【名古屋の西なんもない】日比野②

以前朝まで遊んだ帰りに、ごはんをどこで食べようかとけったを走らせていた。日比野駅前の定食屋が開いていたので朝7時頃入店。店の引き戸をガラガラと開けると、充満していた店内の匂いが一気に噴き出してきた。焼酎臭い。店内には10人ほどの客がおり、ほぼ全員のテーブルにいいちこのボトルが置かれていた。おそらく市場の仕事終わりに来た人達だろう。焼鮭がメインの朝定食は美味かった。
駅の北側にある中央卸売市場の周りでは、ラーメン屋のセット小鉢にまぐろの刺身が付いてきたりと、少し探すと美味い魚が食えたりする。市場南側のイカ焼きの店にずっと行きたいんだが、この前通りかかったらシャッター下りてたな。
もうひとつ、市場入口近くに今はもうない「まる金ラーメン」という店があった。「西の大丸ラーメン」と勝手に名付けていたその店は、外観がキン肉ハウスを長細くしたような形状。店を回す店長はなぜか髭男爵のツアーTシャツを着ていた。カウンター後ろの冷蔵庫表面に直接マジックでメニューが殴り書きされており(書いたメニュー消せるのか?)、食べたバターコーンラーメンは独特としか言えない味だった。当時の自宅と栄名駅の間に位置しており、飲んだ後のシメにはいい店だった。あの雰囲気はもう一度体感したかったな。

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