お前は誰だ?

初めまして、加藤祐喜と申します。


生まれ持った才能やセンスなど関係なく、誰でもギターを楽しく弾けるようにする。

そのお手伝いをさせていただく。その思いからギターコーチとして活動をしています。ここでは自己紹介とコーチ活動をしている理由をお話したいなと思います。


センスも無いし不器用な人間がギターを始めた結果…


ギターを始めたキッカケはB'zでした。でも、特に音楽一家に生まれたわけでもない。親戚にミュージシャンの方がいるなんてこともない。ごく一般的な家庭に生まれました。


自他ともに認める不器用人間ですし、(親やバイト先の先輩など、色々な人に不器用だと言われてました汗)運動神経も悪い方です。野球は小さいころからやっていたのでまだマシだったとは思いますが、サッカーやバスケのドリブルすら未だにちゃんと出来ないですね苦笑。


なので、俗に言うセンスや才能のある側の人間ではなかったと思います。実際ギターも最初は全然弾けませんでしたから汗。憧れのB'zのフレーズにチャレンジしましたが、憧れの松本さんとは程遠いプレイ。とてもじゃないけど人に聞かせられるようなものでもありませんでした。


松本さんが、「レコードに合わせて沢山練習していた」と言っていたので、自分でも真似して同じように練習していたんです。同じ箇所を何度も繰り返しながら、何回もギターを弾きました。家族の人に、「なんでそんな同じところばっかり弾いてるの?」と言われるくらい。


それに、You Tube、ブログ、メルマガ。上達のヒントになりそうなものは片っ端から見まくっていました。

「ギター 練習」    

「ギター 上達するには」


みたいに調べて、検索結果のYou Tubeの動画やブログ記事を上から順番に片っ端からチェック。中にはメルマガでギターの無料講座を配信している人もいまして、そうしたものも片っ端から登録。そうした動画やブログ記事、メルマガ講座などで言われていることはとにかく色々と試しました。


このエクササイズをやったほうが良い。というものを見たならそのエクササイズに取り組み、、、ピッキングはこうした方が良い。というものを見たならそのピッキングを試し、、、そうやって色々な練習やフォーム、知識で何度も何度もギターを練習しました。でも、思ったように上達したと感じることはなかったのです。


そんな日々が続き、ギターを買ってもらった当初の情熱や胸の高まりというのは段々と消えかかっていました。


転機となった出会い


そんな時ギターの師匠と呼べる存在に出会います。師匠からは練習方法や理想的なフォーム、脱力の仕方。更には技術以外の演奏時のマインド的なものまで。


住んでいる場所が遠かったのでオンラインレッスンという形でご指導頂きました。演奏の動画を師匠に送り、それを元にチャット上でやり取り。そんな風にしてご指導頂いておりました。


そうしてオンラインで教わっていく内、自分のギタープレイは段々と変わっていったのです。ご指導頂く前は、「音は合ってるはずなのに、なんか原曲とは違って聞こえるんだよな」みたいなフレーズも教わってから改めて弾くと、「おぉ、ちょっと原曲っぽく弾けてるやん」と実感出来るものになったのです。


自分の手で憧れの松本さんと同じフレーズを弾いている。と、少しニヤニヤすることもあるくらいでした。もちろん、松本さんのプレイと比べれば圧倒的に拙いものではあります。でも、そういった、ギターが弾けてる実感。というのは師匠と出会う前には殆ど感じたことのないものでした。

ギターが弾けるようになることで広がる可能性


ギターが弾けるようになったことも当然嬉しかったのですが、なにより嬉しかったのは『自分でもやれば出来るんだ』という思いからくる自信でした。


ギターを始める前にやっていた野球では、色々な努力していたつもりでした。素振りや、シャドーピッチングみたいな手軽に出来るようなものはもちろん、父親には庭にバッティングの練習が出来るスペースを作って貰い、そこで練習したりもしていました。少しでもヒントになるようにプロ野球選手が書いた本やインタビューも読んでいました。You Tubeを見て選手のフォームを参考に真似してみたりもしました。それでも、自分が望むような結果が出たかと言われれば決してそうではありませんでした。


結局、野球は中学生で辞めてしまいました。


そうした経験もあるので、自分は努力しても上手くいかない人間なのだ。センスや才能なんてないのだ。みたいな思い込みも心の何処かにあったのです。


そうした経験があったからこそ、ギターの師匠にオンラインで教わってギターが弾けるようになった。努力が報われた。そんな実感を持てたことは自分の中では大きな自信や喜びでした。ギターを通じてそうした思い込みを取っ払うことが出来たのです。 


そうして自分の中のマインドが変化していったからでしょうか。性格なんかも以前より積極的な明るいものへとなっていったように思います。別に元々凄く暗い性格だったというわけでもないですが、心のどこかで、自分なんかが明るくはしゃいでも…。自分なんが積極的に何かに取り組んでも…。そんな風に思っていた節がありました。自分に自信がなかったから、どこか遠慮していたと言いますか。


でも、自分でもやれば出来るんだ。ギターが弾けることを通じて得たその実感、自信。そういったものが、心のどこかにあった遠慮みたいなものを取っ払ってくれた。 今ではそう思っています。


そして、ギターが弾けるようになったからこその出会いというものもありました。バンドメンバー。一緒にセッションをして下さる先輩。専門学校の同期。自分がギターを弾けるようになったと感じたからこそ、バンドをしたり色々な人とセッションするようになったり。そして、弾けるようになって自信が付いて来たから、専門学校に通ってもっと色々学んでみようと思った。その中で出会えた人たちは、ギターを弾けるようになっていなければ出会えなかった人たちだとも思うのです。


こうしたマインドや交流関係の変化、そうした中で、未だに付き合いがある人、心のそこから尊敬出来る人、一緒にバカやった人。出会って良かったと今でも思えるような出会いも沢山ありました。


時にはライブをして「メチャクチャ良かったよ!」って言ってもらえたり。本当に嬉しかったなと今でも憶えています。こういったものが自分自身に訪れたことで、一気に人生というものに彩りが生まれたように感じたんですよね。


もし、ギターの師匠に出会っていなかったら、きっとこのような体験は出来ていないと思いますし、今の自分は無かったでしょう。


センスや才能がないからとギターを諦めそうになっているあなたへ


師匠は、「ギターなんて誰でも上手くなるし、上手くならないのは才能やセンスではなく、やり方が間違っているだけ」そう言っていました。


もし、あなたもセンスや才能がないと感じてギターを諦めかけているなら、、、


それはこの先にやってくるであろう楽しい体験や出会いを逃しているかもしれないのです。だとすると、この体験をすることが出来ないというのは非常にもったいない。そう思うのです。だって、センスや才能なんて関係なくギターなんて上達するのですから。生まれ持った素質なんて関係ないのです。


その体験や考えを得るキッカケになったのは、ギターの師匠との出会いです。そして、その師匠と出会うキッカケこそが師匠がやっていたブログでした。もし、師匠がブログをやっていなかったら。そもそもネットが普及していなかったら。きっと住んでいる場所が全然違う師匠に出会うこともギターを教わることもなかったでしょう。


きっとギターも弾けるようにならず、You Tubeのギター演奏動画を見ながら、「良いなこの人たちは才能があって…」「それに比べて自分は…」なんて思いながら生きる人生だったかもしれない。なんてことすら思うのです。


でも、僕は師匠に出会ったことで変われました。独りではどうにもならないようなことも人に助けて貰うことで、それまでの自分では考えらないくらいのことが起きる。想像もしなかった体験が出来る。その経験をしたのです。それは、特に特別でもなんでも無い自分が出来たのです。  


だったら、それは誰にでも起りうると思ったし、昔の僕が助けられたように今度は僕が誰かを助ける力になれれば。そんな思いからネットでギターコーチとしての活動を始めました。ネットなら場所などの制約なく発信をしたり教えることが出来るからです。このnoteもそんな思いの一つから始めたものになります。


少しでも僕の書く記事があなたの役に立つようなものになっていれば嬉しいです。




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