命に嫌われている。

死にたくないなら生きていなさい。

何人たりとも死んではならないと思う。それがここ最近で僕が得た知見だ。
根拠はない。というか忘れた。
ただ何となく、自殺はダメだ思う。あくまで個人的な意見なので、自死や安楽死については各々意見があるだろうしそこはなんだっていい。

幸か不幸か、自分は今まで身内の死をあまり、見たことがない。
近しいところだと中学の理科の先生、仲の良かった部活の先輩、高校の化学の先生が亡くなった。

今僕が死亡したとして、この世界は、僕の周りの世界はさほど変化はないだろうと思う。
誰が泣くとかはどうでもよくて、3日もすればまたいつもの日常に戻るだろう。
自分が何か大それた存在になりたいわけではないが、いや、きっとなりたいのかもしれない。

僕がこの世にいなくても世界は回るし、でも、何かにつけて僕を見てくれる人はいるんだ。
僕が必要不可欠ではないが、僕がいるとありがたい思ってくださる方がこの世にいるんだ。求めてくれてるんだ。

それなのに、僕は生き辛い。
僕にだってできることはあるし、恐らく僕にしかできないこともある。これは驕りではなく、あなたも、あなたの周りの人にとってはきっとかけがえのない人。あなたにしかできないことがある。世界にとって特別ではなくても、誰か一人にとっては特別なことだってある。

でも、だからってなんなんだ。その人もまた一人の人間として生きている。苦しんでいる。
求めてはならない。

嗚呼、そうか。
僕は人に頼るのが苦手なんだ。
昔からそうだ、人に相談するとかまるでしたことがない。無意識のうちに抱え込む癖がついてるんだろうな。友達なんて少ないしね。

私抱え込んでますアピールなんかじゃないよ。
俺はできるなら、「自分」をもっと共有したいし、協力者をいつだって探してる。
なぜか昔から孤独を感じやすい。僕が変わってるからかはしらないが、とにかく、一人なんだ。

僕は、否定されるのが怖いんだ。怒られるのが怖いんだ。泣きそうになる。自分なんかが存在して、本当にごめんなさい。そんな気持ちになる。

きっと事実は違うんだ。あえてこの言い方をするが、僕は存在していいし、価値のある人間だ。
僕を求めてくれる人はいるし、いやでも、間違ってると思われるのが、言われるのが嫌なんだ。ひどく怖いんだ。

わかった、僕は怖いから、怒られるのが怖いから、怒られるくらいなら死にたい、そう言いたいんだ。

だから、何にもできなくなるんだ。

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