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自分でフライを巻きたくなる症候群

海外のお話をちょっとだけ。
フライ(毛ばり)は、釣り場近郊のプロショップで買う事が多いそうです。
その季節季節で”当たりフライ”を教えてくれますので、ショップの店員さんと相談しながら10個とかまとめて求めるわけです。
そのフライはプロが作成した性能の良いフライであり、釣果は約束されたようなものです(汗)そのフライはプロが作成した性能の良いフライであり、釣果は約束されたようなものです(汗)

日本ではどうでしょうか?
ちょっと意識が違うかも知れないです。
こと、筆者は、完成フライはを購入したことがありません。
当時の入門書には、簡単なパターンが巻ける解説を必ず掲載していました。
ルアーは購入して出来合いのものを使うのに、フライは買ってはいけないのかなあ・・と
思ったものです。
自分で巻くのは当たり前のように書いてある書物が多かったですよ。

日本国内にもプロの毛ばり巻き職人が居て、日々毛ばりを生産しています。
その方々の製作する毛ばりは、美しく機能性が高いものが多いと思います。

価格やコストは、釣行回数やロスト(引っ掛けてなくしたり・・・)の具合にもよりますから、
なんとも言えませんが、多分買った方が安いと思います。

それでも、フライを作りたくなるのが日本人なのかもしれないです。国民性もあると思いますよ。
手先が器用で、真似が得意。ややこしくても粘り強く取り組める人が多いので・・

作りたくなるのが、まあ普通です。
売っているフライと比べるとヘンテコで、出来が悪くて、すぐ壊れる・・・かもしれません。
それでも自分で巻いてみたくなるんですよ。

最初に何万円もかかります、練習もかなりしなくてはなりません。
初期投資の高額さに、二の足を踏むかもしれません。
それでも、自分で巻いたフライで魚を釣ってみたい!!

この衝動は、釣り人である以上抑えられないはずです。
気の済むまで巻いて巻いて、巻き倒して、満足したら、簡単なパターンは自分で生産して
手の混んだフライは、コマーシャルフライ(販売している完成フライ)を併用するのが
賢いのかもしれませんね。

タイイングの道具がない方、もしお近くでしたらクラブ事務所まで、フライを作りに来て下さい。
巻き放題、持ち帰り放題で500円。
また、シーズンオフには毛ばり作りの教室を開催しています。

体験としてやってみたい、見てみたいという向きには、
くらしき環境フェスティバル出展(予告)
こんなお子様向けのイベントとか、
毛ばり作成&フライフィッシング教室(予告)
県北で釣りまでできる体験教室ですとか、
5月は鳥取日野川で会いましょう。
キャンプしながらフライフィッシングに親しめるイベントとか・・

まあ色々やっています。

倉敷でフライタイイング(毛ばり作り)教室2月25日実施分(レポート) レポートは昨年のですが・・
今年(2018年暮~2019年明け)にかけては、全く実施できていないのです。
大水害が影響しました・・・

今シーズンの終わりから、また気持ちも新たに始めようと考えております。

毛ばりが水面に浮かぶ、沈んで幼虫に見える。
原理原則を学ぶには、自分でフライを巻くのが一番の近道だと思います。
手仕事がお好きならば、どうぞ教室の門を叩いてみて下さい。
コマーシャルフライをお持ちであれば、コピー品を作るのも一興でしょう。

一流のフライタイヤーが巻いた見本もたくさん所有しています。
見て巻くのと、そうでないのでは、ぜんぜん違うと思いますので。

そして、楽しいと感じたならば、道具を揃えてみては如何でしょうか?
呼んで頂ければ、近県各地どこでも参ります。
今までも、そしてこれからもずっと変わらないスタンスで続けますよ。

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