経営者失格

新型コロナウィルスが猛威を振るい、介護系事業所が休止・閉鎖に陥っている。

鳥取県でも24箇所の事業所が終わりを迎えたと報道があった。

しかし、これは誰のせいでもなく仕方のない事だ。

目に見えないものとの戦いほど難しい事はない。

自分の会社も危機的状況に陥ってるのが現状だ。

僕はふと『もぅダメかもしれない・・・』といつになく落ち込んだ。

戦いを諦めかけてしまった。

心が折れたのだ。

ポジティブだけが自分の取り柄だと思ってた。

幾ら考えてもネガティブな考えにしかならない。

職員や利用者の事を考えて、何処かと合併しよー❗️それしか方法がない❗️

そーやって1人で考えてた。

先輩が経営している会社に話をした。

そこで先輩から『職員には話したんか?』
『まだ話してないです』

『まず職員に話をしんさいな』と言われ、その夜に職員を招集し、話をした。

『もうこの会社はダメかもしれない。あなた達を露頭に迷わせるわけにはいかないので・・・』と伝えると、『もう少し頑張れませんか⁉️』とまさかの返答。

本当にビックリした。

『私達は社長の会社で働きたいんです❗️他に行く事は考えていません❗️』

本当に涙が溢れ出そうだった

我慢しきれなく目がうるうるなった

何で俺は諦めたのか。

何で始めから職員に話をしなかったのか。

初めて職員に謝った。

『自分勝手に話を進めてごめん』と。

職員から『社長が笑ってないとみんな頑張れませんよ』

自分の中で何かが弾け飛んだ音がした。

もう一回、立ち上がろうと。

できるところまで行ってダメだった時には、その時考えれば良い❗️

こんな小さな会社、こんな頼りない代表についてきてくれた職員を守りたい。

本当に数字もよくわからない、ただ笑って元気だけが取り柄な俺に『社長』と言ってくれる職員が大好きで仕方ない。

『社長ができない部分を補うのが私たちの仕事でもあります』

もう泣いてやろーか😭

情けない事ばっかり言いましたが、自慢の職員がいるとても良い会社だと確信しました。

俺にできる事をこれからも精一杯していきますので、応援ヨロシクお願いします。

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