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発達障害者の親は虐待を見抜けない

以前ヘルプをしていた発達障害者(児)と街で再会しました。最近立て続けに支援介助してた発達障害児に偶然再会するのですが、共通点として障がい者の「親」が私の事を覚えていません、障がい者や児童の母親にとってヘルパーなどは“大勢の入れ替わるスタッフの一人”でしかないのでしょう、その特性上福祉事業所で電話連絡などをする“仕事もできない管理職達”だけしか保護者は覚えていないんだと思います。

発達障害者の親が重要視しなければならないのは、福祉施設の管理職や正職員ではない、直接かかわるヘルパーです

今日会った発達障がい者は20歳で会うのは2年ぶりでした、しかし“ただひろ先生”に会うと大興奮して抱きついてきました、逆にビックリしていたのは

見ず知らずの人にいきなり興奮して抱きついて興奮している障がい者の子供の保護者達でした

そりゃそうです(笑)人になつかずに人見知り傾向が強く、障害度合いも強いこの子が、ここまで心をオープンにする相手など親でも見たことなかったのでしょう、事情を説明するまで保護者からは敵意の眼差しを受けました、まぁ私の方もお母さんの顔は忘れていたし、父親など見た事もないので仕方ないと思いますが、障がい者を偏見の目で見ているのは、意外と

「障がい者の保護者の方」

だったりするのです、私の記事を読んでくださっているコミュニティーの方は、この意味がよくわかると思います。


ちなみにこの子は施設で職員から暴力を受けています
でも、保護者の親は長年気づいていません、その年数はなんと10年以上虐待に気づいていないのです。私は保護者のお母さんに虐待の事実をお話ししようと思いましたが、あの父親の敵意のあるまなざしと挨拶もせずに先に歩いて行った姿を思い浮かべて話すのをやめました

施設の誰もが暴力虐待行為を目撃しているのですが、この子はスタッフのいう事をなかなか聞かない問題児なのです、だから誰も近寄らない、しつこくすれば手を出してきたりするので、虐待する姿を見ても他のスタッフは見て見ぬふりをするのです

他のスタッフが毛嫌いする中で、私はこの障がい者にとって唯一のよりどころだったのでしょう、不安定な時は常に私と一緒でした、他のスタッフにはなつかないのです。そんな子は2年ぶりに偶然街中で会っても、マスク越しでも、ただひろ先生を決して忘れないのは人として当然のことです。※興奮しまくって親がビビッてましたけど(笑)


【終わりに】
発達障害者(児)の通う福祉施設で何があっても「親」は見抜けないんだなと私は再認識しました、逆に福祉施設の管理者等の営業トークと偽連絡ノートに騙されているのが現実であります

先日、本屋で見かけた流行の本にこう書いてありました

「ミクロはマクロに勝てない」

結局は数の力、組織の力、行政の力には個人では敵わないという内容でした、はたしてそうでしょうか?このネット情報社会で強者は情報発信能力に長けた者でありそのパワーは個人でも世界を変えると私は考えます

笑えるのがその流行本の内容を詳しく見てみると、youtubeの考察系でさんざん紹介されていた海外の検証実験事例をそのままパクッて出版していました(笑)ミクロはマクロに勝てないだって?パクリのパクリが偉そうに語る流行本など気にしないでミクロな“ただひろ先生”は今後も言いたい事を言わせていただきます。

2023.10.14 “TADAHIRO”

#発達障害の保護者 #発達障害の親 #発達障害虐待 #障害児虐待 #発達障害暴力

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