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GOL 8th SEASON 見どころ解説

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GOL無差別級タイトルマッチ
留守逢人(C) vs 赤川明日太

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 今年に入ってのファイプロ界で八面六臂の活躍を見せるWAYWARD所属・留守逢人。超の付く命知らずの突貫ファイトを武器に、WAYWARDタッグ王座・IWTタッグ王座、そしてGOL無差別級王座の三冠王に君臨するこの男が迎え撃つのはGOL INVERSION優勝者・赤川明日太。GOL旗揚げから参戦するも、楽山光輝や吉良フミヒトといった同期の後塵を拝す事がこれまで多かったが、今回のトーナメント優勝で一気にトップ戦線への殴り込み、そしてベルト奪取へのチャンスを得た。
 去年の年末に行われた挑戦者決定Tを制しそのまま王者となった留守、そしてよく似た立場にいる今の赤川。圧倒的なドミネイトで王座防衛なるか?それとも得意の蹴りでシンデレラボーイ誕生となるか?互いのキャリアを賭けた試合が今始まる…!

RINKA vs リノケロス倉島

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 一部米インディーでカルト的な人気を誇るパンクロック野郎・”冥界の騎士団長”リノケロス倉島がGOL上陸。迎え撃つのはGOLの象徴・RINKA。荒々しいハードコアスタイルの倉島だが、シューターにルチャを掛け合わせたようなRINKAのスタイルとは真逆と称してもいい。自団体では今のところベルトに縁のない状態が続いており、この試合で何かしらの足跡を残したいRINKAではあるが倉島もそれを許すほど甘くはないだろう。食うか食われるか、生き残りと這い上がりに命を捧げる狂犬達の喰らい合いはいかに…?

ネプティード・ディナス vs 小桑薫

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 前シリーズのトーナメントでは現GOLリベルタ王者のB.A.D所属羽田飛鳥を破った”海神”ネプティード。GOLマットでは兄であるヘラクレイドとのタッグ「テンペスト」としての活動が主であり、このチャンスを掴み一気にシングル戦線へと躍り出たい所ではあるがそこに待ったをかけたのは小桑薫。上記のトーナメント戦では一回戦敗退だったが、GOL旗揚げシリーズで行われた初代GOL王座決定トーナメントではネプティードから丸め込みで3カウントを奪っており対戦成績では小桑が上回っている。
195cmVS163cm、無差別級を掲げるGOLならではの対決。互いに引っ提げてきたと語る”新技”にも注目だ。

虹野誉 vs 村田剛

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これまでエル・カラベラ(カラベラ・ジム)、レナート・クライネフ(BREAK)、城戸真絃と数々のビッグネームと対戦、結果は出ないものの気合の入ったファイトを見せる”GOL初の新人”虹野誉。今回迎え撃つのはJWAのレスリングモンスター・村田剛。アマレスの技術とパワーを高いレベルで持ち合わせる強豪だが、同じくバックボーンにレスリングを持つ虹野としては何とか食らいつきたい所。若手は散ってナンボ、潰されてナンボとは言えそろそろ結果が欲しい時期、単なる爪痕に止まらない結果を期待したい。

著・鬼丸コガネ

【“GOL 8th season 会場限定パンフレット(¥2000)”よりTVマッチ部分抜粋】

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