Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第七百六十回「酷虐の悪魔・ミルナード」
チャレマスのコツを紹介！
→いっぱいやる
本日の抽選は…
Re:760回「手札に直接召喚！酷虐の悪魔・ミルナード」
RSL-レジェンド
5コストヴァンパイア・フォロワー
4/5→6/7
自分のターン中、これが能力によってデッキから消滅したなら、酷虐の悪魔・ミルナード1体を出す。その後、それを手札に戻す。
----------
自分のターン中、これが自分のデッキから手札に加わるときや、場から手札に戻ったとき、その後の自分のデッキが10枚以下なら、このコストを2にする。+3/+1する。（デッキから手札に加えた場合、公開する）
----------
疾走
ドレイン
ニンゲンを喰うノ？そんなのムリだよ。
ダッテ、ニンゲンだよ？魔界の蟲より弱いノニ。
千切ッタリ、抓ンダリ、切り取ッタリした方が、
ズット楽しいノニ、信じらんナイ……。
ニンゲンって良く叫ブ。
良く泣ク。そこが一番面白イなぁ。
ドコが一番良く叫ぶか、良く泣くか、知ってル？
知らなくテモ、イイヨ。今から教エルから……。
ドコを刺せば裂けるか知ってル？
酷虐の悪魔・ミルナードはリサージェント・レジェンズにて登場したヴァンパイアフォロワー。最初見た時アッパー前のテキストだと思ってたから、アッパー来た時「そうだよな」って言った。
能力調整がなされたカードなのでまずはアッパー前から見ていく
スタッツは5/4/5ドレイン疾走。能力は「山札のこのカードが能力によって消滅した時、自分の場に出てきて手札に戻る」「自分のターン中に山札から加わった時、自分の山が10枚以下なら、公開して+3/+1&コスト2化」の2つ。破格の2/7/6ドレイン疾走！！！
素で5/4/5ドレイン疾走な時点でちょっと強いが、このカードを構築に採用するならやはりU10Vだろう。U10Vではこのカードがフィニッシャーとして大活躍してくれる。
U10Vの試合の流れとしては
デッキを消滅させまくって山札を減らす
2/7/6ミルナードを手札にかき集める
7/6×3=21点のリーサルを決める
といった感じ。2c7点とかいうあまりにも破格な打点を3枚集めてOTKしてくる。
そしてその3枚集める過程を現実的にしてくれているのが消滅した時に手札に来る擬似直接召喚効果である。U10Vではデッキを消滅することで山札を減らしていくわけだが、この消滅はランダムなので使えないカードがどんどん増えていく。しかしミルナードだけは消滅しようが手札に来るので必ず打点として運用出来る。U10Vの山札を消滅するカードは大体が山札を2枚消滅→手札のカードを1枚山札に戻す→1ドローという過程を踏むので、この戻すカードを手札に来たミルナードにする事でU10状態で引いた時の7/6化を狙いに行ける。また、そもそもとしてミルナードが消滅すると手札が増える形になるので、手札交換効果が強く使える。ミルナードを消して戻して消して戻してを繰り返しながら手札を整えていくのが動きとしてわかりやすく偉い。
この説明だけ聞くと強そうに聞こえるのだが、実際のところは大して強くなかった。その理由は色々あるのだがまず一番めんどくさいのが7/6にするには山札から引かないといけない点だろう。U10にした上で山札から3枚掘り当てないと7×3=21のOTKが成立しないので、要求値が凄い。ミルナードを引くための奴らが軒並みデッキ消滅を持っているせいで2/7/6ミルナードを引くために出したやつがミルナードを消滅させて手札に5/4/5のミルナードが来ちゃうなんてことがしばしば起こる。それでいてU10Vはミルナード以外に打点と言える打点がハートブレイクデビルしか無く、このハートブレイクデビルにはミルナードのような安全弁効果はついていないので引けるか引けないかはかなり不安定。つまるところミルナードを3枚揃えないと勝つのは厳しい。でも揃えるのは至難の業。終わり。LOします
またそもそもとしてデッキを掘る速度がそこまで早くなかったり、ミルナード×3した後に守護突破する手段が真相究明かU10で引く前提のリベレイトヴァンパイアくらいしかないのも辛い。ミルナード自身の欠陥とデッキとしての欠陥が重なり合い、最悪な感じになっていた。
ただ、最悪な状況はアッパーによって一部解消されることとなる。
消滅して手札に加わった時も+3/+1されるようになったのだ。ミルナードを消滅させるだけで7/6が加わるようになったので一気に手札に集めるのが楽になった。普通にめちゃくちゃ集まります
そしてアディショナル、血の饗宴・ヴァルプルギスナハトによってこのデッキは一気に完成することとなった。
山札の消滅速度が一気に向上し、ミルナード集めがしやすくなった＆3点バーンのおかげでミルナード2枚+進化+ツクヨミ饗宴などの1点でリーサルを取れるようになった。ランクマではかなり見るようになったし、JCGとかにも結構いたっぽい。ちょうどいいデッキになったね❤︎
一応今期もグラスピングスパイダーの追加でちょっと強化されてる。ただモノでいいかなぁという気分ではある…。
U10V、RSLで急に生まれた概念。それまで誰も山札消滅とかしてなかったのに急にみんなで消滅しはじめた。そのためほぼ1弾だけで作れるテーマデッキとなっている。邪神と水晶の華。
U10Vはミルナードが無いと何もできないテーマなのだが、公開順は後の方だった。そのためU10のカードが公開される「何？」って言ってた。ハートブレイクデビルリベレイトヴァンパイアだけ見せられた時の気持ち。ミルナードが出た瞬間全部カチッ！ってなって気分良かったな。
最初にも書いたけど、ミルナードのアッパーは不具合調整だろって気分になる。消滅して手札に来る効果あんのにそれでバフされないの間違ってるよな冷静に。最初からそうであれ。
pickだとアッパー前からかなり強い。5/4/5ドレイン疾走の時点で強いし、山札30枚だからU10効果もかなり狙える。RSLボーナス期はガチU10Vみたいなデッキも狙えた。あちかったね。アッパー後はデッキ消滅を投げるだけで手札に来るようになったからさらにエグい。構築だとOTK故にあんまり活かされないドレインをpickだと存分に活躍させられる。次ターンボルトデーモン投げろ🤛
リサージェント前はダークデビル・ミルナード。ハンドレスでバフされるカードなのにハンドレスサポートが1枚も刷られなかったカスのカードである。どっちのミルナードも変な軸でドレイン疾走するカードという点で共通しており、U10Vのフィニッシャーがミルナードと聞いた時結構感動した。ちょうど良すぎる。
リサ前をまぁまぁ擦った身としてはこいつが強いのちょっとエモいです。ちょっと。
前回
次回
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？