ラダーの感想(まじめな話編)

2024年3月のアンリミテッドを走ったので、記憶が残っているうちに色々書き残しておく。

最終MPは158192、順位は5位。
使ったデッキはAFのみ。

最終的な構築

そもそもの話

この環境、明らかにAFが勝てる環境じゃなかった。
AFを持った時点で負けることはほぼ確定していた。

2月のメンテナンスを皮切りに急増したホズミに対して勝てる要素が少ないAF、どう考えても持つべきデッキではないことは分かり切っていた。
それでもAFを持ったのには一つ理由があった。

それは、シャドバもビヨンドに移行することが分かっている今「いつまでもアンリミAFに固執していては、この先何も成長しない」という気持ちになったことである。

なので今月は「アンリミAFとの決別」を目的のひとつとして走った。
ちょうど3月だし、いい時期だと思った。

結果自分のアンリミAFはボコボコにされたし、称号もとれなかった。
ただし結果としては何の文句もないし、むしろこれでよかったのかもしれない。

こだわりと結果はだいたい両立しない。
色々書いたけど結局それだけの話だと思う。

構築の話

実は今月、なかなか構築が定まらなかった。
2月(特にメンテ後)がかなり多忙でありあまりシャドバに触る事ができなかったことも一因であると思うが、それでも3月20日ぐらいまで40枚定まらなかったのは大きな失敗であるといえる。

インパが抜けたり、加速兵が入ったり、メカニカルガンナーが入ったりと色々迷走していた。わけわからない屁理屈を並べて自分を納得させていた。

2月コロナになり、シャドバをする気力がないまでに消耗してしまった時期があったのもまあまあ失敗だと思う。
体調管理に気をつけよう。

勝率の話

下の表は勝敗を手動で記録したものである。
元のシートはチームリーダーがくれた。ありがとう。

エルフ:57.8%
ロイヤル:88.8%
ウィッチ:76.8%
ドラゴン:79.4%
ネクロマンサー:62.1%
ヴァンパイア:66.4%
ビショップ:68.3%
ネメシス:84.3%

明らかにエルフ(ホズミ)に対して勝てていない。
その分ドラゴン、ロイヤル、ウィッチに対してなるべく勝ってMPを稼ぐしかなかった。
先述の加速兵はドラゴンやロイヤルに対して安定して勝つためという目的から採用されていた(結局カイザーになったけど)

ヴァンプやネクロにはホズミほどではないが安定して勝つことはできなかった。先攻と後攻の差が激しすぎた。

対面の話

各クラスに対して意識していたこと

エルフ

ホズミだと断定してやってた。
結局勝ち筋が上振れシオンアグロ(+絶命欠損)かホズミ欠損ぐらいしかないため、シオン単キープもやってた。

虚数はだいたい熾天使の剣で割られる(割られなくても普通に突っ込んできてきついことになる)ため、1ターン攻める猶予が増えるカードという認識になっていた。

負けそうになったら、ホズミがない状態を前提にして戦うことが大事。

ロイヤル

だいたい負けないが、油断すると負ける。

遺物の同調を切りすぎてヴァイスで困る。ジェネシスアーティファクトを引けず、シュヴァリエマグナ本体をなかなか崩せず困る。スキャンを使いすぎて兵団長でギガスを割られた返しにギガス2枚目から再起動できなくなる。ビクトリーブレイダーを処理できず詰む……など負け筋は結構転がっている。

そのため、デッキに何がどれぐらい残っているかを管理しながら戦う必要があり、それゆえドロー燃えが致命傷になりうることが少なくないため結構大変。

なおギガスファクトリーが来なくてもアギルで代用すればしばらく戦える。

ウィッチ

6:3:1ぐらいで超越、秘術、混沌。

超越は反転する翼の採用率が上がったせいでめんどくさくなった。
その分事故率もあがっているため、ギガスポン置きなどそれに甘える選択肢を取ることも多かった。
ヴァーミディアを使って大き目の守護を展開すると半分ぐらいの確率で勝てる。ただしレディやエッジ多めだとワールドブレイクで半壊する。流石に打たれることは少なかったけど。

秘術は永世オリハルコンが来そうなタイミングでヴァーミディア展開して耐える(スぺコンの疾走を通さない)ことが大事だと思う。ライリーやパメラを誘ってからレディレディレディシオンでカウンターが理想だが、ギガスファクトリーが引けないと成立せずに負ける可能性が上がる。

混沌はしらん。並べて殴ろう。

ドラゴン

だいたい武装だが、ディスカや庭園が紛れ込んでいる。

武装は武装カウントをガン見して、ギガスファクトリーを置く2ターン前までにカウントが4にならないよう上手く盤面調整したい。
しかしカウントが3の時は竜装の槍術士やアーマーパージが裏目となるため、レーヴァテインドラゴンが困らない手札ならもうカウントを諦めて処理してしまうのも良い。
ブラストモードを切る気分にさせないことが一番大事な気がする。
ディフェンスモードはどうとでもなることが多い。
遺物の同調からチョイスできるスピネ&ルチルがディフェンスモードに対して有効なので、遺物の同調2枚目以降は温存気味で。

ディスカは分かってもどうしようもない。この手のデッキには並べて殴るが一番効く(というかそれしかない)

庭園も同様だが、シオン+ギガス本体で特大シオンを作った後にそれをヴァーミディアの守護展開で守る形がそれなりに強い。

ネクロマンサー

葬送と骸が同じぐらいの割合で来るが、先攻を取れないとどちらも苦しい。

葬送はなるべく5tにギガスを起動したいため、4tにスキャンを使えるようにすることも多い。しかし悪辣の残滓やカースドソーサラー・リーズがどちらも攻撃力3のためエッジアーティファクトを破壊することに失敗することもあり困る。ラズリとヴァーミディアが両方ある時は先にヴァーミディアから出して、スキャンを素引きすることに期待することもあった。
ちなみに量産と犬があればこの問題は気にならない。そもそもギガスを引けないと話にならないし。
地味に虚数が強かったりする。なんならホズミ対面の時より強い。

骸は基本的に盤面を一回返してから勝つことを考える。
なお先攻4tに骸+なにかで展開されると無理。加速頼り。
スピネ&ルチルが強いため武装同様切りすぎに注意。
スピリットイーターのバーンがきついため骸が来る前になるべく下当たりしておくことを推奨。

ヴァンパイア

狂乱とハンドレスがいて分かりにくいものの、あまりやることは変わらないのが救い。

1tにスピネを切るかどうかは、2tの動きが見えているかどうかによって変わってくる。
アギルがある場合は順当に動きたいので1tにスピネを切るし、無い場合は犬や2枚目のスピネとのセットを考慮して温存(ルームサービスデビルやバイオレントスクリーム避け)する
(この辺は気分で変わってしまうことが多く、普通にアギル無い時も1tでスピネ切りしてたりする)

狂乱は基本的に先攻3フラ煉獄が成立しないことを祈る。
成立してしまった場合はヴァーミディア+生命の量産+メカニカルドッグで盤面に触っていきたいが、これができないと大体詰み。
できたとしても攻撃力1以上の何かが残ってないとフラ煉獄を両方倒すことができないため、スピネ切りを調整するなどしてなるべく残すようにしたい。
その後はギリギリでギガスファクトリーを受けられるぐらいのリソースを残しながら、回復や盤面処理に向かう。結構ギリギリの勝負になりがち。

ハンドレスの場合はパラセリゼが増えたかどうかをしっかり記憶しておきたい。増えてない場合はパラセリゼが切れるまで耐えきることも視野に入れる。
虚数物体も地味に強いため余裕があるなら置いておきたい。

ビショップ

デッキタイプが多く(ガルラントゥ、うさぎセラフ、回復、ユカリセイバーなどなど)困るが、ガルラントゥとうさぎセラフに寄せてマリガンする。ホズミ同様の戦術でいくためシオンはキープしたい。

ユカリセイバー以外は基本的に厳しいため、何かしら欠損している前提で進めることも多いが、実際に欠損している確率もまあまああるため理論値よりは勝てた印象。

ネメシス

AF、共鳴、ライルOTK、カラミティの4種類。

AFミラーはギガスゲーかつ先攻ゲー寄りなため、後手になった場合は先5ギガスポン置きを咎められるような盤面にしなければならないが、それも量産プラス0コストAFから微妙に処理されるだけで軽くあしらわれてしまう。
実はこのミラーで一番重要なのは構築であると考えていて、自壊カードや盤面を使わない飛び道具の数(モデスト、インパ、サプライヤー等)で勝負の天秤が傾いている気がする。
なお、ギガスはそれなりの確率で欠損する。自分のギガスが粗大ゴミである以上、敵のギガスも粗大ゴミなのである。

共鳴は常にカシムを倒せるカードを持っておくようにしておくことが重要。カシムのドリブルさえ防げればだいたい勝てる。
加速装置を引かれると進化ギミックが本気を出してきてきついが、それでもスキャンとギガスの組み合わせでなんとかなることがある。
グリームニルの10点とマグナゼロは常に意識しておきたい。忘れて死ぬともったいない。

ライルOTKに対してはなるべく早めにヴァーミディアで守護展開をしておきたい。ただしあまり対戦数がないためはっきりしたことは言えない。

カラミティは適当にやってれば勝てる印象。AFに勝つためのデッキじゃないだろうし。

あとがき

今後まとまった時間がとれなさそうなため、もうラダーをすることはない。
2位称号2個を持って墓に埋まることとする。
アンリミAFも、いい感じに飽きることができた。
今後はBo3大会の時にちょっと練習して持っていく程度になりそう。

応援してくれた人達へ
ありがとうございました。そしてごめん。シャドバは続けるので今後もよろしくお願いします。












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