自分のやっている事が正しい訳じゃないんだよ

頭の悪い人っていうのは自分の考えが常に正しいと思っています。そして自分の世界が正しいから人の言う事は聞き入れません。今回のお話は、この究極の問題（アタマ悪い人は他人の言う事を聞かない問題）を深堀していきたいと思います。

わたしはドキュメンタリー＆ノンフィクションの実体験経験からでしか語る事が出来ませんので、まずは障害者の成長を事例にお話ししたいと思います。

発達障がい児が社会に出ていく訓練を失敗する原因

「感動」によって人間の優しい心は成長しますが、自分以外の他者へ対する愛情は「恐怖と痛み」を知らないと成長しません。それは何故なんでしょうね？わかりやすくご説明していきます

「恐怖と痛み」

これは体罰や虐待、ましてや暴力の事を言っているのわけではありません、ご安心ください。生物学上人間は恐怖心と痛みの感知神経器官が無いと短命になります、これは動植物全てに言える当然の事実ですが、そういった「痛みと恐怖」を発達障害児童育成の現場では撤廃してしまいます。これが精神障害を持った児童が「将来1人では生きられない原因」になっているのです

どういうことなのか？さらに詳しくお話していきましょう

「従うと負ける理論」

自分の理屈を貫き通す、頭の悪い人がはまる自己肯定感という言葉を皆さんもご存じかと思います。ようするに「自分が正しいと思え！」コレです、笑い事のようで実際には危険な言葉です。人間同士が意見のぶつかり合いを起こす時に「恐怖と痛み」が生まれます、お分かりになりますか？子供の頃に口論から喧嘩になり嫌な思いをしたことが誰にでもあると思います、時には涙を流し、殴られたり、逆に相手を傷つけたり・・・。これは人格育成の成長段階では必要不可欠な事なのです、このために、集団生活（学校教育義務教育）が存在しているといっても過言ではありません、学校教育は勉強することがメインではないのです

おわかりになりましたか？
発達支援の現場では障害者だからと特別扱いして「叱らない甘えさせる」教育育成を行います、重度知的障害児童のケースは少し異なりますが、その重度と軽度の区分けすらできていないのが日本の現状です。しかしこれは世の中の縮図であり、障がい児教育の現場だけでなく、通常の保育園幼稚園小中高でも同じなのです、ヤバいですよ

「社会性を養う教育が無くなる日本」

揉めたもん勝ち。そんな理不尽な社会が訪れています「優しい正直者が砂を噛む」こういった状況を人は成長段階で多く経験してくると、賢い人は心の声がこう言い聞かせます

頭に来てもバカとは戦うな！

チョッと難しいですがお判りになりますか？
こういう事です

頭の悪い奴は論破して従わせて「欲」を満たします
賢い人は不快な人間とは関わりません

この考え方が児童（義務教育期間）からあっという間に、難しい方程式を覚えるよりもはるかに早い段階で子供達の脳みそに刻み込まれていくのです。そうなると義務教育集団生活（社会性を養う期間）の中でも、賢い子とそうでない子の2極化が発生してしまいます、それは水と油のようにまじりあう事が無く、一昔前なら「恐怖と痛み」を互いに経験体験していく中で成長していきましたが、現在は他者にかまわない“自己肯定感”が正しい事と誤認されてしまっているので、バカはバカ、利巧は利巧を加速させてしまっているのです。

主流多数派資産重視思考の機械人間達は先に述べたような

「頭の悪い奴」

が圧倒的に多い世の中になります。感情を失くしたほうが所得が上がり資産も増えるからです。資本主義経済の末期とはイスラエルを見てもわかる通り（超格差社会）だとindustrial revolution（産業革命）の時代からわかっていたことなのです

加速した先進国の子供たちは、倫理道徳の根本である他者への愛情が育成されないまま大人へなるのです。そういった心の無い人間がつくる社会が巨大化していくことにより、凶悪犯罪が多発し、簡単に人が人を殺す世の中になっていくのです、もうなっていますけどね。

【終わりに】
ハッキリ言って頭の悪い奴に何を言ってもわからないんですよ（笑）だから戦わないで争わないで関わらないのが1番という事ですね。今の世の中に「葉隠」のような武士道を貫き通していては『無礼な！切る！』そういった状況が毎日起きてしまいますから、命がいくつあっても全然足りなくなってしまいます。どちらかと言えばわたしはそっち派（武士道）の人間なので我慢するのに必死で現在過去未来不器用に生きています

2024.03.04
1人ぼっちでクソッタレ社会と戦い続けている
『へっちゃらさ』
“ただひろ先生”

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