中野ブロードウェイでオバチャンに『お洒落割ぽう着』を買わされそうになった件
岩田です。はてなブログの過去記事転載です。
目的のガンプラをゲットして満足した私、そういえば中野ブロードウェイも久々だなぁ... 高校生の時に立ち寄った大人のピンク色なお店はまだあるのかなぁ... なんて気持ちから中野ブロードウェイを少し練り歩いてみました。
中野ブロードウェイの天井が低い通路
中野ブロードウェイの3階や4階の作りってメイン通路は広くて天井それ程低くないのだけど端っこの通路になると天井が低いように感じます。
昔はそんなの感じた事はなかったのだけど天井の低さが少し気になる...
それと同時に空き店舗の多さも気になって仕方がありません。
とくに4階は空き店舗が多いような雰囲気でして歩いていても淋しい感じ、そして私が高校生時代に立ち寄っていたピンク色の大人のお店は見つけることが出来ませんでした。
今の時代にそのようなアイテムはドン・キホーテかネット通販ですもんね、個人が店舗を構えてやるのは厳しすぎる世界なのでしょう。
地下一階がカオス
昭和で時間が止まっているような店舗を眺めつつ地下一階にまで駒を進めてみるとですね、基本食料品なんだけど洋服屋さんもあるという世界、
そして奥のほうには占い屋があって少しケバイ雰囲気の怪しいオバチャンが立ち話をしているようなカオスな雰囲気でした。
洋服屋さんだってもの凄い小さい店舗の奥のほうでオバちゃんからお婆ちゃんの間ぐらいの人が怖そうな顔で新聞読んでいたり、もの凄く怪しい巨大な顔のマネキンがデカデカとある洋服屋なのか喫茶店なのか分からないような店があったり...
物珍しさで色々なお店をキョロキョロしまくっちゃった。
そんな中、目に留まったのが割ぽう着とかのオバチャングッズを扱う昭和すぎる雰囲気のお店、見たこともないその世界が気になってついつい店の中に吸いこまれてしまいました。
割ぽう着を買いナサイ!
正直言いまして
このような場所でこのようなモノが売れるのか?
お客さんが来るのか?
家賃とか払っているのか?
地権者なのか?
このような事がかなり気になってしまいまして商品を見るとですね、多分だもの凄く古い商品が普通に売っている感じ、それは時代の流行とはあまり関係のないグッズだからかもしれないけど「こんなので商売が可能なのか?」といった探求心から手に取って見たりしちゃいました。
そんな事をやっていると店のおばちゃんが私に話しかけてくる、それは接客というよりも「今日は天気がイイわねぇ...!」のようなイキナリ世間話モード。
それはココが地下一階で天気なんか分からんでしょうwwwとかそんなものを超越した世界。
もうよく分からない話を続けてさせられたあげくに「じゃあさ、割ぽう着...買おっか!」みたいな攻撃を仕掛けてきます。
このオバチャンというかお婆ちゃんに言わせれば割ぽう着をお母さんにプレゼントしなさい、うちはお洒落な割ぽう着だからお母さんも絶対に気にいるはず!みたいな感じの接客です。
自分とは縁のない店に入ってしまう私も悪いのかもしれないけどまさか接客してくるとは思わないじゃないですか、しかも割ぽう着を勧めるって...
それはこのお店の一押しは割ぽう着だからなのでしょう、実際にオバチャンお婆ちゃんも割ぽう着を着ていたし
洋服とか扱っている店舗で店員が割ぽう着って凄いカオス感、これはコレでスペシャルな体験です。
中野ブロードウェイ一階の洋服屋も独特
これ以上地下一階の独特でカオスな場にいると私の洗練された感覚が狂ってしまいそうなのでメインの一階に移動、仕事に戻ろっかなぁ...なんて思いながら歩いていると、一階にも昭和な洋服屋さんがチョロチョロとあります。
そんな一回の女性向けのお店の店員さんの一人がですね、もの凄くケバイ感じのナウイ40台後半みたいな人がいらっしゃいました。
私はこの女性がめっちゃ気になりましてどうしても顔が見たい....との思いから怪しまれないように店に接近して顔を確認するとスナックのママみたいな超絶なケバさ、そして基本的に怒り顔...
凄い、凄いよ中野ブロードウェイ!
今の世の中って似たような商業ビルやショッピングセンターやアウトレットだらけで店員さんも似たような雰囲気の方ばかりだというのに中野ブロードウェイは違う、
それは「どうぞご利用くださ~い!」とかの意味不明な声かけを言ってくるアリキタリでお洒落だけどあまり高くないブランドのお店とは圧倒的に違う!
これはもしかすると、ららぽーとにあるようなアリキタリのお店を卒業した人が来る場所なのだろうか?
人と人とのぶつかり合いを楽しんで買い物をする場なのだろうか?
そんな風に感じる仕事中に立ち寄った中野ブロードウェイでした。
やっぱりオバチャンがお洒落と力強く勧めた割ぽう着は買うべきだったのかもしれません。
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