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Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第百四十四回「魔術の一撃」

単位、取れてんのかな?不安になってきたんだけど

本日の抽選は…

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Re:144回「アダマンタイトのうんち、魔術の一撃」

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ALT-ブロンズ
2コストウィッチ・スペル
相手のフォロワー1体に3ダメージ。
土の魔片1枚を手札に加える。

これはアナタへの手向け……
……というよりは、アナタの評価ってトコかしら。

おあいにくさま!

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土の魔片
トークン-ブロンズ
1コストウィッチ・土の印・アミュレット
(能力なし)
(このカードは「土の印」タイプのアミュレットなので、このカードが自分の場にあると、土の秘術能力を働かせることができる)

なんか、活躍しなかったね

魔術の一撃はALTにて登場したウィッチスペル。

効果は2コスト3点+土の魔片1枚ハンドイン。

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正直言って脳内にこれしかチラつかないが事前評価はかなり高かった。

事前評価が高かった理由だが、このカードがウィッチ初の2コスト3点であるということ。2コスト3点は当時の除去としては一般的で例えばサラブレ絡み鎖簒奪蛇剣etc…この2コス3点は他クラスだと初期からみんな使っていたんだけどウィッチにはこのカードまで登場していなかった。

理由としてウィッチはスペルブーストを活用するクラスであるということ。ある程度弱いスペルもスペブのために採用しちゃうクラスに、他クラスでも標準採用されるレベルの除去札を渡すのが危ないという思想は確かに正しい。

おまけの土ハンドインに関してもゴーレムアサルトやら精神統一やらで活用できる(アンリミ超越で実験開始とか使われてたし)のでかなり期待されていた。

ただ、実際に使われたかというとそんなことはなかった。

理由は明白。ハンドの土が邪魔。精神統一で使える、とはいったが魔術の一撃は土をそのまま場には出してくれないのでいちいち土を出す過程を挟まなきゃいけない。わざわざそこまでするか、と言われると別に…ってなる。2コス3点をウィッチに配って大丈夫か?という思想が残っている中作られたカードだからこそ、しっかりスペブでうまく使えないようになっていたのだ。初の2コス3点として正しすぎる出来であった。だからこそ普通のスペブでは出番がなかった。

このカードが有効に働いたスペブデッキはいわゆる「掟バーン」と呼ばれるものになる。

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バーンカードで相手の顔面を叩きまくりながら、掟のスペブをため追加の弾を一気に引き込むデッキ。そしてこのデッキの特徴的な点がオリハルコンゴーレム。場の土を全て砕き顔に叩きつけるカード。これの採用により、土の供給がいくら多くても需要をこの1枚だけで満たせる。精神統一やグランドスピアのような1枚につき土1消費のものだと、魔術の一撃1枚に対してそれらが1枚必要になってくるので相当枚数土消費するカードが無いと魔片が腐り続けてしまうが、オリハルコンならこの問題は一気に解消される。ヴェスパーも入ってるしそういうことなんです

スペブ軸でまともに使われたのは多分掟バーンだけ。強そうだと思ったんだけどな…2コス3点初とは言ったものの、ウィンブラがあるからおもったより「はじめて」感も無かったのがね

このカードはどちらかというと秘術での方が強く使える。3コス3点土1個は炎熱の術式を考えると物足りないが、タイミング分けて出せるからなんだかんだでいい感じ。

なのだが、こいつがいた5環境の秘術、弱い。マギサ、禁約、エラスムスと使えそうなカードは多いんだけども足回りがしょぼかった。秘術が環境を取るのはこのカードがローテ落ちして2弾後のFOHを待つこととなる。ここではアダマンタイトだの猫の奇術師だので土供給が強化されるわ、フィニッシャーのキャルリンクルも獲得するわでイキイキしていた。てか、ここらへんの土供給見てると魔術の一撃、やっぱ物足りねえな。土なら強いってさっき言ったけど嘘かも

初の2コス3点、土とスペルの融合などいろんなコンセプトをやろうとしてパワー控えめにしちゃったせいでなんとも言えないカードパワーの中で収まってしまった。

カード名のあまりの汎用っぽさから、アダマンタイトゴーレムのトークンとして再登場している。こいつの魔術の一撃のコストを0にするってテキスト、運営も魔術の一撃は失敗って認めてるようなもんで好き。アダマンタイト、他の抽選が「顔2点2回復」「ガデゴ出す」なんだけど魔術の一撃の選択肢だけコスト算的に損してる感が凄い。ただ、面に触れることと土を安定供給できることもありなんだかんだで助かる場面は多かった。

大地の魔片は直接場に出すテキストしかないんだけど、土の魔片はナテラみたいにハンドインするテキストがまま多い。その中でも境界とかドワーフアルケミストはしっかり使われてた。土のカードデザインの移り変わりを感じるね

最初に述べたが、ストーンバレットと魔術の一撃を比べるとヤバすぎる。魔術の一撃における土の魔片はしっかり1コス判定になってるのに、トンバレはそもそも強い大地の魔片になってるのに加えて土を出すのは0コス相当。強欲の魔女、ノノなども土を0コス相当で出してるしインフレを感じる仕上がりとなっている。

そもそも魔術の一撃現役当時はスペブはスペブ、土は土といった世界だったがアクセラレートが発展した今は、土がスペブにどんどん入ってきている。魔術の一撃はやろうとしてることが未来すぎたね…一応クラークはかなりの期間採用されてたけど、あれは別に土のカードじゃねえしな。単体解決してるもん

Fateコラボでイラスト違いを貰っている。Fateコラボは2弾構成になっているんだけど遠坂凛スキンだけ2つある。Fate、知らねえから何も言えないけどウィッチっぽいのが他にいないんだろうな。1回目の遠坂凛コラボカードが精神統一。どっちも土とスペルの繋がりを作るカードとなっている。謎統一感

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一撃、めちゃある(関係なさそうなのは薔薇の一撃、真紅の一撃、禁絶の一撃をトークンとして持つ)。俺も存在しないブロンズスペル作る時は○○の一撃って名前つけさせていただきます。ちなみにこの中の魔術の一撃、魅惑の一撃、誓いの一撃はコラボでイラスト違いを貰っている。一撃って名前の雑さがコラボのしやすさに一役買っている

魔術の一撃、めちゃくちゃ汎用スペブ用スペルみたいな名前なんだけど実際には土のカードというのが。魔力の蓄積がスペブ札なのに魔力の充填が土の札になってたりウィッチのスペルの名前周りよくわかんねえんだよな

前回→ドミネイトフォートレス

次回→ブリッツアーティファクト

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