結局ノリで入籍しなくて良かったのか、良くなかったのか
こんにちは。オタクです。
連日現場に通っており疲労困憊です。異常な暑さなのでどうか皆さんもご自愛ください。
先日交際相手の急逝に関する記事を投稿しましたが、そのタイトル「ノリで入籍」に関する見解です。
ノリで入籍しようと思っていたが結局しなかった、という状態で事件が起こったのですが、入籍していなかったことでどのような良かったこと、良くなかったことがあったかを書いていきます。
※あまり一般的に起こり得る事案ではないので皆さんの役には立たないと思います。
良かったこと
■喪主にならずに済んだ
夫が亡くなった場合の喪主は一親等の配偶者である妻です。もし入籍していたら私が喪主になっていました。とてもではありませんがまともに務められる自信がありません、気持ち的にも手続き的にも。喪主だったら葬式で私のオキテを流せたかもしれませんが、それにしてもやりたくはありません。なぜ一番つらい妻が喪主を務めなければならないのか、そもそものシステムに疑問を覚えます。
■除籍処理が不要だった
私たちは結婚するならいわゆる婿養子として私の籍に彼を入れようと考えていました。そのため、入籍→死亡だった場合は私の戸籍から彼を抜く必要がありました。役所での手続きというのは何かと面倒であるため避けられるなら避けたいものです。理由が理由なので億劫でもありますし。
良くなかったこと
■警察から開示してもらえない情報がある
入籍していなければたとえ交際相手であっても、法律上は他人となります。気持ちの面ではそうではないだろうと思うのですが、法の定めるところでは他人として扱われます。
第一発見者であること、交際相手であることを鑑みて配慮していただいた部分はありますが、それでも教えてもらえていないことがいくつもあります。過去noteに記載がないことは伏せていたりフェイクを入れていたりする部分もありますが、単純に私も知らなくて書けない部分がありました。
仮にも好きだった人間が亡くなったにも関わらず、その死について詳らかにできないというのは辛かったです。
■親族と連絡が取れない可能性がある
交際相手の両親等に挨拶をしており連絡先を交換していれば問題ありませんが、そうでなければおそらく連絡が取れません。私は第一発見者という立場で警察と直接会話ができたため警察経由で言伝を頼めましたが、基本的に警察は親族の連絡先を教えてくれないと思います。
そうすると葬儀に出席できませんし、そもそも亡くなったことすらわからないままという可能性もあります。これはかなり恐ろしいです。
私も彼が自宅で亡くなっていなかったらこうなっていたと思います(数日連絡が来ないことはよくあったので知らないまま全てが終わっていたかもしれない)。想像したくないですね。
■忌引きにならない
交際相手は他人であるため休暇を取る際も忌引きにはならず有給休暇となります。大したことではないと思う方もいるかと思いますが、筆者はオタクです。現場のために多くの有休を使用しています。想定外の有休使用は正直痛手でした。かといって出社できる状態でもなかったので休むしかなかったのですが。交際相手が亡くなったのに有休の心配をしているのか?を思われるかもしれませんが、私は今後も生き続けオタクであり続けるので現実問題として立ちはだかってくるのは仕方のないことだと考えています。
良かったこと、良くなかったことをまとめてみましたが、一長一短だと感じました。入籍は法的な拘束力を持つものであり、裏返すとその恩恵も得られるものです。関係値次第ではありますが、覚悟さえあれば早々に入籍してしまってもいいのではと思います。
取りとめもない記事ですが、何かのお役に立てれば幸いです。それでは。
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