はじめてのストリップ劇場、ロック座
梅雨が明け日に日に暑くなり30℃行く日がコンスタントに増えてきましたね。7/15.19に浅草ロック座に行ってきたのでそのレポートをしたいと思います。
15日19日ともに13:10~13:30ごろ会場前に到着人気公演なのか隣のパチンコ屋、吉野家まで列が続いてました。13:30入場受付開始と同時に階段を登りました。検温、消毒、料金支払い。料金支払いでは無口なおじさんに学生証を見せて4000円を渡し半券をもらいました。(30歳未満の方は応援キャンペーンで4000円で見れると思います)土日大入した両日を挟む4日間で整理番号が180ぐらい差があったのでキャパはどれぐらいで、平日何人ぐらい入ってるのだろうか気になります。
はじめての人にとって初めにするべきことで大切なことは二つあります。まずは会場に入るとともに席を確保すること。*ロビーにあるポラ写真や公演冊子を見たいという気持ちを抑えてすぐ入ったほうがいいです。
両日ともに中央座席、花道と盆真横は常連さん ぽい人たちで全て埋まってました。私は、この二日とも会場左の中央盆前に座りました。
雑ですがこのあたり座りましたがとても見やすく踊り子さんにも近くおすすめです。いい場所でした。真ん前の席も座ってみたいです。
平日にもかかわらず全体的に2/3ほどのお客さんの入り。20代から70.80代ぐらいの方々がいらっしゃいました。女性も見学の方らしき人や普通にお客さんとしてきている方もチラホラ。
会場内にトイレが併設されてるんです。トイレも綺麗でしたね。
二つ目にしなければならないこと。これは携帯電話を使わないこと。場内は公演中、休憩中共に撮影禁止。それゆえにカメラ機能が付いている携帯は利用禁止です。使いたい時はロビーですね。
ロビーではローリンヒルの「to zion」流れてました。
ザイオン、シオンなので天国的意味もありとても興味深いタイトルです。
全体、感想
全体今回のテーマは祭音。名前の如く公演は祭り。
ストリップ自体の話なのですが一つの演目(浅草ロック座では景と呼ぶ)が10〜15分の尺で 短くその中にストーリー性が凝縮。言葉なしの踊り、表情、仕草、音楽の究極のエンタメ芸術でした。ストリップでしか表現できない繊細さ、エロという秘事を非日常を会場で楽しめる異様空間に虜になりました。
今回の全体テーマがそうだったのかもしれませんが夏、ドイツSM、女泥棒、酒呑童子、純粋無垢な女性、ヴィランなどコンセプトが被らない色々な面を見れる楽しい公演でした。一つ一つの景では多くは語らず観客それぞれが経験してきたこと考えをもとにストーリーを考察できるのがまた面白い部分に感じました。
個人的にストリップの中で一番好きなところは演目が終わろ幕が閉まる際にメインの踊り子さんがポーズを決めるところです。これは言葉では表現できないので観てきてください、
二日とも2景の踊り子さんは体調不良で欠席でした。急だったため色々裏の方々は大変だったと思いますが、そんな雰囲気を感じることなく最高の時間が過ごせました。一つ言わなければならないことが、大人のお店の独特なアロマの香りはここ浅草ロック座でも体験できます。
以下に各景の感想書きます。
一景 木葉ちひろさん
私の人生初ストリップ、はじめての公演ドキドキでした。
そんな中、幕が開きスモーク、派手な照明の中からエナメル生地(?)の最高に可愛い衣装に身を包んだ木葉さんと踊り子の方々。
全体的に夏!海!砂浜!もっと盛り上がってこう今から楽しいことが始まるよ!!って感じでした。
スイカのビーチボールをあらきさん、熊野さんとパスし合うときはヒヤヒヤしました。場外に落としそうで落とさない。その演出も心地よかったです。
コロナ禍で夏らしいことができてないので去年、今年。木葉さん、踊り子さんの笑顔、雰囲気でここで夏らしい気分に😌
ジャケットが最高です。ジャンプした時に乳が出るかでないかのギリギリの衣装にストリップ初めてのこれから始まるエンタメに引き込まれました。また背中にあしらわれたヒトデとかのパッチ可愛すぎです。衣装部の方々ありがとうございます。あと開脚凄すぎです、、、
初めからワクワク感のボルテージを最高に上げてくれました。
三景 鈴木千里さん
だいぶ昔10年前にAVで観たことある人だ!ってなりました。当時はギャルのイメージがありましたが今実際に観たら金短髪でドラゴンボールの18号スタイルでとても麗しい。鈴木さんの雰囲気は、男性観客はもちろん女性の観客を虜にしたことは間違いないです。美しい。
テーマは世界大戦時のドイツ。場面は部屋の一室で机タンスなどセット、登場は沙羅さんと共に。くわえタバコにウイスキーを飲みながら美女のお尻を叩く。
もちろん軍服、ボンデージ風下着どれも着こなされていてさすが。ストリップって脱ぎ着しやすい服装じゃないの?着替えながら花道通るの?色々びっくりすることが多かった景です。
前半で男性の豪快な雰囲気と後半では女性の艶やかで繊細な表現。
主人公は戦時中男性でいること女性でいること2面的な部分が見えました。考察するのがとても楽しい演目でした。
また今回祭音の中で一番、幕が閉まる際のポーズに本当に心奪われました。
音楽はドイツベビーメタル、シャンソン(?)。ヘビーはラムシュタインですかね?間違ってたらすみません。
ドイツ音楽漁りたくなります。
四景 あらきまいさん
テーマは青色女泥棒。あまりにも有名なアニメを題材にしています。そのため演目に入りこみやすかったです。
cat's❤︎EYEのダンスは元気一杯で幸せな気持ちになります。盆での松原みきさんの「真夜中のドア」、「Get Wild」という懐かしい曲に合わせ切なく妖艶な踊りをされていました。表情がなんとも言えず、、、観客をみる目は魔性ですね心奪われます、生粋の女泥棒でした。
あらきさんは昭和アイドルの雰囲気を感じさせ、アニメ表題曲のメロディ「get wild and tough」に合わせた振り付けはしなやかで見惚れてしまうことは不可避です。皆さんが仰っている通り「これぞストリップ」なのではないのか初心者の私でも感じました。
隣の人があらきさんからのカード受け取っていたないいなぁ、、、
2回目の今日、前回と違った観え方がして とっておき大好きな景になりました。
20日以降も短期間続投みたいなのでもう一回見にいきたいです。
六景 熊野あゆさん
公演後調べて94年生まれ同い年で勝手に応援したくなりました。アートタトゥーは可愛らしい顔とギャップがあってとても魅力的でした。
一景四景の出演を観て見た目から可愛らしい雰囲気の演目になるのかと勝手に思っていました。
とてもいい意味でその浅はかな考えを裏切ってくれました。
寛和時代900年代の伝説、酒呑童子と源頼光を含む剣士たちがテーマ。
鬼という幻想で観客を引き込むことが難しい題材なのに戦闘後の花道からすぐ場面に引き込まれました、最高の表情です。胸が締め付けられるような哀愁、かっこよく切なかったです。
セットと照明も一番好きな演目でした。勉強になります_φ( ̄ー ̄ )
髪がロングなので踊りの躍動感がしなやかですごかったです。下はノーヘアで客席から見る景色は圧巻でした。ファンになりました。
熊野さんも20日以降も続投みたいなのでまた見にいきたいですね。
七景 沙羅さん
はじめてのストリップでしたが勝手に安心と信頼感がありました。
ストリップという短い演目という点を活かし前後の情景を想像してしまいました。いやストリップに感じなかった。演劇だ!風に煽られる衣装、模造草。風で飛ぶスカーフ。
前半は育ちの良い少女的、後半はその少女か大きくなりパートナーと、、、考えれば考えるほど色々とでてきます。
演技、表現、バレエ、コンテンポラリーダンスも心地よく見惚れてしまいました。一つ一つの仕草表情に場面に引き込む力が強すぎる。
終盤前方を見て囁くセリフ、、、気になります。
セカンドシーズンも続投なのでまた見にいきたいです。
五,八景 松本菜奈実さん
今回ストリップデビューとのことでしたが、そんな雰囲気一切しませんでした。
堂々としていてダンスもキレッキレ。
テーマは女王様。
登場はマリリンマンソンの「sweetdream」を生で歌われ、その後曲が途中で変わりフートを深く被ったダークな雰囲気ダンサー達、曲との一体感は凄かったです。曲がskinnyloveになり一変。白い衣装に身を包み盆へ。優しく観客をみられる姿は神々しい。他の踊り子さんとは違ったこぼれ落ちそうな乳。綺麗でした。
盆での美しい体を伝う汗をみて「ストリップ見に来てよかった」と思えました。
本当に初ストリップで松本さんのストリップデビューの公演を見れてよかったです。またストリップの踊り子としてみたいです。
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