの盟友 りほたろ。さんも駆けつけ、いよいよ茉莉子さんの出番前に
相方のエマ。さんにスタッフのメロさんも駆けつけ…いよいよ茉莉子さんの出番になりました。

魂の熱唱、そしてフィナーレへ…

満を持して登場した茉莉子さんの表情は緊張と、しかししっかりとした意志を感じました。
自分の伝えたい想いを全て出しきる、という感じかな。
私はそう思いました。
その証拠に一曲一曲、魂をこめて、全力で自分の想いを歌にのせていました。
私がみた中で一番、推しの贔屓目でみたら全て一番なんですが(笑)それらを上回る、超越した魂の熱唱を見せてもらいました。
見てる皆さんにも伝わったのか、目元をぬぐう方、嗚咽をもらす方、見ている人に充分に伝わりました。
そして4曲目前のMCで、音楽活動から退く理由の一端を話されていました。
その話しを聞いて改めて各々が感じるものがあったでしょう。
その後の『だから、僕は唄う』は涙なしでは見れませんでした。
しかし、来場された全員が茉莉子さんの最後の歌唱を焼きつけるようにしっかりと見ていました。
最後のアンコールは片ムギ。の『風香る』で明るく笑顔で最後のソロ出演を無事に、立派に勤めあげました。
最後まで笑顔で強い意志をもってやりきった茉莉子さんは、本当に素晴らしいシンガーです。
来場されたお客様、出演された演者様、季ららYokohama のバンドメンバーの方々、スタッフの方々、Ayana さん、りほたろ。さん、メロさん、そして4年間、喜びも悲しみも共有し乗り越えてきたエマ。さん、みんなに見送られて
ソロシンガー『茉莉子』としてはピリオドを打ちました。
茉莉子さんのお母様が来場されていて、皆さんに挨拶をして回られてましたが
我々が逆に茉莉子さんに感謝を伝えたい気持ちなんです。
茉莉子さんにはたくさん元気と癒しと笑顔をもらいましたから。
ですからあの会場は、愛で溢れていたんだと思います。
その全てが片耳にカラスムギ。茉莉子としての
『存在証明』なのです。
片耳にカラスムギ。茉莉子は私たちの心にいつまでも存在し続けます。

7月7日、渋谷egg man にて
片耳にカラスムギ。6th ワンマンライブ
『卒業』が開催されます。
令和にコロナ禍で苦しみながらも、ひたむきに歌を届け続けた
片耳にカラスムギ。の、エマ。さんと茉莉子さんの存在証明を見届けにきていただけたらと願います。
7月7日も愛で溢れるライブになるでしょう。
#片耳にカラスムギ#茉莉子 #今までありがとう

茉莉子さん、ソロ活動お疲れ様でした。そしてありがとうございました。






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