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Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第五百三十一回「水鱗の猛者」

昨日の17:00、この前も飲んだ翠ジンソーダを飲んだ。前回は350mlだったが今回は500ml。その結果今日の6:00まで寝てた。ん?俺、そんな酔いやすい人間だった????今まで酒飲んでも大して酔えなかったのに翠ジンソーダだけありえないくらい酔える。感動してます

本日の抽選は…

Re:531回「スタッツいやらしい!水鱗の猛者」

UCL-シルバー
3コストドラゴン・フォロワー
1/4→3/6
ターンごとに1回、自分の他のフォロワーが破壊されたとき、それと同名のフォロワー1枚を手札に加える。
交戦時 +0/+1する。

――『朱紺翠伝』、陸之巻
求むは領地、領域の全て。奇縁集う、多士済済。
呉越同舟一つとなって。その名は翠碧、統括の国。

――『朱紺翠伝』、漆之巻
三国決して相容れず。互いに仇敵、不倶戴天。
覇を競う他に道はなし。快刀乱麻、断つのは誰ぞ。

清純なる水の如し!

水鱗の猛者はアルティメット・コロシアムにて登場したドラゴンフォロワー。水は映すぜ!

スタッツは3/1/4。効果はターン1で自分の場のフォロワーが破壊された時それと同名のフォロワー1枚をハンドインするというもの。あと交戦時+0/+1も持ってる。ちな、破壊されたフォロワー回収はAOEなどで同時にフォロワーが死んだ場合でも1枚回収。死んだ中で一番左にいるやつを回収する。

クラス:ドラゴンのくせに、破壊されたのをハンドインするというネクロみたいなことする変なフォロワーとなっている。寿命の確認?

ネクロっぽさとかは一旦置いといて能力を見てみると、シンプルに書いてある事がかなり強い。ターン1ではあるものの死んだフォロワーが手札に帰ってくるのでリソースが切れづらくなる。自分ターン相手ターン両方で発動するのでうまいこと起動すればかなりの量のアドを獲得する事ができる。それでいて本人のスタッツが3/1/4、交戦時+0/+1とかいう大きさ。スペルで取るには3点除去が基本なのでかなり取りづらく、かといって交戦で取るには実質体力5と相手しなくてはいけない。攻撃力1しかないから横が高攻撃力だと無視したいのだが、無視してその高攻撃力を処理するとそいつが手札に返ってしまう。相手すると鬱陶しいことこの上ない。

水鱗の猛者の強みを一番活かしやすいデッキはフェイス系のデッキである。普通に考えれば1,2コスの低コスカードをいっぱい投げると手札が無くなっちゃうのだが、猛者が横にいるとそいつらがみんな手札に帰ってくるのでリソースのことを考えなくて良くなるのだ。相手に猛者取られたら取られたでフェイス軍団が生き残る事になるのでそのまま顔詰めれば良いし。猛者取らなきゃリソース無限、猛者取ったら横の奴らがガンガン殴ってくる。この2択を押し付けることが出来るのでかなり優秀である。

そしてUCL期のフェイスと言えば自然フェイスである。

UCLにて追加されたガリュウやカヤといったフェイスカードを活用し影の侵食以外のダメージソースを獲得したデッキ。自然がヴァイディの打点でありつつフェイスのリソースも担当している。妙な噛み合いだ

そしてそこに水鱗の猛者を入れるとなかなかいい感じ。フェイス方面だとバイロンが特に相性good。バイロンがいれば猛者の足りない攻撃力を補いつつ処理強要が2面になる。バイロンの方が即致命傷になりやすいのでだいたい先にバイロンを処理されることになるが、それが手札に帰ってくる。えれ〜。バイロン展開を永遠にし続けることが出来る。また、自然組との相性も良好。特に顕著なのが旋風のプテラノドン。こいつはファンファーレがあまりにも強いので使えれば使えるだけアド。そのため猛者で増やせるとかなりアヘアヘできる。他にもヴェロキ増やしてナテラ数爆増したり、上のリストには入ってないが母なる君回収して侵食するターン増やしたりもできてかなり器用である。

ただ採用がメジャーだったかと言われるとそんなことはなかった。理由はいろいろあるが、序盤以降相手の処理力が高まるせいでどんどん弱くなってくところや、増やして強いフォロワーとのくっつき要求なところあたりがダメっぽい。

そしてUCL以降は自然Dが鉄地に飲み込まれたり、プレシオの登場でディスカード始めたりとドラゴンとフェイスの距離が遠ざかっていき猛者が活躍する機会も失われてしまった。神託ガブリエルみたいな好相性カード自体は登場してるんだけどいかんせん環境が厳しいね

ただ神は猛者を見捨てておらず、ローテ落ち直前に乗りドラとかいうガンフェイスデッキが爆誕した。乗り物アミュレットでレジーやラスティナといったガンフェイスフォロワーをバフし顔をガンガン殴ってく。乗り物は猛者をバフできるし、ラスティナの裏に置けば大体ラスティナを回収できるしでかなり好相性なデッキであった。しかし、実際に採用されたかというとそれは厳しかった。相性良いのは間違い無いんだけど、他に入れたいカードが多すぎる。猛者の強さは結局噛み合いゲーミングになるので単体で強い人間の方が入れたくなるやね

そんなわけで強いテキストの割にはローテーションではあまり活躍することなくさよならしていくこととなった。

そんな猛者だが一転、2pickでは鬼のように強かった。理由は今まで述べた通り。3/1/4とかいうデカスタッツで永遠にリソース取ってくるのがただただ強すぎるからである。pickだと構築以上に1/4のスタッツの大きさは偉大だし、手札回収はプテラやラスティナといった特定の強いフォロワーでなくてもありがたい。毎ターン1〜2枚手札増やす3/1/4は普通に犯罪だ。特にUCLにボーナスがかかっている時は猛者猛者とかいうどっち殺しても一生猛者がハンドインする地獄を簡単に作れたので、本当に終わってた。それで得たリソース差を武器に適当に殴ってりゃ勝てる。ムゴイ……。

ftの『朱紺翠伝』は三国志をモチーフにした物語であり、ガリュウ率いる龍王世界出身のカードであることを示している。

水鱗の猛者が代表者文脈のカードなの、知らない人多そう。そう思う理由は、龍王世界の面々が他の○○世界の面々と比べてシナジーが薄いからである。例えばクオンの手下である鬼呼びクラシカルは式神を引き連れてるし、ギンセツの配下は酒呑火車のようにみんな攻撃力か体力が1…のように能力やスタッツに共通点がある。そんななかガリュウたちはみんなフェイス寄りの能力ではあるものの具体的な共通点、シナジーというものがない。そのなかでも特に猛者は直接的に顔詰めてるわけじゃないから特にガリュウ組って感じがしない。ガリュウ、もっと同じ世界のみんなと仲良くしたほうが絶対いいよ。三国志モチーフ=戦ってる相手同士だから相性そこまで良くしてないんだろうけど…。

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