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webディレクション 進行管理ツール:使用感想まとめ

2020.06.02 webディレクション用ツール:使用してみた管理ツールについて

管理ツールを選択する基準は色々とありますが、使用してみた管理ツールについて下記5のつのポイントでまとめました。
※使用したのは無料プランまたは無料お試しのみです。

● ポイント

・使いやすさ
・コスト
  無料版・無料お試しの有無
・機能
  タスク管理
  進捗管理
  スケジュール管理
  コミュニケーション/情報共有機能
  外部連携
・セキュリティ
・マルチデバイス対応

● 使用したツール

Trello(トレロ)

クラウド型ツール

【使いやすさ】
複雑な動作もなく、カンバン式でどんなタスクがあるかがわかりやすいのでこういうツールに使い慣れていない人でも抵抗なく使えると思います。

【コスト】
無料 プラン

 月額:$0

Business Class プラン
 月額:$1250(ユーザー当たり月額)
 無料お試し:あり(14日間)

Enterpris
 月額:$2083(ユーザー当たり月額 ※ユーザー数:20人の場合)
 無料お試し:なし

【機能】
・タスク管理
カンバン式。タスクをカード化して管理。

・進捗管理
タスクカードを進捗段階に移動することでどの段階にいるかを把握できます。

・スケジュール管理
 タスクをカレンダー表示に切り替えできるので、カレンダーでスケジュール確認が可能。
 Google chromeの拡張機能「Elegantt for Trello」でガンチャートの作成が可能。ガンチャートでもスケジュール確認ができます。

・コミュニケーション/情報共有機能
 タスクカード内でメンバー間のメッセージのやりとりが可能
 Slackなどとの連携で更新情報の確認が可能。

・外部連携
 無料 プラン
  なし

 Business Class プラン
  Slack
  Google Drive
  Salesforce
  Dropbox
 など

Enterprisプラン
  Slack
  Google Drive
  Salesforce
  Dropbox
 など

【セキュリティ】
無料 プラン

 2段階認証

Business Class プラン
 2段階認証
 高度な管理者権限
 ドメイン制限のある招待
など

Enterpris
 2段階認証
 高度な管理者権限
 ドメイン制限のある招待
 添付ファイルの制限
 組織全体の許可
など

【マルチデバイス対応】
Android/iPhone アプリ

○ 参考:導入事例
 Google
 Fender
 KICKSTARTER
 ユニセフ
など


Brabio!(ブラビオ)

クラウド型ツール

【使いやすさ】
「ガントチャート作るならエクセルの10倍速い」を謳ったガンチャートツール。
ガンチャートは各タスクを入力するとチャートが引けるようになります。タスクの〆切までチャートを引いたら完成です。
エクセルでの管理に慣れていて複雑な機能は不要という人におすすめです。シンプルな作業でタスクや進捗管理が可能です。

【コスト】
無料 プラン

 月額:¥0(5ユーザーまで)

エントリープラン
【業務で利用する人向けのプラン】
 月額:¥3,300~
 無料お試し:なし

ミッドレンジプラン
【中規模以上の会社の人へおすすめのプラン】
 月額:¥33,000~
 無料お試し:なし

【機能】
・タスク管理
 タスクリストで状況を把握できます。
 「プロジェクト横断」ビューで複数のプロジェクト状況を確認できるので、誰がどのプロジェクトを担当しているかやメンバーの忙しさなども把握できます。

・進捗管理
 進捗が気になるタスクは、該当のタスクをチェックし、「進捗報告を依頼する」を選択して「依頼」ボタンをクリックすると担当メンバーに進捗報告の依頼ができます。

・スケジュール管理
 ガンチャートとカレンダー表示でスケジュール確認可能。

・コミュニケーション/情報共有機能
 タスク内でメンバー間のメッセージのやりとりが可能。添付ファイルの共有などもできます。

・外部連携
 なし

【セキュリティ】
クラウド基盤には、Googleのサービスを使用。

【マルチデバイス対応】
スマートフォン向け(iPhone、Android)の専用アプリは無いが、ウェブブラウザ(Safari、Chrome)で利用が可能。

○ 参考:導入事例
 株式会社アイブリ
 株式会社そらいろ
など


Asana(アサナ)

クラウド型ツール

【使いやすさ】
シンプルで使いやすい。
タスク管理画面はリスト型とカンバン型(ボード)で表示切り替えが可能。どちらのレイアウトでも状況を把握しやすいので、使いやすい方のレイアウトで管理することができます。
動作も複雑ではないので、あまりこのようなツールに慣れていない人でもすぐに慣れるように作られていて、忙しいときでも入力に時間を取られるというストレスは少ないです。
ガイド、チュートリアルがしっかりしているので使用方法の確認がしやすい。ただし、動画は英語なので注意。

【コスト】
Basic
【プロジェクト管理を始めたばかりの個人やチーム向け】
  料金:¥0
  15人までのチームで利用可能。
 
Premium
【プロジェクト計画を作成するチーム向け】
  年間払いの場合:ユーザー1人あたり¥1,200/月
  月間払いの場合:ユーザー1人あたり ¥1,475/月

Business
【複数のプロジェクトにわたって仕事を管理する必要があるチームや企業向け】
  年間払いの場合:ユーザー1人あたり¥2,700/月
  月間払いの場合:ユーザー1人あたり¥3,300/月

Enterprise
【さらに高度なセキュリティ、コントロール、サポートを必要とする組織向け】
  料金:問い合わせ

【機能】
・タスク管理
 それぞれに合った仕事のプラン作成ができます。優先度や期限の設定、詳細の共有、タスクの割り当てなど、すべてを1か所で行うことができます。
 カンバン式の「ボード」表示とタスクリスト表示で、どんなタスクがあるか把握が可能です。レイアウトが2パターンあるので、見やすいほうで管理できます。

・進捗管理

 プロジェクトやタスクの進捗状況を全員が常に把握でき、効率的に作業に取り組むことができます。
 カンバン式の「ボード」表示では、横の動きで進捗を確認できます。各タスク(To-Do欄)を「進行中」「完了」などの状態へドラッグ&ドロップで横に移動。完了したタスクにはチェックを入れるとチェックマークが付いてテキストが薄くなるので、一目で進行中のものと完了したものがわかります。
 リスト表示では、縦の動きで進捗を確認できます。各タスク(To-Do欄)を「進行中」「完了」などの状態へドラッグ&ドロップで縦に移動。完了したタスクにはチェックを入れるとチェック欄に色が付いてテキストが薄くなるので、一目で進行中のものと完了したものがわかります。

・スケジュール管理
 カレンダー表示でスケジュール確認が可能。
 「タイムライン(ガンチャート)」でも管理可能。ただし、有料プランのみになります。

・コミュニケーション/情報共有機能
「会話(チャット機能)」でメンバー間のやりとりが可能。ファイル添付もできます。

・外部連携
連携できる対象は100以上。メール、ファイル、チケットなどを Asana に取り込み、すべてを1か所にまとめることができます。
 Adobe Creative Cloud
 Microsoft Office 365
 Slack
 Gmail
 Outlook
 Google ドライブ
など

【セキュリティ】
Asanaサブスクリプションサービスは、Amazon Web Services が提供するデータセンター内の専用サーバーにホスティングされています。
このデータセンターは、生体認証や継続的な監視などによって24 時間いつでも物理的に守られています。さらに、このデータセンターはSOC 1、SOC 2、SOC 3 のコンプライアンスを達成し、これを維持しています。

【マルチデバイス対応】
Android/iPhone アプリ

○ 参考:導入事例
 サイバーエージェント
 ANA
 RICOH
など、多数


Group Task(グループ タスク)

クラウド型ツール

【使いやすさ】
多すぎる機能や設定、不要な要素を無くし、シンプルにタスク管理を行えるよう開発されたツール。シンプルにすることで機能の使い方の学習時間を抑え、スタッフのツール入力の負担も軽減しています。

【コスト(1人あたり)】
・フリーコース

【試してみたい方やチームのタスク数が少ない方におすすめ】
 0円/日

※フリーコースの利用期間は、無制限(一部利用制限あり)です。タスク数がそれほど多くない会社やチームは無料で利用を継続できます。

・ライトコース
【タスク数が多い方におすすめ】
 23円/日(約700円/月)

・スタンダードコース
 50円/日(約1,500円/月)

・プレミアムコース
 83円/日(約2,500円/月)


【機能】
・タスク管理
 タスクを作成すると自動で納期順にリスト化されます。優先度も表示されるのでどのように作業を進めるかの計画をたてやすいかと思います。
 メール、Webプッシュ、slackで自分宛のタスクや、自分に関係あるカテゴリーのタスクの更新情報が通知可能。
 「仕事の見える化」機能をオンにすることで、メンバーの作業時間など詳細が確認可能。「GTで作業中」と表示された場合は「Group Taskに登録しているタスクの作業中」ということです。
 メンバーのアイコンをクリックすると、そのメンバー作業状況の詳細が表示されます。

・進捗管理
 タスクの作成者は、担当者にタスクの進捗状況をボタン1つで要求することができます。進捗状況が気にかかるタスクや、遅延しているタスクの状況確認に役立ちます。

・スケジュール管理
 タスクに表示される、期日や優先度で確認可能。
 カレンダー表示への切り替えやガンチャート化機能は無し。

・コミュニケーション/情報共有機能
 メッセージ機能でメンバー間でのやりとりが可能。
 チャット機能などは無し。
 グループ内のメンバー共有の文書やリンクを追加、編集、閲覧ができます。文書やリンクごとに閲覧可能なメンバーの設定の可能。各種マニュアル、議事録、仕事上のリンクなどをひとまとめにできます。

・外部連携
なし

【セキュリティ】
・二段階認証。
webページのログインフォームによるアカウント/パスワードの確認以外に、さらにセキュリティコードによる確認を行います。

・ログインログ
各アカウントのログイン情報を表示し、疑わしいログインを確認できます。

【マルチデバイス対応】
PC、スマートフォン、iPhone、タブレットで操作可能。


Todoist(トゥードゥーイスト)

クラウド型ツール

【使いやすさ】
デザイン・操作がシンプルでタスクの登録も簡単に行えます。
ビジネスだけでなく、プライベートでのToDoリストにも使用しやすいので思いついたらすぐにメモ感覚ですぐにタスク登録できます。
アプリとの連携も可能。連携できるアプリは、Googleカレンダー、Dropbox、Slackなど多種にわたります。

無料プランとプレミアムプラン・ビジネスプランでは利用できる機能に差があるため、業務として利用するには、プレミアムプラン または ビジネスプラン にする必要があるかと思います。
プレミアムプラン または ビジネスプランであれば、自動バックアップやタスク管理をグラフ化など更にタスク管理がしやすくなりそうです。

【コスト】
・無料
【初めての人向け】
 0円/日/ユーザー/月
 最大 80 件のプロジェクト
 1プロジェクト当たり最大5人

・プレミアム
【プロ向け】
 338円/ユーザー/月 年払い
 最大300 件のプロジェクト
 1プロジェクト当たり最大25人

・ビジネス
【チームでの利用向け】
 558円/ユーザー/月 年払い(月払い料金:678円)
 最大500件のプロジェクト
 1プロジェクト当たり最大50人

【機能】
・タスク管理
 「プロジェクト」メニューでタスクをリストで表示。プロジェクト名をクリックでタスクの詳細が表示されます。
 スケジュールが変更になった場合などは、ドラッグ&ドロップでタスクを移動できます。
 プロジェクトとして確定していない少し先の予定はなどをメモ感覚で登録しておけます。正式に決定したら、プロジェクトとして編集できます。
 タスクに優先度が4段階で付けられます。優先度により色分けされるので迷わず作業を進められます。
 「プレミアム」「ビジネス」コースには、リマインダー機能(※)があります。リマインダーをセットしておけば、プッシュ通知やメールでタスクをリマインドしてくれます。

(※) 「プレミアム」「ビジネス」のみの機能。


・進捗管理
 タスクリストに期日が記載されているので、担当メンバーへの確認が取れます。
 各メンバーでタスクを共有することにより、進捗の確認漏れを防げます。
 アクティビティログ(※)でチームメンバーがどんな作業をしたかを把握できます。また、メンバーの生産性をグラフに反映して状況を見える化します。

(※) 「プレミアム」「ビジネス」のみの機能。

・スケジュール管理
メニューでその日にやるべきタスクと近日予定が確認できます。近日予定はカレンダー表示なのでスケジュールもあわせて確認可能。

・コミュニケーション/情報共有機能
 各タスクのメッセージ欄で各メンバーとやりとりができます。
 Slackなどのコミュニケーションツールとの連携も可能です。

・外部連携
 Googleカレンダー
 Dropbox
 Slack
など 多数

【セキュリティ】
アマゾン ウェブ サービス(AWS)サーバーを使用し、すべてのユーザーデータを保護しています。

【マルチデバイス対応】
アプリやプラグイン使用で、PC、スマートフォン、iPhone、タブレットで操作可能。

○ 参考:導入事例
 Apple
 Facebook
 Netflix
など、多数


Jooto(ジョートー)

クラウド型ツール

【使いやすさ】
付箋を貼ったり、はがしたりするような感覚で使えるカンバン方式のタスク・プロジェクト管理ツール。
基本的な操作はドラッグ&ドロップで完結できるので専門知識がなくても使いやすい シンプルなデザインです。

【コスト】
・フリー
 料金:¥0/月(税抜)
 ユーザー数:4人まで
 容量:100MB

【オススメの人】
 とりあえず使ってみたい
 ガントチャートを使ってみたい
 少人数のチームで使いたい

スタンダード
 料金:¥500/月(税抜)。年額契約なら¥5,000/年(約¥417/月) ※1ライセンスごと
 ユーザー数:5人~
 容量:1ライセンスあたり5GB増量

【オススメの人】
 人数が増えてきた
 データの量がとにかく多い
 ゲスト機能を使いたい

・エンタープライズ
 料金:¥980/月(税抜)。月額契約なら¥1,300/月。 ※年額契約の場合1ユーザーあたり
 容量:1ライセンスあたり10B増量
 30日間トライアルが可能

【オススメの人】
 履歴を無制限で残したい
 セキュリティが気になる
 導入コンサルを受けたい

【機能】
・タスク管理
 「プロジェクトリスト」メニューで現在どんなプロジェクトが進行しているかが把握できます。
 タスクとリスト(進行段階)を作成して、どのタスクがどの段階にいるかを見える化。各タスクには「担当者」「期間」「優先度」の設定やファイル添付が可能です。設定した状況や添付ファイルがあることがアイコンで表示されるので、チームで共通認識をもつことができます。
 タスク内でチェックリストを作成することでタスクを細分化できます。ひとつのタスクを完了させるまでの過程をチェックリストにすることで、状況の確認や作業漏れを防ぎます。
 複数のプロジェクトを担当している場合でも、ガントチャートに複数プロジェクトの表示が可能。自分が担当するタスクをまとめて見ることができます。

・進捗管理
 タスクの期間設定をして作成すると自動でガンチャートに反映されます。進捗状況は「ボード」と「ガンチャート」の2パターンのレイアウトで確認できます。
 タスクをカテゴリーと担当者でフィルターすることができます。プロジェクト内で担当者別に抱えている全てのタスクを把握することができます。

・スケジュール管理
 タスクの期間設定をして作成すると自動でガンチャートに反映されるので、ガンチャートでスケジュール管理も可能。
 担当またはフォローしているタスクの更新情報の通知や、タスクの開始日時や締切日の事前通知ができます。

・コミュニケーション/情報共有機能
各タスク内のコメント欄でチームメンバーとのやりとりが可能。ファイル添付やメモ代わりにも活用できます。

・外部連携
 Googleカレンダー
 Slack
 Chatwork
など

【セキュリティ】
Amazon Web Services(AWS)を採用。
AWSは多くの第三者認証を取得しており、信頼性の高い各種の認証、認定を多数受けています。データセンターとして信頼度の高い環境です。

【マルチデバイス対応】
Android/iPhone アプリ

○ 参考:導入事例
 Sansan株式会社
 Chatwork株式会社
 株式会社古田土経営
 Webディレクターズマニュアル
など 多数

Stock(ストック)

クラウド型ツール

【使いやすさ】
メイン機能が「情報共有」と「タスク管理」とシンプルでわかりやすいです。
ナレッジを貯めていけるので、急な人事異動で引継ぎ資料を作成する時間がないときにも資料代わりに使えそうです。
目的も挙動もシンプルなので使用方法も複雑ではありません。
無料プランと有料プランでは利用できる機能に差があるので、まずは無料プランで使用感などを試してみて、チームに合いそうでしたら有料プランへ切り替えるのもよいかと思います。

【コスト】
フリープラン
【まずは無料で試したいチーム向け】
  料金:¥0/月(1ユーザーあたり。年間一括払いの場合。)
 ストレージ:1GB/チーム
 ※無料トライアルあり

ビジネスプラン
【本格的に活用したい小規模~中堅企業向け】
  料金:¥500//月(1ユーザーあたり。年間一括払いの場合。)
 ストレージ:10GB/ユーザー
 ※無料トライアルあり

エンタープライズプラン
【セキュリティ・管理機能を強化したい中堅~大規模企業向け】
  料金:¥980//月(1ユーザーあたり。年間一括払いの場合。)
 ストレージ:20GB/ユーザー
 ※無料トライアルあり

【機能】
・タスク管理
 タスク一覧でどのようなタスクが動いているが確認可能。案件内で誰がどんなタスクを担当しているかも把握することができます。
 パソコン、スマートフォンとも設定をONにすることで更新通知などを受け取れます。

・進捗管理
タスク内にステータス(対応中/完了)を記載することで進捗状況が把握できます。

・スケジュール管理
タスク内に期限を記載することで作業期限を確認します。

・コミュニケーション/情報共有機能
 「メッセージ」機能でメンバーとのやりとりができます。
 送ったコメントが読まれたかどうかを確認する既読機能はありません。
 「タイトル」「本文」それぞれを検索することができます。

 「ノート」として案件を作成し、その中に必要な情報やタスクを掲載していけます。ファイル添付も可能。
 記載したデータは、Stockを解約してチーム情報が削除されるまで保管されるので、普段から情報を記載しておけば業務の引継ぎの際に困ることがなさそうです。

・外部連携

 Slackとの連携可能。
 利用しているメールの連携可能。るメールの内容をStockに自動転送設定することも可能。
 Googleカレンダーとの連携機能は無し。

【セキュリティ】
国際セキュリティ資格のISO27001(ISMS)を取得。データセンターとしてAmazon Web Services(AWS)を利用しています。

2段階認証あり (ビジネスプラン、エンタープライズプラン のみ)
IPアドレス制限あり (エンタープライズプラン のみ)

【マルチデバイス対応】
パソコン版・スマホアプリ版(android、iOS)。
タブレット端末向けにはWeb版でサービス提供。

○ 参考:導入事例
 株式会社フューチャーゲート
 株式会社イグニス
など


TeamHack(チームハック)

クラウド型ツール

【使いやすさ】
タスク管理や情報共有機能を1つのツールに集約しているので、1つのプロジェクトで複数のツールを使用している場合には、ツール間の行き来が無くなるので確認時間を省くことができます。

現時点では、モバイル用アプリは無いようなので外出先で簡単に確認が取れないなどの難点は有り。また、IE11は利用環境に含まれていないのでIE11を普段から利用しているメンバーがいる場合には注意が必要です。
無料のお試しプランがあるので、それから試してみるのがよさそうです。


【コスト】
お試しプラン
 ¥0/月(1ユーザー)
 ストレージ:1GB(1メンバー)
※最終ログインから1年間経過後は強制退会及びデータ削除。

ビジネスプラン
 ¥1,200/月(1ユーザー)
 ストレージ:10GB(1メンバー)
※最低5ライセンスからの契約。

フリーランスプラン
 ¥1,500/月(1ユーザー)
 ストレージ:10GB(1メンバー)

【機能】
・タスク管理
 タスクごとのチャットで各作業ごとに情報をまとめられるので、チャットやメールを遡る手間が省けます。
 作業者・完了予定日・担当者・レビュー担当者・予定作業時間を入力して登録するだけでタスク登録ができます。
 1つのツールで複数プロジェクトをまたいで管理することができます。
 担当者・作業期限でタスクをソートできるので、担当作業や優先作業が一目でわかります。任意のキーワードでも検索できます。

・進捗管理
 タスクごとに作業時間の計測ができるため、担当者が作業にどのくらいかかっているかを把握することができます。タイムトラッキングはタスクごとにON/OFF切り替えが可能です。
 登録したタスクが現在どの程度完了しているのか、グラフで表示されます。

・スケジュール管理
 期限を超過したタスクがある場合は、アイコンで知らせてくれます。

・コミュニケーション/情報共有機能
プロジェクトごとにドキュメント(仕様書)を整理。ドキュメントにもチャットが付いているので、仕様に関するやりとりも簡単にできます。

・外部連携
なし

【セキュリティ】
信頼性の高いデータセンターである Amazon Web Services(AWS)を利用。

【マルチデバイス対応】
PC ブラウザ
[Windows]
 Google Chrome 最新の安定バージョン
 Mozilla Firefox 最新の安定バージョン
 Microsoft Edge

[Mac]
 Google Chrome 最新の安定バージョン
 Mozilla Firefox 最新の安定バージョン
 Safari 10以降

※モバイル用アプリは無いようです(2020/5/27時点)


マンモスプロジェクト

タスクの「見える化」を追求した新しいプロジェクトマネジメントツール。プロジェクトの全体像をチームに効果的に共有できるようデザインされています。

【使いやすさ】
タスクを5つのビューで表示できるので、メンバーそれぞれが使用しやすい画面で管理できます。
「プロジェクトマップ」機能については、使い慣れていない場合は最初の作成時は少々迷うかもしれませんが、全体の流れを把握するのにはよいと思います。
「ノート」機能に、これまでの情報やお作法などを貯めていけるので、誰か一人しかわからないという状況になるのを防げます。
料金制度が少々わかりにくいかもしれません。

【コスト】
通常オンライン版
【オンライン上で登録・ご利用するプラン】
 500円/月(1ライセンス)

※無料お試し有り
サービス利用料金は初めてメンバーがプロジェクトに参加した際に発生。

オンプレミス版
【自社サーバにマンモスプロジェクトをインストールするプラン】
 36万円/年

プライベートクラウド版
【AWS上に導入企業専用のインスタンスを構築し運用するプラン】
 60万円/年

【機能】
・タスク管理
 プロジェクトのタスクを5つのビューで多角的に把握します。
 タスクの状況を「リスト」「カンバン」「プロジェクトマップ」「ガントチャート」「カレンダー」の5つのレイアウトで表示し、把握と共有することができます。

・進捗管理
 タスクをリスト表示やカンバン表示にすることで状況の確認がしやすくなります。
 ステータスアイコンも記載できるので状況確認に役立ちます。

・スケジュール管理
ガントチャート表示とカレンダー表示でスケジュール管理が可能です。

・コミュニケーション/情報共有機能
 「ディスカッション」画面でメンバー間でのやりとりやファイル添付などの情報共有が可能です。
 よく参照する情報やこれまでの要件定義資料や企画書などは、「ノート」にまとめておくと便利です。情報を探す手間が省け、またファイルのバージョンの取り違えなどのケアレスミスも防げます。

・外部連携
 Slack
 GitHub
との連携が可能

【セキュリティ】
通信は金融機関レベルの 256bit SSL を利用し全て暗号化されています。
データは分散化して保持されているため災害時でも安心です。

【マルチデバイス対応】
Google Chrome と Firefox の最新版。
このブラウザが動く環境であれば、スマートフォンやタブレットでの利用も可能。

※スマートフォンではタスクの機能はタスクリストとカレンダーのみ。
※タブレットではフル機能で利用が可能。
※iOS/Android アプリは開発中とのこと。

Wrike(ライク)

クラウド型ツール

【使いやすさ】
Freeプランでは利用できない機能がやや多い印象です。利用できるのも5ユーザーまでなので、案件の管理で利用する場合には有料プランにした方がこのツールを活かせるのではないでしょうか。
動作は簡単なものなのでFreeプランで自分のタスク管理などで試してみるのもよいかと思います。
便利な機能が多いと思いますが、他ツールでは無料で利用できる機能が有料プランでした利用できないなどあるので、導入には比較検討が必要かと。費用より機能を重視したい場合にはよいのではないでしょうか。

【コスト】
Free
【少人数のチーム向けの簡潔で共有可能なタスクリスト】
 無料
 ユーザー:5人のユーザー

Professional
【完全なプロジェクト計画とコラボレーション】
 価格:$9.80/月(1ユーザー)
 ユーザー:5、10、15ユーザー
 無料トライアル:あり

Business
【カスタマイズ機能とexecレポート機能を特徴とする安定した作業管理】
 価格:$24.80/月(1ユーザー)
 ユーザー:5~200ユーザー
 無料トライアル:あり

Enterprise
【高度なセキュリティと管理機能を備えた包括的ソリューション】
 価格:問い合わせ
 ユーザー:5人から上限なし
 無料トライアル:あり

【機能】
・タスク管理
プロジェクトを作成し、その中にタスクを作成します。
タスクにリスト表示やチェックボックス付けることもでき、チェックボックスではどのタスクが済んでいるかを確認できます。
「リスト表示」「ボード表示」「テーブル表示」「ガントチャート表示(※1)」「カレンダー表示(※2)」で表記切り替えが可能です。

(※1)ガントチャート表示は「Free」プランでは利用不可。「Professional」プラン以上で利用可能。
(※2)カレンダー表示は「Free」「Professional」プランでは利用不可。「Business」プラン以上で利用可能。


・進捗管理
・タスクにステータスや重要度を設定することで状況を見える化できます。

・スケジュール管理
タスクに作業開始日~期限を記載できるので、いつまでの作業かが確認できます。
「ガントチャート表示(※1)」「カレンダー表示(※2)」でも確認できますが、それぞれ有用プランのみで利用可能になります。

(※1)ガントチャート表示は「Free」プランでは利用不可。「Professional」プラン以上で利用可能。
(※2)カレンダー表示は「Free」「Professional」プランでは利用不可。「Business」プラン以上で利用可能。

・コミュニケーション/情報共有機能
 各タスク内でメッセージのやりとりやファイル添付ができるので、状況を確認したいタスクを選択することでメンバー間で情報共有が可能です。
 タスクの編集履歴を見ることもできます。

・外部連携

 Google Drive
 Dropbox
 Box
 MSFT Office 365
 OneDrive、
など 他多数

【セキュリティ】
 認証システム
 アクセス制御
 データーセンターセキュリティー
 データ保護

【マルチデバイス対応】
 PC、モバイル(Android/iPhone アプリ)

○ 参考:導入事例
 Airbnb
 TGIフライデーズ
 グリフォン
など

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【注意事項】
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