自律神経失調症の続きの話(経過4回目の記事)
11月に 毎月 行っているメンタルクリニックに薬をもらいに行った
先生はいつものように最近どうなったかを聞いてきた。
調子が悪そうなときは調子が治ってきたら「あの時悪かったね」と教えてくれる。それに気が付いたとき、悪い時に悪いって言われたくないものね…と思った。
話の流れで新しい薬の話になった。SSRI。飲んでからしばらくだう~んってなるやつ。
薬の存在自体はインターネットで調べて知っていたから使ってもいいんじゃないかと思っていたんだけれども、先生の認識としては推奨ではなく(少なくとも私の症状では)できることなら自分の生活の中でストレス解消法を見つけた方がいいという話に徹していた。
今の薬は対症療法にあたる。できることなら散歩したり、マインドフルネスをしたり、ストレス解消法を見つけたり、とにかく精神が安定に向かう思考を身に着けるための解決方法を見付けた方が絶対にいいです という内容。
それを聞いて ふんわりと「そういうものかな」と 納得して病院を出た。
運転する移動の車の中で 改めて考える。
自分にはストレス解消法というものがないというのは前々から思っていた。
その上、マインドフルネスや朝散歩をする・日光の光を浴びるといったことに意味を感じていなかったので行っていなかった。
要するに 本気で治そうとしていなかった!!
気の病を自分自身が治そうとしていない限りは治療が難しいんじゃないかと思い 早速 次の日から 朝 散歩に行くことをしてみた。
本気をだすとすごいところを見せてやるぜ。
まずは3日ぐらい連続で。
以降は時間的な家を取るのが難しい日は休んだりとかして今では週に何回かになっているが驚くほどに効果が見られた。
まず 常に感じていた 息苦しさがなくなった。
胸の苦しさもなくなった。
さすがに緊張した時は多少あるが それでも半錠薬を飲めばすぐに収まってしまう軽いものとなった。
嘘だろ。そんなばかな、としばらく思っていた。なんだったんだよこの数か月は。私にハマった方法だったんだね、もっと早く言ってよ。
マインドフルネスをするのはどうしても難しかったので運転中にしてみた。
最初の頃は何も考えずにひたすら運転という行為だけを集中していたんだけれど、なんかボーっとするあまりよだれ出そうになっちゃって、日によってはなんとなく ごちゃごちゃ と考えるようになってしまって運転中は危ないしやめたほうがいいかな と思い、編み物をすることにしてみた。
私は集中しないと 編み物をすることができない。
この方法は うまくはまり 一切何も考えずにひたすら 編み物のことだけを考える時間を作ることで マインドフルネスに近い状況を作ることに成功した。
成功したってかこれがマインドフルネスじゃないことはなんとなくわかるけど瞑想すると寝ちゃうんだよ。
そして 何週間か経った頃、仕事の時 調子が悪い日があった。
そして他の人と話してる最中に発作が起きてしまった。
発作時は私の場合、体がどこかに行くような気持ちの悪い浮遊感が起きて、全身に ずんという重さのようなものがのしかかる。
そして その直後に過呼吸が始まるか 動機が始まる。
しかしその発作が起きた瞬間に いつもやっているマインドフルネス・要するに何も考えないをした。
すると その瞬間だけは少し 動悸が乱れたが徐々に治まっていた。
治まんのかい。
びっくりした。
ただ 散歩しただけだったのにこんなに症状が良くなるものなのかと。
繰り返すが散歩ですよ?朝5~10分。
何も考えずゆっくり歩くだけ。
なんなら目的なく歩くのが意味なく感じるからゴミ拾いしながらだし。
ゴミ持ってるから人とすれ違う時ちょっと恥ずかしい。
犬のエチケットな袋みたいな感覚で。
しかし よくよく考えると そもそも何もしていないのに自律神経悪くしているので人間のメンテナンスとは そんなものなのかもしれない。
続けてみます。
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