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知らない方が楽しめる、ッテコトもあるかもしれない


PCの変換がアホなのでハチワレ風味が効いてしまったけどそのまま本文行きます。

漫画メダリストを読んでて…

今日0時、新刊が出たので早速読んだ。
全日本が始まって、全国からフィギュアスケートの強豪選手が集まっている。
強キャラ集合感、しかもスポーツジャンルのそれは個人的に大好きなので今のあたりすごく面白い。
もちろん、主人公がそこに至るまでに何度も壁にぶち当たっては乗り越えてきた経緯があってのことなんだけど。
どの選手もキャラが立ってて、個人競技のはずがいろいろな人の関係が交錯していて、手に汗握るように白熱していて、油断するとちょいちょい忘れる。彼女たちが小学生だということを。
それほどまでに競技内容に引き込まれる。思ったより数百倍暑苦しい世界なんだと思い知った。
ここまでは良い。実に楽しく作品を読めている。

狼嵜光sanさぁ…

で、狼嵜光選手の演技の部分読んだんだけど。
序盤で4回転カチ込んできて、3回転ジャンプで一番難しいアクセルジャンプを演技の最後にコンビネーションで入れる。

「4回転はそもそも本番で跳べる選手がまだ世界でも少ない」とか、「3回転+3回転は大人の選手でも難しい」とか、フィギュアスケート素人でも分かるような難しい壁を、狼嵜光はノーミスでクリアしていく。

しかも彼女、まだ小学生よね?大丈夫?強さインフレしすぎてない????

って思ったんです。


でも自分はフィギュアスケート素人。どのくらいの年齢の選手がどれくらいの難易度の演技ができるかなんてサッパリわかっていない。
小学生で4回転はいきすぎなのか?それともあり得ない話ではないのか?

こんな時代なので、ググればその程度の情報なんて簡単に手に入ってしまうのだろうと思う。

面白ければ良いじゃない、ねぇ?

…だが、あえてその辺を知らないままこの作品を楽しんでみようと思う。

今まさにメッチャ楽しく読んでいるのもあるし。
仮に、小学生にしては異次元過ぎる競技レベルの作品であったにしても、大谷翔平や藤井聡太のように現実が創作を凌駕するようなこともあるわけだし、大人が5回転、子供でも4回転降りるのが当然、なんていう進歩もいずれ起こるのかもしれないわけで(早口)

まぁまぁ!!それはそれで!!
ってスタンス、大事にしようと思う。

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