見出し画像

Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第四百五回「鏖殺の大悪魔」

激キモ。楽しい。

本日の抽選は…

Re:405回「クソデカ被害妄想、鏖殺の大悪魔」

SOR-レジェンド
11コストヴァンパイア・フォロワー
11/11→13/13
これが自分のデッキから手札に加わるとき、このコストを-Xする。Xは「自分がこのバトル中に鏖殺の大悪魔をアクセラレート した回数の2倍」である。
----------
アクセラレート 1; カードを1枚引く。鏖殺の大悪魔1枚をデッキに加える。
----------
突進
相手のフォロワーと交戦したあと、これが破壊されなかったなら、これの体力を上限まで回復して、相手のリーダーに5ダメージ。

狙われている。皆に私が。甚振られ苛まれ、切り刻まれ。
おお、私は愛と平和の友だ。力で抗するなどしたくない。
悪魔よ悪魔、去ってくれ。何故、私を放ってくれぬのだ。

突如来る。誰も何も出来ぬ間に、甚振り苛み、切り刻む。
無辜の犠牲者を邪悪と罵る。助けてくれと嘯き殺す。
彼こそが悪魔よ悪魔。偏執の病に囚われた禍。

同胞はらから…どうか友情amitiéを…

情けも知らぬとォ!!!!

鏖殺の大悪魔はSORアディショナルで登場したヴァンプレジェンド。めっちゃ好き。

スタッツは11/11/11とかいう超異質な代物。そしてアクセラレート1を持っている。

まずアクセラレート1。1枚引き、鏖殺の大悪魔1枚を山札に入れる。山札圧縮は出来ないが知恵の光。ヴァンパイアには凶槍やスカルといった渇望カードが多数存在しているので、ただただ1コス1ドローできるだけでも偉い。そして山札に戻る効果、これは次の本体効果に繋がってくる。

というわけで本体だが、まず11コストという普通に出せないコストのカードをどうやってプレイするか。その手段は自身が持つコスト軽減能力である。具体的には「山札からハンドインした時、自身のコストをこのバトル中プレイした鏖殺アクセラ数×2だけ下げる」というもの。つまり鏖殺の大悪魔のコンセプトというのはアクセラ1連打することで山札回して何度も鏖殺を引いて、最終的にコストダウンした鏖殺を叩きつけるというものとなっている。

で、肝心の本体効果は突進と交戦した後破壊されていなかったら自身全回復&顔5点。非常にバケモン。11/11というバカスタッツのおかげで必殺以外はほぼほぼ上踏み可能。上踏みした挙句、回復するわ顔に5点叩いてくるわでかなり無茶苦茶。しかもこの効果は自身から殴った時限定では無いので、相手ターン中に2体で殴って倒そう!みたいなのも許さない。無視しようにも攻撃力11だから普通に殴られて死ぬし、守護で面ロックしようにも交戦されて顔5点。凄い。破壊・消滅・ダメージ耐性を持っているわけではないので、取ろうと思えばまぁ普通に取れる範囲ではあるのだが、そもそも出た時点で1面除去+5点は決められてるからやっぱ雑に強い。最強ラインハルトって感じ。僥倖w!

このようにアクセラレート1による無難に強い山回し×渇望サポートと、中終盤に打点を担当してくれるというわけわからん最強テキストをしている。

そしてこのカードの採用されたデッキといえばドロー活用の頂点、背徳ヴァンプである。

このデッキにおける鏖殺、流石に便利すぎる。背徳が1ドローするたびに1点飛ばしてくれるから、鏖殺は無限に山に帰っていく打点。最強。山に帰るとか背徳云々抜きにしても背徳バアル探したいデッキだからドローしてる時点で偉え。バアルの融合対象ではないが、アクセラ1ですぐ山札に帰ってくれるのであまり問題ない事が多い。使いやすい👍

このデッキでは本体もちゃんと強い。鏖殺以外にもレラジュ禍々しき侵食、バアルなどドローするカードが多数採用されているので鏖殺に何度もアクセスしやすいのだ。そのために鏖殺アクセラを連打可能なので、現実的にコスト1〜5あたり目指せる。バーンデッキなので雑に5点飛ばせる鏖殺が低コストになったらめっちゃ強い。

まさに背徳のために生まれたみたいなテキストであり、実際背徳達と仲良く環境でドローしまくっていた。本体出しがちゃんと出来るの超楽しいんだよな。

背徳以外でも渇望活用できるデッキなら活躍できるスペックをしているとは思うのだが、ローテにいた間は最初の3環境は背徳がいたから背徳で、後半2環境は特にそれといった渇望札が刷られなかったため気づいたらローテ落ちしてた。一応ボルテオには入ってたけどあれはデッキじゃないので…。ただ守護持ち鏖殺は訳わからないくらい強いのでボルテオ使う理由の1つにはなってた感ある。アクセラで山帰れるから引いても良いのが凄すぎる。

アンリミだとプルソンとかも相性○。ボルテオでの例と同様、山札に帰れるので引いても問題無し。偉すぎ。

また、悪夢の始まりやバフォメットといったVフォロワーサーチ札を使うことで鏖殺本体早出ししようぜデッキとかも組める。楽しいね❤︎ヴォルガスとかいう2コス疾走付与も出たからかなり気持ちよくなれそう。新たなる運命もあるぞ!

あと無限に打てるアクセラだから天使の伴奏者が熱いみたいな話もあるぞ!!!!!!!!(無い)

鏖殺は最速3tで出る。3tまで鏖殺5連打して、5回目の鏖殺で鏖殺引いたらそのままそれを出せる。流石に3tに出たら勝つ。俺は3t鏖殺出来たことないけど、5t鏖殺くらいならしたことある気がする。普通のドロー札として採用してるだけでたまにクソみたいな上振れできるのも鏖殺のいいところだよな。

鏖殺のアクセラ1と同様のアクセラ1を持つカードが2枚存在している。それがアイヴィーキングと酔狂の大悪魔。その中でも酔狂の大悪魔はクラス同じで能力も似ていることから正統派後継者といった感じ。

ただ酔狂、鏖殺と比べるとうんちすぎる。その最たる理由がアクセラ4。アクセラ1をあまりにも阻害する。アクセラ4はアクセラ4で強い場面確かにあるんだけど、渇望サポートとしての側面はかなり失われている。実際進化ヴァンプでは機械ないのにも関わらずライフリカバリー使われてたみたいな話あった。まぁ、バアルがいないってのが一番の理由ではあると思うんだけどそれにしたって鏖殺の後継者としては情けないって印象。鏖殺が凄すぎたか?

鏖殺は「おうさつ」と読む。意味はみなごろし。

高いところにいたら危ないよォ〜

ちなみに「鏖」一文字でも「みなごろし」読みするらしい。金の上に鹿乗ってるだけなんだけどな

設定、良い。彼は自身を愛と平和の友と信じて止まないのだが、実際のところの彼は世界に殺意を振り撒く大悪魔。別に民衆からは特に何もしてないのだが、鏖殺君は民衆から虐げられたと被害妄想を膨らませ「助けて〜!!」って言いながら人を殺しまくってる。やべ〜!!

ボイスを見ると彼の考えていることはわかりやすい。

出た時ボイスの「同胞、どうかamitiéを…」は民を同胞と信じ、amitié即ち友情を求めていることを表している。

そしてアクセラボイスの「故無き責め苦…」進化時ボイスの「甚振り苛む、あれぞ悪魔…」死亡時ボイス「なぜ我が…」では、そんなamitiéを求めているだけの自分が受け入れられない現状を嘆く。

最後に5点全回復時のボイスが「情けも知らぬとォ!」。これ以外のボイスは落ち着いた感じの口調なのだが、これだけめっちゃ怒ってる。誰もamitiéをくれなくてめちゃ怒ってる。こいつ、こえーーー!!!被害妄想の化身。

ちなみに神バハでは「焔滅の魔将軍」という名前であり被害妄想の化身みたいな設定はない。普通に焔を纏って全てを燃やし尽くすタイプの魔将軍。その魔将軍に被害妄想設定くっつけたやつ、凄すぎる。どういう思想だ

こんなやばい設定持ちのカードだけど同期のほーちゃんに準えて、おーちゃん呼ばわりされてた。おーちゃん可愛いね❤️

前回

次回

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?