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「店を閉店させたことがある」ということ

こんばんは、みなさん今日もお疲れ様です。
GUILDincもサロン業務がメインなので土日の今日が商売時で
月曜日が休みとなっています。

今週はBRooCH HAIR & NAILの
3月末閉店を皆さんにお伝えする動画
を撮影したり、
取引先さんとの今後の打ち合わせなどもあり。
1週間があっと言う間に過ぎました。

お店を閉める(ちょっと言い方を悪くすると潰す)ってことは
物凄くエネルギーを使う。

「成功体験の連続」が俺を作っていると思われがちなので、
講演会などでたまに話たりしていますが。
実はこの12年の経営者LIFEで、
僕は3店舗(今回も含め)のお店を閉めているんです。


初めてお店を閉店させたのが今から6年ほど前の話
初めての店舗閉店は、25歳の時に独立を果たした「本店」なんです。
このお店を作るために沢山の人、家族や仲間、僕を当時慕ってくれた
美容学生やアパレル系の学生カルチャーのみんなが力を貸してくれました。

「始まりの店」なわけです。
その原点の店を閉めるって決断するのには
本当に悩み苦しみました。

お店をどうすべきか悩んでいた頃に、
会ってみたいと思っていた、勝手に尊敬していた経営者の先輩の方と
一緒に食事をする機会があり。
今の現状を相談したんですよ

そしたら先輩は、
「自分の中で答えは出てるんでしょ?」
と言って。こう続けたんです。

「本郷君、店を潰したことがあるというコトが君をもっと成長させてくれる。この世に店を潰せる体験をできる人間は限られているんだよ。」
と言葉をかけてくれました。

それを聞いてから自分の中にあった
店を維持できないなんて恥ずかしいよな、とか。
プライドみたいな気持ちに整理をつけるコトができて、原点のお店を閉店させる決断をしました。

創業当時、
相棒のSUZUKIと喧嘩したり。
狭いバックルームでお母さんが作ってくれた弁当食べたり。
経理を手伝ってくれた俺のじいちゃんが毎日様子みにきたり、
色んな美容学生が見習いで学校の後にサロンワークを手伝いに来り。
サロンでDJしながら飲み会もしたし、無名だった僕らを売れっ子美容師にしてくれた沢山のお客様との最初の出会いの場所 HAIR & cafe guild 。

そんな大切なお店をクローズさせた経験もあります。


この経験があったからこそ
今のGUILDがあるし、当時そのサロンを任せていた店長が
社内ベンチャーを使って夢だった自分の理想のサロンを出店し
安定して黒字化経営できている未来が今あります。


会社も人も伸び縮みしながら成長して
未来に進んで行くのだと思います!!

ゴムゴムの実 だね。

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