【隔月刊セラピスト】2月号発売中

今回の隔月発売専門誌『セラピスト』に執筆中
『雲瑶が教える中医学』は昨年6月号からスタートして早くも
連載第5回目となりました。

今までの連載内容は

1回目 中医学とは何か?
2回目 陰陽五行を感じてみよう!
3回目 生命の通り道 【経絡学説❶】
4回目 全身を繋ぐ命の道 【経絡学説❷】

5回目は 内と外のつながり 【蔵象学説】

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さて、今回は、内側=内臓の状態が、外側=体表に現象として現れるという、
中医学の基本の考えのひとつ「蔵象学説」お伝えする内容となりますまず基本的な理解として、西洋医学の臓器の捉え方と、中医学における臓器の捉え方は違います。西洋医学は目に見えるもの「細胞」が臓器の最小単位となりますが、
中医学は目に見えない 「気」 が最小単位となります。ですから、肝=肝臓や、
腎=腎臓など共通の認識の臓器も多くありますが、内臓全体を包み込む「三焦」という臓器や、心臓を包み込む膜「心包」などは、 中医学独特のものとなります。
また、肝=肝臓や、腎=腎臓なども、臓器の位置や形などの概念は共通ですが、西洋医学のように解剖からみる具体的な形や機能だけを診るのではなく、その臓器を形作っている目に見えない「気=エネルギー」の状態を診ることが、中医学の捉え方になります。
このように臓器に対する理解が、西洋医学=有形、中医学=無形というように、違いがあるということを覚えておいてください。さらに西洋医学の捉え方と大きく違うことは、臓器と季節にはとても深い関連があるということです。

今後の内容は
◉気血津液
◉病気の原因
◉望診
◉体質判断
◉養生法
◉カウンセリング
◉刮痧療法
連載予定となっています。

【隔月刊セラピスト】は奇数月7日発売です。
※次号は3月7日(土)発売になります。
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