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アルテッツァに装着した費用対効果の高かったパーツ5選

我がアルテッツァは自分が乗り始めてから5年ほど経ちますが、その間にいくつか社外品のパーツを追加しています。
今回はその中から特に費用対効果の高いと感じたパーツを5つご紹介します(順番は適当)。
アルテッツァだけでなく、他の車種にお乗りの方でも参考になるものがあるかも?

1, BRIDE ZIEG3 TYPE-R

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自分は身長が約178cmあるのですが、ある程度以上の身長があるとシートリフターを下げても目線が高すぎる、あるいは車種によっては天井に頭がつかえてしまうという問題が発生してしまうため、社外シートやレールは必要性の高い装備となります。
そうでなくてもアルテッツァの純正シートはお世辞にもホールド性がよいとはいえないため、サーキット走行を楽しみたいならシートは真っ先に交換するべき部品といえます。

社外スポーツシートは大別してフルバケット(フルバケ)とセミバケット(セミバケ、リクライニング)が存在しますが、フルバケの方がつくりがシンプルなため安価で、継ぎ目もないのでフィット感が出しやすいです。
自分の体形に合ったシートを選べば運転姿勢も安定しますし、お尻や背中、太腿にかかる圧力が分散されて体が痛くなりにくくなり、長距離ドライブもかなり楽になります。
ただし、デメリットとしてホールド性が向上するほど乗降性は犠牲になります。

ブリッドのZIEGシリーズは背中が丸まった姿勢で目線が低く遠くになります。これの前に使用していたナニワヤのRS-GTというシートも似たような姿勢でとても楽だったのでこれをチョイスしました。
そのまま車検に通せるようにシートレールもブリッド製にしていますが、アルテッツァでは実質FOタイプという1種類のみしか選べず、LowMax対応ながらそこまで極端なローポジションにはできません(程よいダウン量ではある)。
またヘッドレストがかなり立っており、サーキットでヘルメットを被った時に当たる懸念があるためシートの角度は最も前上がりにしています。
そうなるとハンドルがかなり遠くなるため、フラットタイプのステアリング(MOMO ヴェローチェ320mm)に計90mmのスペーサーを入れています。

決して安い買い物ではありませんが、運転するときには必ず座るものなのでシート交換の費用対効果は最も高いと思います。

2, ノーブランド クイックシフター

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噂ではTRD製のジェネリック・・・もといコピー品とされている一品。新品を約7000円程度で購入。
純正ではオフセットされているレバーの角度が真っ直ぐになっているのがクイックシフターの特徴。
レバー比がクイックになることでセンタリングやロッキングスプリングが相対的に強く効くようになり、シフトレバーが既定の位置に吸い込まれるようにカチカチと動くのでシフトミスが減ります。
シンクロを押す力が弱まってしまうのでシフトチェンジが速くなるかと言われると微妙ですが、ミッションへの負担軽減にはなるのではないでしょうか。
価格が安くデメリットらしいデメリットもないのでシフトフィールが気に入らないという方にはおすすめです。

ちなみに、これと同時にレイル製の真鍮シフトカラーも入れようとしたのですが、レバーの作用点にあたる玉(ピボット)の位置が純正より低いため何らかの加工をしないと装着できません。
樹脂カラーも付属しますがレビューにもよく書かれている通りキツキツすぎてこれも入らないので、純正のものを再利用するほかありませんでした。純正カラーはピボットにキツく嵌っていますが先端側からマイナスドライバーなどを差し込むと簡単に外せます。

3, Boot spot 競技用マフラー(中古)

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ジェネリックのスーパーラッ(略

写真右側。メインパイプ径はセンターまでと同じで、チャンバー部手前で太くなり出口でΦ70となります。
隣に置いてある柿本のフルメガRev+と比べてかなり細身ですが、JASMA認定品の柿本の方はサイレンサー部でかなり絞り込まれてしまっているので高回転域ではふん詰まってしまい音もジェットエンジンのようになってしまいます。

サイレンサーに相当するものが存在しない(直管)なのでそのままでは爆音ですが、Φ70なのでバイクのショート管用のインナーサイレンサーが使用でき、アルテッツァの年式であれば音量さえ低減できれば保安基準を満たすことができます。
ショート管用のサイレンサーは内パイプの太さや長さなどでバリエーションが様々あり音質のチューニングも楽しめますし、サーキットではサイレンサーを外すだけで本来の性能と本来の音(ハイトーンの快音)をいかんなく発揮できます。
音といえば管径が細いため低音が響きにくく車内への籠り音が少ないのもポイント。

中古で18000円でしたが、新品でも3万円台で購入可能。

4, ヤフオク 加工ヘッドライト

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写真右側が加工品です。左の古いヘッドライトはだいぶ黄ばんでしまっています。この黄ばみがどうにも取れなくなってきてしまったので思い切って購入しました。
3万円ほどしましたが加工する技術や道具、手間を考えるとリーズナブルだと感じます。前期ハロゲンだと物が安いというのもありますね。
そのまま装着して特別なメンテナンスもしていませんが水の侵入や黄ばみといった問題は2年近く経った今もありません。コーティングが劣化すると黄ばんでしまうと思われるので、そろそろ何か対策しないといけないかもしれませんね。

ヘッドライトがクリアだと道路もより明るく照らしてくれますし、ブラックアウト・オレンジカバー撤去で見た目も精悍になります。

ちなみにヘッドライトを交換する際はタイヤもバンパーも外さず気合で作業しました。

5, イケヤフォーミュラ リアメンバースペーサー

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リアメンバーの留め点4カ所の上下に挟んでリアメンバーブッシュの動きを抑制するパーツです。
装着したのがだいぶ前なので元の感触を覚えていませんが、一般道でもアクセルを強く踏み込んだ際やシフトアップの際の「グニュッ」とした動きがかなり軽減された記憶があります。
サーキットでは横方向にもヨレにくくなりますが、それまではブッシュが吸収してくれた荷重もダイレクトにタイヤへ加わってしまうので、より丁寧な運転が求められます。

サスペンションから伝わる振動や騒音もダイレクトに伝わってしまうので乗り心地は悪化してしまいますが、そうしたところも含めて車全体がスポーティに感じられるようになるのでおすすめのパーツです。

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他にも社外パーツはいくつか装着しているのですが、費用対効果という観点で選んだ結果この5つになりました。
この中ではシートだけがちょっと高額ですが、それに見合うだけの効果があるパーツだと思うので、よろしければ参考にしてみてください。

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