第29回 KBS京都賞ファンタジーステークス('24/11/2)
京都芝1400m、2歳G3。阪神JFに向けての前哨戦。
昨年は大波乱でしたが、割と荒れやすいレース。
今年はこの後大雨のようなので、不良馬場になりそう。余計に荒れそうです。
予想印
◎ウォーターエアリー
○カワキタマナレア
▲ヴーレヴー
☆タマモティーカップ
△ラヴェンデル
見解
過去10年がすべて良馬場開催なので、不良馬場になったらデータも何もあったものではないとは思いますが、過去7回の京都開催では芝1200mからの馬が3勝と最も多く、一方で馬券内は1400m以上からの馬が多いという傾向。特に1600mからは2-2-2-8で複勝率43%と比較的好成績。
1600mからはゴージャスとウォーターガーベラの2頭。どちらも(おそらく)差しに回るでしょうから、折り合いがつけば、というところ。
また、意外にも前走OP以上は1-3-5-28と勝ち馬が少なく勝ち切れておらず、逆に新馬・未勝利から6-1-2-33と6頭の勝ち馬。昨年のカルチャーデイも新馬戦からでした。新馬戦からはラヴェンデルとゴージャス、未勝利戦からも5頭。要注意でしょうか。
極端な道悪になると、宝塚記念のときのように外差しがかなり有利になりそうな感じがします。道悪適性もさることながら、前に行くよりは後ろからという馬のほうがよさそうに思います。
ただ、改修後の京都1400mの道悪(5鞍)を見ると、意外に前残りのケースもあり、逃げ馬も1-1-1-2と好成績です。
道悪の経験があるのは、小倉2歳Sを走ったタマモティーカップとベルビースタローンで、いずれも大敗。札幌のシンガポールTC賞が稍重でしたが、そこで走ったのはカワキタマナレアとヴーレヴーで1着2着。他はほとんどが良馬場経験のみ。まあ、わかりませんね。
調教ピックアップ
タマモティーカップ
良く集中して走れていて、真っ直ぐ力強く登坂。前走の調教は少しイマイチな感じだったので、前走以上は間違いないと思います。
ウォーターエアリー
小柄な馬ですが、パワフルな走り。坂路でもラスト加速する走りを見せており、状態は良さそうです。
印見解
◎ウォーターエアリー
調教の動きを見るに、道悪でも力を出せそう。小柄な馬ですがパワーがある。宝塚記念を勝ったブローザホーンのような感じで、脚質的にも外差しで来そうですし、狙ってみようかと思います。
○カワキタマナレア
へニーヒューズ産駒というと、昨年の極悪馬場だった函館2歳Sを勝ったゼルトザームを思い出します。1400mに距離延長がどう出るかですが、大外枠でも展開と馬場がはまれば。
▲ヴーレヴー
前走のりんどう賞は同じコースで差して勝利。血統的にも道悪はOKでしょうし、前走見せたような差しでも先行しても競馬できる馬。鞍上とも手は合っていそうですし、ここでも。
☆タマモティーカップ
前走小倉2歳Sはスタートで終了。もうちょっとやれていいと思います。
今回は調教の様子も良かったですし、前進は期待できるはず。道悪もおそらく問題ないと思います。
△ラヴェンデル
姉のコンクシェルは今は逃げ馬で、稍重でも重賞を勝っています。鞍上はコンクシェルの主戦と同じ岩田望来騎手。
父キンシャサノキセキは重馬場のスプリントを勝ったりしていますし、血統的にも道悪はおそらく問題なく、内枠から前に出るようなら面白いかな、と思います。
買い目
馬連BOX 印
わからんので。
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