11/13 2023 コーポレートファイナンス覚書き。他者批判に関する自身の矛盾について 

14時頃起床。朝は起きていなかったので気付かなかったが、曇りのち晴れ。
朝方まで起きていて、コーポレートファイナンスに関する新書を読んでいた。コーポレートファイナンスは、企業価値最大化を図るための意思決定に役立つツールであるらしい。その意思決定は、以下の3つである。

  1. 何に投資をするか

  2. どのように資金を調達するか

  3. どのように利益を配当するか

面白く感じたのは、リターン>投下資本の図式が、どこまでいっても求められることである。投資家は企業に期待収益率以上のリターンを求める。企業は上記リターンに応えるため、事業に投下した資本以上の利益を求める。そこで働く従業員には、支払われる給与以上の働きが求めら(組み込ま)れている。
コンサルティングに携わる人間が、「期待以上の成果を提供することが重要である」と言うのを、よく見聞きしてきた。
これが単に仕事を上手くこなすためとか、早く昇進するためといった、個人的な側面ではない因果から理解できたことが、面白く感じた。(あたりまえといえばあたりまえなんだけど・・・)

ある芸人が、成人未満の女性と結婚したらしい。出会った時は13歳であったそうで、これも相まり嫌悪感を露わにするツイートが散見された。万以上の共感を集めたものもあった。
それに自分は苛立った。SNSがこういったものを気楽に呟くものであることも、このようなことを発言する自由があることも理解している。そうであっても、他人に関するあのようなネガティブな意見を表明することが、何になるというんだろう・・
ある一面だけを見て仕事ができないと言ったり、ある愚痴に対して、前提条件を一切知りもしない人間が、高圧的な口調で命令したりといったことも、自分を苛立たせた。
このようなことを思うが、ではそれに対する嫌悪感をここに表明している自分、または他の事象に対しては怒りや嫌悪感を表明していないかなどが頭に浮かぶ。結局は、自身の線引きがどこかにあって、そのバーがどこに設定されているかという相対的なもので、批判している相手と自分になんら変わりはないという結論に至ってしまう。いつからか、他者批判から自己批判に切り替わることが多くなった。
こうして、自分はいつも沈黙するしかできないのだが、時折こうして、ひそひそと、矛盾してストレスを発散している。

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