・*:・*・iWalletの基本操作::・*:・
iGAS・iRAMについて
IOSTでは、ネットワークのリソースをiGASとiRAMという二つの内部単位に分けています。
IOSTのシステムリソース
リソース = NET(帯域幅) + CPU(処理能力) + RAM(メモリ)
このうちのNET + CPUがiGASで、RAMがiRAMとなっています。
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iGASは、IOSTネットワーク上でトランザクションを行う際に発生する手数料のことを指します。
iGASの入手
iGASは、IOSTトークンをステーク(ロック)することで自動生成することができます。
1IOSTをステークするとその場ですぐに100,000iGASを獲得することができ、以降毎日同量のiGASが自動生成されることになっています。
また、必要量のiGASを保有していれば、ステークしたIOSTはいつでも回収できることにもなっています。
iGASを保有できる量には限度があり、3日分の自動生成量(ステークしたIOSTの30万倍)まで、と決められています。
iGAS手動補充
①「iGAS」をクリック
②「Pledge」を選択、担保にするIOSTの数量を入力
※目安…100~200 IOST
③「Submit」をクリック
iGASの手動補充の解除
①「iGAS」をクリック
②「Unpledge」を選択、解除するIOSTの数量を入力
③「Submit」をクリック
トランザクションあたりのiGAS消費量について
トランザクションの処理速度は支払うiGASの量に応じて上昇する仕組みになっています。IOST公式によれば、特別に急ぎでもない限りはデフォルトの設定で問題ないとされています。
iGAS消費量 = コマンドあたりのガス消費量 * コマンド数
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IOSTでは、ネットワーク上のストレージをiRAMという形で購入することができます。iRAMは、DAppsの開発などで重要な役割を果たすものとなっています。
iRAMはトークンの価格決定プロトコルであるBancor Protocolを活用して作られたもので、各iRAMはそれぞれ一度しか取引できない仕組みとなっています。
ウォレットあたりのiRAMシステムの上限は128ギガバイトに設定されており、購入・売却には2%の手数料がかかることにもなっています。回収された手数料は焼却(バーン)されます。
iRAMの購入・売却
iRAMは初期状態では保有していないため、必要に応じて購入が必要です。
(購入額の2%のIOSTが手数料として焼却されます)
購入したiRAMは売却も可能であるため、不要な場合はiRAMを売却してIOSTに戻すことができます。
iRAMを購入
①「iRAM」を選択
②「Purchase」を選択、購入iRAM量を入力
※目安…1~2KB(約4.7~10 IOST)
③「Submit」をクリック
iRAMを売却
①「iRAM」を選択
②「Sell」を選択、売却iRAM量を入力
③「Submit」をクリック
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3.IOSTの入金と送金
入金
「Deposit」をクリックしますと次の画面でアドレスが表示されます。
送金
①「Send」をクリック
②「Choose Token」ではIOSTが選択されていることを確認
③「Transfer Amount」に送金量を入力
④「Payee」に送金先のIOSTアカウント名を入力
⑤「Memo」暗号資産交換所への送金時等、メモが指定されている場合は必 ず入力してください。
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アカウントの追加と削除
iWalletはIOST専用ウォレットとして、IOSTの最初期から存在しているウォレットでアカウントも複数インポートできます。
① アカウントの追加・削除は画面右上の歯車マークをクリック
② Manage Accountをクリック
③ 現在iWalletにインポートされているアカウントの一覧が表示されます。
ここで、アカウントの追加(インポート)と削除が行えます。
※削除というのはiWallet上からの削除で、IOSTアカウント自体は削除さ
れません。
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前回のiWalletについて少し足りなかったかなと追加情報を記しました。
さて、IOSTを保持した場合、次に気になるのはステーキングではないでしょうか。次回は、ステーキング(ノード投票)の方法について投稿しようかなと思います。
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