なぜ私がすぐに人間関係をリセットするのか

学校、ではないけど、なりたいと思っていた職業に就くための学校みたいなところに行き始めた。自分は才能があり、先生の中の一番偉いベテランの人に名指しで1番だと褒められた。しかし、今私は猛烈に辞めたい。多分、辞めると思う。

お笑いサークルに入った。初めてのネタ見せで、その日見せた中でダントツで面白かったと言われた。これからも組んで、色んなネタが見てみたい、とも、大学お笑いで必ず結果が残せるとも言われた。でも今、デビューライブが終わったら辞めたい。

高校の時、放送部に入っていた。朗読をやっていた。1年生の時に初めて出た大会で3年生の先輩を下し、上に上がった。才能があった。半年で辞めた。顧問が好きになれなかった。先輩の思うように頑張れなかった。楽しさと真面目さのバランスが分かれなかった。

なんかこんなような経験が他にも沢山ある。

人に恵まれる。この世に一定の割合で良い奴がいるのかもしれないが、それにしたって俺のような奴が人生で一度も孤立したことがないのは変だと思う。厨二病みたいだけど、寂しさを感じたことがない。いつも如何に人と関わらないかということばかり考えている。人に好かれる才能がある、と言ってもいいだろうか。私は一切自分から人に連絡をしない。のに、なんでだろう。

昔読んだ子供向けの本に、「なぜ自殺がいけないのか」が書いてあった。人と人とはリボンのような「つながり」がある。自殺はそれを一斉に断ち切ってしまうから。みたいなことを言っていた気がする。私、今までの人生でかなりの数、それに近いことをやってきた。

私は取り繕うのが上手い。どんなに苦しくても、人の前で笑うことができる。

才能があり、いつも笑っている私が、死にたいと思うほど苦しんでいることをわかってもらう手段を、今のところ「辞めること」しか見つけられていない。だから私は誰にも何も言わずに、すぐ辞める。つまり、人間関係をリセットする。これが1つ目の理由。

私は、「期待」が大嫌いだ。


力尽きた!!リセット!!

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