マルチやのうて詐欺やないかい!⑤~数字で見るライフコンシェルジュ~
月額350円のクックパッドで、プレミアム会員数100万人突破までに4年かかってる。
月額2,000円(たぶん税抜)のライフコンシェルジュは、本当に100万人も達成できるのだろうか?
コンシェルジュサービスを使いたくてたまらなくなるようなCMの制作費はいくらかかるんだろうか。
そもそも年配の方をターゲットって言ってるのに、新幹線や飛行機、引っ越しの手配って、年配の方がそんな頻繁に出張や引っ越しをするんだろうか。
謎が謎を呼んでいく…。
B「まずは100万人ですけど、実際は500万人を目指してるんですよ!」
前世でどんな徳を積んだらこんなにポジティブに生まれることができるんだろう。
月額2,000円をこえるサービスで利用者500万って新聞くらいなんじゃないの?
B「一般利用者からの売上のうち、半分をライフコンシェルジュ株式会社の報酬として、残りの半分を会員に分配する予定なんです。だから20人くらいご紹介いただくだけで、月収30万とか余裕でいけるんですよね!」
B「それに、このエキスパート(提携店)のシステムは優秀すぎますからね。後追いのサービスが出てきたとしてもうちが専属契約してるんで、到底追い付けませんよ!」
胡散臭さのスカウターが爆発しそう!
サービスの運営費はどこに行ったんだよ!
まさか専属契約させられてるエキスパートから徴収するのか?!そうなのか?!
海「でも、こういったサービスの競合になるのは、GoogleホームやアレクサなんかのAIになるんじゃないかと思うんですけど、どう差別化するんですか?」
B「海子さんの目のつけどころはすごいなぁ!たしかにこれからの時代、AIが席巻してくると思います。でも安心してください!」
B「ライフコンシェルジュのサービスは人が行うことが強みなんですから!」
ひ、ひと…が…(´・ω・`)
100万人(仮)のコンシェルジュサービスをまかなうというのか!!
B「AIなんてまだ人口無能なんて言われてるくらい、まだなにもできませんからねー。ましてや物件のチョイスなんてしてくれません!」
えっへん。じゃないよ。
海「コンシェルジュの方は何人くらいいるんですか?」
B「100万人に対して55人を想定しています!(*^^*)」
すくなあああい!!!絶対少ない!!!
B「アメックスのコンシェルジュで1万人に対して1人ですからね!」
それにしたって計算合わないじゃないのよ!
そもそもアメックスはコンシェルジュをメインサービスとはしとらんだろ!
あれは超富裕層向けにやっとるし、超富裕層は自前で秘書を既に雇っとる!
海「すべてのサービスを人が行うんですか?」
B「いえ、誰でもできるようなことはAIが処理します!」
結局AI使う想定なんじゃねえか!!
無能とdisった直後にこれかい…?
人がやるべき範囲とそれ以外の判別はどうするんだよ…?
もしかしてわたし、なんかのドッキリでも仕掛けられてるのかな?ツッコミ待ちとかいうタイトルのバラエティ番組なの?
海「それは24時間365日稼働なんですか?だとしたらかなりの人件費が…」
B「大丈夫です!電話対応の時間は平日10時~17時なんで!(*^^*)」
役所より短い稼働時間!!!!
平日のその時間帯じゃあだいたいの人間働いてるからな!そりゃ55人でなんとかなるかもしれないな!ハハハッ
B「ちなみにメールやアプリを介してなら、いつでも連絡できますよ!」(返事がすぐ返ってくるとは言ってない)
さっき、会員数は2~3万人と言ったな。
なんでダウンロード数が1000?!(2019年3月現在)
少なすぎません?!
怖いよ!もう怖い!!
Bさんこんなのにいくらか払ったの?!
B「もしちゃんと利用者100万人集まれば、ぼくこの報酬だけで月収500万くらいになるんですよ。だから、来年春からCMがテレビで流れるのが楽しみで(*^^*)」
B「その分、責任も伴うんで、なにか社会貢献になるビジネスもはじめたいなって思ってるんですよ!」
おかしい。
わたしが注文した紅茶の茶葉に大麻でも混ぜられたんだろうか。
頭がクラクラしてきた。
お金の話がどんぶりに失礼なほどのざっくり勘定すぎて、ついていけない。
そもそも、それ全部予定っていうか、こうなったらいいな♪って妄想の範囲じゃないか!!
B「ほんと素晴らしいビジネスなんですよ!だから、ぜひ海子さんにもいっしょにパートナーとしてビジネスに参加してほしいんです。」
そう言って、彼はわたしにあるものを手渡した。
ライフコンシェルジュサービスの概要書面と申込書だった。
この時受け取った概要書面こそ、わたしに本テキストを書かせる原動力だ。
凄まじい…。本当に凄まじい内容で目が焼けただれるかと思った。
次回
概要書面、その全貌…
つづく
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