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フルアコースティックギター 電装系修理

音がでない!

エレクトリックギターではよくある問題なのですが、ソリッド構造とアコースティック構造の中間にあたるフルアコースティックエレクトリックギターですと、電装系のデバイスにアクセスすることすら難しく簡単に原因を見つけ修理することができません。

ピックアップから、トグルスイッチ、ポット、ジャック全て取り外すことにより、はじめてトラブルシューティングをすることができます。

結果、ポットが原因により回路が切断され音が出なくなっていました。
ポット自体を健全なものに交換し問題なく音がでるようになりました。

電装部が修復されたので、最後組み戻しがあるのですがこれがフルアコースティックタイプの醍醐味といいますか、面白いところです。
・配線の長さ
・組み戻しの順番
・配線の順番
・Fホールからの配線の見え方
など、独特の配慮が必要になります。

試されたことがあるかたも多いと思いますが、なかなか難しい作業になります。私どもでは十分な経験・テクニックを要していますので、ぜひご相談いただければと思います。

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