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【簡単】3Dスキャンした3DCGをBlenderで軽量化(ハイポリからローポリへテクスチャベイクする)

3Dスキャンアプリでハイポリモデルを用意

WIDARはCGモデルでのエクスポートに月額が発生するので同じくフォトスキャンとLiDARスキャンに対応した「3dScannerAPP」を使用して3Dスキャン。
ただ残念ながらAndroid版はありません。
もちろん他のアプリで3Dスキャンしたものや別でハイポリモデルをもってきてもOKです!

オイコスをフォトスキャンしてみました。

①撮影が終わったら右下の「Share」を選択。

②「OBJ」を選択。

③自分にメールするなどしてファイルを受け取る。

④BlenderでOBJファイルをインポート

「マテリアルプレビュー」を選択すると色がでます

⑤右上の4つの丸の右から二番目の「マテリアルプレビュー」を選択

⑥右上の四角が二つ重なったアイコン「透過表示を切り替え」をアクティブに変更

透過表示を切り替え

⑦「Tab」キーを押して「編集モード」にして余計な頂点を「X」キーで「頂点」を削除

「C」キーの部分選択も便利!
綺麗になりました!

Blenderでさらに軽量化(ハイポリからローポリ)

左が完成イメージです。ポリゴン数がかなり削減されていますね。
同じ形でモデリング
コツはオリジナルと重ねた際にローポリ版は少し小さくしてオリジナルよりはみ出ないようにする。※そうしないとテクスチャがうまくベイクされません。
ローポリ版にマテリアルを設定。
「Shading」タブを選択
「新規」でマテリアルを作成
「追加」から「画像テクスチャ」を設定
こんな感じになります。
UV展開をする
「UV Editing」タブから左画面の「+新規」を選択
適当な名前をつけて「OK」
右画面の「UV」⇒「スマートUV投影」を選択
こんな感じに。もっと綺麗にUV展開する方法はまた今度。
左画面から「画像」⇒「名前をつけて保存」を選択
「Shading」タブに戻り、フォルダマークから保存した画像を設定
ハイポリ版のほうにも同じ画像を配置。コピペでもってこれます。ハイポリ版もローポリ版もどちらも白いフチがついている選択状態にしておきます。
元のモデルを「レンダープレビュー」に切り替えてライトを当てる
「Modeling」タブへ移動し「レンダープレビュー」に切り替える
「レンダープロパティ」⇒「レンダーエンジン」をCyclesに変更。そうすると「レンダープロパティ」の下部にある「ベイク」の項目が選択できるようになります。
「ベイク」の項目をこんな感じに設定。「レイの最大距離」は小さくしたローポリからどれくらいの距離までのハイポリの情報を取得するのかを設定できます。
ライトがないと暗いので「オブジェクトモード」に切り替えた状態で「追加」から好きなライトを追加。
レンダービュープレビューで見えている感じでローポリのテクスチャにベイクされるので、好きな感じになるように調整してみてください。
ハイポリ版、ローポリ版の順に「Ctrl」キーを押しながらどちらも選択。※なぜか「Shift」キーでの選択だとうまくいきません。
画面下に進捗が表示されます。
成功すると「UV Editing」タブなどのUV展開した画面にベイクされた状態が表示されます。
ハイポリ版の目のマークを選択して非表示に。
「マテリアルプレビューモード」に変更
「Shading」タブから画像テクスチャのノードの「カラー」と「ベースカラー」を繋ぐとベイクされた状態が表示されて完成です!


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