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日本の平均株価は上がっているのになぜ円安は収まらないのか

先ほど日経平均株価が史上最高値を更新したと言うプッシュ通知がiPhoneに届いた。こういった状況なのに昨今騒がれている円安がなぜ止まらないのか、主となりそうの要因を以下に記載。

個人投資家の動向

個人投資家の海外投資が増えている。これが円売り・外貨買いの圧力となり、円安を後押ししている。

株価と為替の関係性の変化

昔は「円安→株高」という関係が強かったのだが、最近は「株高→円安」の傾向が目立つようになった。海外投資家が日本株に投資する際、為替リスクを避けるために円を売る傾向があるらしい。

海外投資家の影響

日本株の急騰相場が落ち着いた後も、海外投資家が円売りのポジションを維持している可能性があり、これが継続的な円安圧力になっている。

金利差の問題

日米の長期金利差がまだ大きい。日銀と米国の金融政策の方向性の違いが、この金利差を維持していて、円安の一因となっている。

企業業績への影響

多くの日本企業、特に輸出企業にとって、円安は業績にプラスである。これが株価上昇につながる一方で、円安傾向も続きやすくなっている。

こうした要因が複雑に絡み合って、株価上昇と円安が同時に進行する状況を生み出しているようだ。

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