松永涼の現状と可能性【俺達の少女A】

こんばんわ。松永涼担当Pを名乗らせて頂いております夢之路というものです。

今回、5月8日、9日の2日間にわたって開催された「第14回俺達の少女A」という企画において、幸運にも松永涼のプレゼン音源を採用いただきました。


以下が、今回の音源を動画として投稿したものと、原稿全文となります


これは、可能性のお話
アナタは、松永涼という名前を聞いて、どんなイメージが浮かびますか?
カッコいい?スタイルが良い?歌が上手い?様々なものが浮かぶでしょう。
そんな中で、「ロック」もしくは「ロックなアイドル」というイメージが浮かぶ人は多いのではないでしょうか
確かに、彼女は自身を「ロッカー」と表現している描写はあります。ですが、松永涼にとってロックは重要なワードなのでしょうか
実は、この9年間の歴史において、松永涼のカードの中で「ロック」というワードが出たのは、モバマスでは1回、デレステでは3回。合計でたったの4回。結構少ないとは思いませんか?
彼女にとっての「ロック」とはなにか。私は、「歌」という目的、願いをかなえるために選んだ、手段なのではないか。と考えています
では、彼女がロックを選んでいなかったら。例えば、それがオペラだったら、演歌だったら、アイドルソングだったら。彼女の名前を聞いて浮かぶイメージが違っていたかもしれない。彼女との出会いの形も、違っていたかもしれない。そんな可能性
しかし、実際彼女が選んだのは「ロック」でした。それでは、今私が述べた可能性は、もう、過去のものなのでしょうか
いえ、これは未来の可能性。彼女は、ぷちデレラ内のエピソードにて、こんなことを言っています。『歌なんて、歌いたいから歌えばいい。アイドルだから。ロッカーだから。そんなジャンルに囚われてどうする。歌い方は、自分で決めろ』これは、プロデューサーが贈った「持ち味を活かせ」という言葉への答え。彼女は、その答えの先で、ロックだけじゃない、様々な音楽を手段として選ぶかもしれません
なら私は、そんな彼女の背中を押したい。彼女が選んだその可能性の光を消したくはない。そのためには何が必要か。もちろん運なども必要でしょう。ただ、実績も必要ではないでしょうか。ここでいう実績とは何か。そう、貴方が持っている投票券が生む結果です。これだけが全てではない、賭けじゃないか。そう思われるかもしれません。ただ、この賭けに勝った時、彼女が新たな可能性を広げた時、絶対に後悔はさせません、なぜそう言い切れるかって?だって、彼女の歌が素晴らしいことは、よくご存じのはずだから
これは、貴方たちが作る可能性のお話

今回の音源で使用したBGMは『機動戦士ガンダムUC オリジナルサウンドトラック3』より『PIANO UC-NO.1(SIDE:B)』でした。

さて、今回の音源を作るにあたって「こういった内容にしよう!」といった明確なきっかけがありました。なので、松永涼さんの現状のお話を踏まえつつ、その背景を書きたいと思います。

※注意:これより以下の文章にはかなり偏った個人の主観、意見であったり、ネガティブ、マイナスな内容の文章が入ります。そういったものを見たくない、興味が無い方にはお勧めしませんので今すぐブラウザバックをしてください



松永涼の現状について ①スタートダッシュが遅れてしまった?

突然ですが、松永涼というアイドルに物語上ではなく、ゲーム上の同期を設定するとしたら誰になると思いますか?
いやいや、彼女は「アイドルマスターシンデレラガールズ(以下モバマス)」実装当初から居るんだから、その時居たアイドルは皆同期でしょ?と思われるかもしれませんが、そこから更に絞った場合です。
私は、前川みくさんが同期に該当するのではないか、と考えています。それは何故か。この二人はゲーム内のお仕事エリアにて、同じ原宿エリア出身だからです。
ただその立ち位置は違っていて、前川みくさんはプレイヤーが初めて相手にするエリアボス。対して、松永涼さんはプレイヤーが初めてコンプリートをして手にする衣装レア。になるはずでした。

何故、なるはずでした。という言い方をするのか。それは、当時松永涼さんを手にするまでのハードルの高さから来ています。

そもそも、この衣装というものはモバマス内にてスタミナを使用するお仕事を進めていく中で手に入るアイテムです。1つの衣装に6種類の色が存在し、それを全て集めることで1枚の衣装レア=アイドルを手にすることが出来る。それを計3回こなすと2枚の衣装レアが手に入るので特訓できるというものでした。
しかし、この衣装は1人で全ての色が集まるわけでは無く、必ずお仕事では手に入らない色があります。それは、プレイヤーが最初に選んだクール、キュート、パッションの属性それぞれによって異なっていたようです。
では足りない色はどう集めるか?それは、他のプレイヤーとの勝負です。
モバマスにはLIVEバトルという機能があり、攻撃コストを使用して、自分の持っていない色の衣装を狙う。勝てばそれがもらえますが、負ければ当然それは奪われます。当時流行していた同モバゲー内の『戦国コレクション』などにもあった要素ですね。
勿論奪われないようにするアイテムがありました。それが「鍵付きクローゼット」というものです。これを各衣装のどれか1色に使えば、その色は一度だけLIVEバトルから守れる代物。ではこれをうまく使いつつ奪われないようにすれば、衣装Rは集まりやすかったのではないか?=松永涼との出会いも早かったのではないか?そう思われるかもしれませんが、そうは上手くいきませんでした。

理由は、当時行われていたイベントにも衣装Rがあったことです。イベント限定衣装Rが登場したイベントは計4回。イベントにはそれぞれ3種類の衣装が用意されており、集めるのは容易ではなかったことでしょう。私は、イベント衣装Rが登場した最後のイベントである「桜舞う花見祭り」というイベントのみ参加経験があるのですが、当時始めたてだったこともあり、戦力も足らず、また鍵付きクローゼットに邪魔されることもあり、最終的にその3種類を集め切ることは出来ませんでした

いつでも手に入る恒常衣装Rと、そのイベント期間中しか手に入れることが出来ない限定衣装R。貴重性などからどちらを優先するかは明らかでしょう。かくいう私も、当時はイベント衣装Rを集めることに躍起になっていたのですから。

ただ、このイベント衣装も上記記載の通り「桜舞う花見祭り」というイベント(イベント終了日2012/04/13)をもって登場しなくなりました。では、鍵付きクローゼットを使う先が恒常衣装に戻り、松永涼とも出会うチャンスが増えたのではないか?と思われるかもしれませんが、やはりそうはならなかったのです

松永涼の現状について ②モバマスでは戦力になれず、デレステではカードの登場頻度に恵まれていないと言いたい

まず第一に衣装Rは苦労して手に入れても、そこまで大きな戦力にはなりません。今でこそブレイクという機能がありますが、当時は、加入当初でこそ編成に入ったかもしれませんが、戦力が整い始めると、必ずと言っていいほど控えにさがるカードでしょう。

では、次、さらにその次に登場するカードが強ければ編成に入ったままではないか?しかし、そうもなりませんでした。

登場頻度としては大体半年から1年に1回程度。またその内容のほとんどが、イベント限定、もしくはガチャ限定での登場でした。しかし、それぞれの眼玉、という訳ではなく、例えばイベントではRであったり完走報酬と言われるような、一定ポイントを貯めれば誰でももらえるSR。ガチャではほとんどが限定Rという立ち位置でした。
余談ですが、2020年5月現在において、恒常ガチャから手に入る松永涼のカードはR「熱気の中で」とSR「セトルダウンソウル」の2種類のみです。それ以外のカードは中々入手頻度が少ないイベントアイドル限定ガチャチケット、もしくはフリートレードを利用するしかありません。

松永涼それぞれのカードには、常に編成に入り続けるようなゲーム上でのパワーが無かったのです。もちろん、該当イベントなどではイベントパワーが乗りますから、その時は使用されたでしょう。でも、その時だけ。イベントが終われば、見ることはなくなることが多かったのではないかと思います。

上述の通り入手方法も限られており、新しく手に入れようとすればトレードを使うしかない。入手しやすいからか、必要なアイテム数は少なく済むため、トレードでは入手しやすいでしょうが、戦力にならないカードをわざわざ手に入れようとする人はあまりいないでしょう。それこそ、好きでもない限り。

ここまで長々とモバマスでの話をしてきましたが、では後から始まったスターライトステージ(以下デレステ)ではどうなのでしょうか。やはりここでも別の問題が出てきます。

それは、カードとしての登場頻度の少なさ。2015年9月からサービス開始したデレステに松永涼は始めから登場しておらず、合流したのは少し遅れて同年9月末。そこから今現在までのカードとして登場回数は、R1種、ガチャSR1種、イベントSR2種、恒常SSR1種。計5種類です。しかし、登場間隔にムラがあり、登場してから2か月後には新しいカードが出たかと思えば、そこから1年間カードとしての登場が無いといったこともありました。現に、SSRに至っては2周目を長らく待っている状況であり、1枚目のSSRである「SOUND A ROUND」登場から2年以上経過してしまっています。

勿論、カードが登場していないからと言って、露出が全く無かったわけでは無く、メインストーリーコミュへの登場や、ユニットとしてイベントに参加し楽曲を披露したり、他のイベントへゲスト的な立ち位置として登場、また他のアイドルへのカード内に登場。またデレぽなどでのコンテンツで呟きを見せてくれてくれることはありましたが、やはり大きな話題性を呼ぶことはあまりなかったのではないかという印象があります。

またカードとしての戦力としても、唯一性を感じるものは少ないのではないか、と考えています。やはり、好きでも無ければ、編成に残り続けることは難しいカードなのかなと考えています。

なぜここまで編成に残り続けることであったり、登場頻度にこだわるのか。それは、それらが高い方が目につきやすい、記憶に残りやすいからです。

もっとも登場頻度に関しては、正直なところどうすることもできません。どれだけ私が泣こうが喚こうがそれを決める、提供するのは運営のやることなので、ここはその手にゆだねるしかありません。ですが、編成は話が別です。例えば、モバマスでのお仕事であればランダムではありますが、そのアイドルのコメントが出ます。デレステではライブ編成中、スキル発動ボイスをオンにしていれば、声としてそのコメントを聴くことが出来ます。ルームにも置いていれば、やはりランダムでコメントをしてくれます、そう言った積み重ねは、そのアイドルに興味を持つきっかけになるのではないかな、と私は考えています。

ですが、そもそもそのアイドルに興味があれば、それこそ編成に残り続けるだろうし、どんなに弱くても、フリトレなどを使って集めるのではないか?そんなにこだわる必要は果たしてあるのか?登場頻度に関しても、好きなら待てるのではないだろうか?と思われるかもしれません。

松永涼の現状 ③メインのユーザー層には求められにくいキャラクター?

今でこそ松永涼というアイドル、キャラクターの認知度はかなり高いと思っています。ですが、それこそモバマス稼働初期はそこまで高くなかったのではないかと考えています。現に、過去の実体験として、「松永涼?知らない」と言われたことがあります。

何故なのか。それは彼女のキャラクターがメインのユーザー層に求められにくいからではないか?と考えています。

松永涼担当P、もしくは好き、一番に好きと言ってくださるような方は、女性の方、また海外の方が多いような印象を受けています。しかし、この「アイドルマスターシンデレラガールズ」という世界のメインユーザーは日本の男性がやはり多いのではないでしょうか。

ではなぜ松永涼はメインユーザーであろう日本の男性に求められにくいのか。それは見た目の印象と、想像のしにくさが原因ではないかと私は思っています。

まず見た目の話。ここはかなり悪い言い方をしますが、いわゆる男性オタク受けしにくい見た目をしているのかなと思っています。例えば、初めて松永涼を見た時、可愛い、とか、それこそエロいとかいう印象よりかは、やはりカッコいい、とか男前だ、といった印象を受けることの方が多いでしょう。

次に想像のしにくさの話。例えば、松永涼を主役とした同人誌はかなり少ないように思えます。逆に主役ではなく、脇役であったり、他のアイドルとのカップリング相手という部分ではまだちらほらと見かけることはあります。松永涼を主役にしづらい、また加えて二次創作のジャンルとして大きいであろうPドルが少ない理由は何故か。それは、松永涼の感情・思考を想像しづらいからなのかなと考えています。
松永涼のセリフの端々には「今」に重点を置いたものが多いなと感じています。逆に、後悔や挫折、また家庭環境も含めるであろう「過去」や、希望や夢などの「未来」に重点を置いたものは極端に少ないなと考えています。私は、それらを考えるときには必ず、考えや感情が深くのっかり、それのあるなしでは、想像のしやすさが各段に違うと思っています。
こういった過去や未来の描写がぐんと伸びたデレステ稼働後から、今までとは爆発的に松永涼に好意的な感情を見せる人が増えたように見えるので、あながちこの考えは間違いじゃないのかもな、と思っています。

松永涼の現状 ④やはり武器にするには歌しかない

松永涼がこれからさらに人気を出すには、それこそ総選挙という舞台で戦うにはどうすれば良いのか。オタク受けするような表情や衣装を着てビジュアルを良くすれば良いのか。過去や未来をどんどん掘り下げて、感情を更に露わにさせて親しみやすくするのか。強いカードを出し続けて編成に残りやすくすればよいのか。

一番目のビジュアルに関してはハッキリと違うと言えます。ここまでの9年間という道のりは、決して短い距離ではありません。それによって根付いた、ビジュアル面での印象というものもあるでしょう。今からそこを捻じ曲げて、全く違うものを表現しても、違和感を覚えるのは我々ですし、一種の不満にもつながると思います。

過去や未来の掘り下げや、強いカードに関しては、どうしようもありません。これも、やはり運営の提供をただ待つしかありません。

では、今の松永涼が武器に出来るのは何か。どれを使えば戦えるのか。それは、やはり歌ではないかと考えています。ここは本当にありがたいことに、CVを担当してくださっている千菅春香さんの力がすごい大きくて、特にその歌声には本当に本当に助けられています。勿論歌も、要素としては中々押しづらいのかなと思います。それこそ新曲などに関しても運営の提供を待つしかないのですが、それこそライブ開催時など、千菅春香さんが松永涼役としてステージに立ってくださり、歌を披露してくださることによって、松永涼に興味を持った、好きになったと言ってくださる方は一定層居ます。
特にソロ曲である「OneLife」披露時は本当にすごくて、毎回ツイッターのトレンドに乗るほど。毎回毎回、有難いな助けられてるな、と思うと同時に、松永涼が彼女の歌で、こうして認められていくことが本当にうれしく思い、やはり松永涼の歌は彼女を知ってもらうに当たっての武器になるんだ、と感じています。

今回の音源のきっかけは7th大阪

さて、上述の理由から、この7th大阪公演には過剰なまでの期待をしていました。ロック公演で、ロックなアイドルとされている松永涼が出演している。ソロ曲の「OneLife」は歌うだろう、いや、もしかしたらカバー曲の「ツバサ」を歌うかもしれない。きっと素晴らしいものになる。もっと皆が松永涼に目を向けてくれる。これは大きなチャンスだ。そんな大きすぎる期待を持っていました。

しかし、結果としてはソロ曲もカバー曲も歌われることはありませんでした。勿論初披露の「夏恋」などもあり、やっぱり松永涼の歌って良いな、と思ってくださった方はいらっしゃると思います。ただ、アイドル個人としてのインパクト、強烈なものとして残ったのはやはり、佐久間まゆさんや星輝子さんでしょう。

私は、それが悔しくて悔しくてたまらなかった。あまりにも辛くて、敗北感すら感じていました。現地参戦をしていたのですが、現地には来なければ良かった、とその時は考えるほどでした。

これはどうしようもないほど自分勝手な感情で、あまりにもガキのような、つまらない嫉妬です。誰も悪くない、何も悪くない。何が、誰が悪だと強いて言うならそれは紛れもなく私自身です。ただ、この負の感情を簡単にはぬぐうことが出来ませんでした。

何故だったのか。折角彼女を大きくアピールできるチャンスだったのに、という考えもありました。ですが、彼女はロックなアイドルだろう、という考えもあったからです。ロックなアイドルがロックな舞台でソロが歌えないなんて!とこれまた自分勝手な考えが浮かんでいました。

そんな考えがぐるぐると脳内を駆け巡る中、一つの考えが頭をよぎりました

「いや待てよ。松永涼さんってそんなにロックについて言及していないのでは?むしろ彼女にとってロックってそんなに重要なワードなのか?」

なんともみっともない話ですが、これが今回の音源が誕生するきっかけとなったのです

松永涼とロックについて

音源内にて、松永涼のカード内で登場した「ロック」という言葉の回数の話をしました。その詳細は以下となります

モバマス内1回
・「熱気の中で」特訓後、マイスタジオセリフより『激しいだけがロックじゃないんだ!』
デレステ内3回
・R特訓前ホームセリフより『これ?昔の衣装だよ。ロックっぽくって気に入ってたんでね」
・R特訓後ルーム内セリフより『まだロック感が足りないな。この部屋にはさ』
・アンデッド・ダンスロックLiveクリア時『魂が凍るような熱いロック…届けられたな!』

カード内で限定すると、私が見逃していなければこの計4回のみになります。コミュやアイロワなどに登場するライバルユニットでのセリフは意図的に外しています。理由としては、印象、イメージの話をするにあたって、目にしやすいカード内セリフはともかく、自分から見ようとしないと触れることの無いであろうコミュなどに関しては、印象、イメージに与える影響はそこまで大きくないかな。という点と、それらもカウントし始めるとキリがない(特にライバルユニット)と考えた為外しました。

また、音源内でも取り上げた、自身をロッカーと表現した点については、ぷちデレラ内のVoレッスンエピソード2にて『歌なんて、歌いたいから歌えばいい。アイドルだから。ロッカーだから。そんなジャンルに囚われてどうする。歌い方は、自分で決めろ』で登場しています。このセリフは、音源内の後半部分でも紹介しましたね。

さて、こう見ると彼女のロックへの言及は極端に少ない。ますます彼女にとってロックは大事なのかな?と感じます。そこではたと気づきました

そうだよ。松永涼は最初から「歌いたい」って言ってたじゃん。松永涼のしたいことは、目的は「歌」なんだよ。じゃあ松永涼にとってのロックってなんだ?そうか。歌のための手段なんだ

松永涼の可能性

これで出だしが固まりました。でもまだです、ここからどう話を収束させるのか。これはプレゼンで、目的は聴いてる方に松永涼へ票を投票してもらうことです。ではそれによる投票した方へのメリットは何になるんだろうと考えました。

そんなことを考えて浮かんだ言葉が「可能性」でした。

例えば。松永涼さんがバンドをしていなくて、それこそ合唱団のようなもので活躍をしていたら。オペラをしていたら。出会う前から、アイドルとして歌うために活動をしていたとしたら。プロデューサーとの出会いの形も、それからのいわゆる売り方も、活躍の仕方も、そこから生まれる、彼女の抱く印象も、変わっていた可能性があった。

でもそういった可能性、それらのジャンルの歌を歌わなかった可能性は、過去のものではない。これからの未来で起こる可能性だってある。

ならその可能性を現実にしたい。松永涼の色んな歌を私は聴きたい。現に、彼女は「熱気の中で」特訓後にて『バラードもいい…いいだろ?』と言っています。
聴きたい!!!歌ったって言ったなら聴きたい!!!
それにロッキンヴォーカル特訓後ではこんなことを言っています。
『アタシが作詞作曲した歌、今度聴いてくれよ、プロデューサーサン』
聴きたい!!!!!!松永涼さんが作った歌を聴きたい!!!!!!!

ただ、これは担当Pだけの、いえ、私だけの願いかもしれない。しかも願うだけなら誰でも出来る。松永涼さんが新しい歌を、可能性を提示するには何が必要か、それは運などもあるでしょうが、やっぱり実績、結果が必要。つまり投票券だ、それが生む結果なんだ!

もちろん総選挙の結果だけでどうこうというわけではないでしょう。これはあまりに先の見えない賭けです。その賭けに皆さんをのせなくてはいけません。では何をメリットとして提示すれば良いのか。やっぱり浮かんだのは、彼女の歌なんですよね。

なら私には、一緒にその可能性を広げてくださいと言うことしか出来ません。前述のとおりこれは先の見えない賭けです。でも成功した時に後悔させないという自信はありました。だって、松永涼の歌が素晴らしいということは、皆さんがご存じのはずだから

といった具合で、原稿が出来上がりました。あの中では書きませんでしたが、松永涼さんが新しい可能性を見せてくれた時に、それを見た、聴いた人が「あ、これ私が投票したからかもしれないな」と思ってくれれば良いな、とも考えていました。なんなんでしょうね。思い上がりもいい加減にしろって感じですよね。

最後に

音源が出来上がって投稿して思ったのは、「私もまだまだ松永涼さんの事わかってなかったよなあ」という気持ちでした。でも、この経験があったからこそ、もっと彼女の事を好きになれたし、もっと応援したいと思いました。だからこそ、音源が採用されたとわかったとき、皆様方の感想を見た時、凄く嬉しかったです。

改めて、お疲れ様でした。よしひこさん、大作さん、あいうえおさん、本当にありがとうございました。また、あの音源を聴いてくれた方、感想をくれた方、松永涼に投票してくださった=賭けにのってくださった方、そして、この駄文を、どうしようもないこのお話と感情をここまで読んでくださった方、本当に本当にありがとうございました。

これからも、自分に出来ることを、自分に出来る範囲で、松永涼にしてあげられたら、と勝手ながらそう思っています。よろしくどうぞ、お願いします。

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