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Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第六百八十四回「苦悶の飢餓竜」

ダンガンロンパチャプター3、読了。凄かった………………。チャプター4を読むには時間が遅くなりすぎたが、かといってすぐさま寝なきゃいけないような時間でも無かったためRe:天書くことにした。昨日の書かない報告は嘘だよ🤯でも、これって広義的にダンガンロンパだよね(?)

本日の抽選は…

Re:684回「E-pencil、苦悶の飢餓竜」

ORS-レジェンド
10コストドラゴン・フォロワー
10/5→12/7
ファンファーレ 相手のフォロワーすべてを-X/-Xする。相手のリーダーの体力の最大値を-Yする。次の自分のターン開始時まで、ランダムな相手の手札Z枚のコストを+2する。XとYとZは、合計が15になるようにランダムに決まる。

無用の牙は深く腐蝕し、閉じない顎は苦悶に歪む。
空腹満たせぬ脆き世で、彷徨い求めるは架空の獲物。
昌世は竜の垂涎に如かず。人の飽満を阻む、飢餓の化身。

喰らう竜など唯の捕食者、尋常の生命に他ならぬ。
真の竜とは逸脱者。命の連鎖に縛られぬ、万物への脅威。
喰らわず喰らわれず、ただ脆き地平を垂涎に溶かす。

苦悶の飢餓竜はオーダーシフトにて登場したドラゴンフォロワー。2pickでも出すの躊躇う変なカード。

スタッツは10/10/5。効果は出た時に

  • 相手のフォロワー全てを-X/-X

  • 相手のリーダー体力最大値-Y

  • 相手の手札Z枚のコストをターン終了まで+2

の以上3つを行うというもの。そして効果の出力の要となるX,Y,Zは合計が15になるようにランダムで決まる。真実の宣告タイプ。

登場当初のこいつははっきり言ってカスだった。その理由は至ってシンプル、ランダム性がヤバすぎる割に上振れても勝たない。

見ての通りこのカードの出力はXYZの振り分けによって大きく左右される。Xが多ければケツバフ盤面だろうと返せるし、Yが多ければ他の打点札と合わせて回復不可能リーサルに追い込めるし、Zが多ければ次のターンの相手の動きをかなり縛れる。ただこれは逆も然り。相手の盤面がいる時にXが少なかったら負けるし、相手の盤面手札があまりないのにYが少なかったら出した意味無くなる。またZに関しては多かろうが少なかろうが相手に刺さってるかいまいち分からないし、エンハンスや今引きには対応不可能。同弾で登場した融合変身にも弱い。上手く決まれば相手に甚大な被害をもたらせることは間違いないんだけど、上手く決まるかどうかがあまりにも運次第すぎるのだ。そしてそんなカードのコストが10。つまり他のカードとセットで出すことができない。そのため、面除去として出したけどXが低かった=死。他カードで運悪かった部分を補ってやることすら出来ない。ゴミw!

これだけの運だけを10pp払ってやる時点でかなり頭逝っちゃってるのだが、その上でさらにこいつの問題として挙げられるのが運だけした割に勝たないところである。こいつのやってることってY以外は現状への対処であり、そのまま勝ちに繋がりづらい。そしてYだって体力最大値減少なので、仮に15が全てYに振り分けられようがリーサルにはならない。先に削っておけないから。スタッツも10/10/5とケツがチビなので、1t生還して最大値減少と合わせてリーサルというのも難しい。つまり、このカードは実質的に盤面不利or相手のリーサルが見えてる状況でXZが適切に大きくなるように祈ることしか出来ないのである。終わり。

一応登場したORS時点でも相性のいいカードはあった。それが竜宮城である。こちら、ドラゴンフォロワーのファンファーレが2回働くようになるアミュレット。これがあれば15抽選から30抽選になるのでだいぶマシになる。Yが合計20超えれば1枚でリーサルも行けちゃうし、手札コスト+2が重ねられるようになるので+4妨害も可能となる。ただやっぱりだいぶマシになるってだけで運ゲーなのは間違いない。竜宮城があったら「プレイしてもいいカード」になるくらいの印象。竜宮城をわざわざ置かなきゃいけないことを考えると、費用対効果はあまり見合ってないと言える。

このめんどくささはpickですら健在。投げなきゃいけない時は当然投げるんだけど、めちゃ嫌だな〜って言いながら投げる。ドラズエルとかファフニール取りたかったって言いながら泣く泣く投げる(ちなみにZはアズライトやら古跡やらエイミングやらのエンハンスに刺さりません(カス))。使ってる側を苦悶させてくる謎のカード。

そんな飢餓竜だが、今弾RSLでは今までの評価が嘘のように活躍し始めている。その理由がコスト7以上ドラゴンのサポート増加である。ORS時点から大物釣りやインフェルノメテオ、イルマといったコスト7以上の大型をサポートするカードは刷られていたのだが、RSLでとうとうこれが本格化した。山上のコスト7以上ドラゴンフォロワーを無料でプレイできるアブゾーブドラゴン、山のコスト6以下を全消滅させた挙句手札のコスト7以上のコストを半減させる最果ての竜神、手札のコスト7以上フォロワーの枚数を参照してランプするドラゴンシュライン。こいつらの登場によりランプドラゴンは新たな領域へと突入した。

デッキの流れは至ってシンプル。ランプ→最果てで6以下全消滅→アブゾーブガチャor最果て半減から高コスト連打の暴力→gg。ランプドラのバカな部分だけ集めたみたいな脳汁びちゃびちゃデッキである。

そしてこのデッキだと苦悶は流石に強い。このデッキなら苦悶の弱点の1つであった「引きが悪かった時に他カードにサポートしてもらえない」という欠点が解決できているからだ。アブゾーブから引っ張ってきたら当然隣にアブゾーブがいるし、ヴァニティードラゴンの守護裏にも隠せるし、最果てでコスト半減にすれば苦悶バイルとか苦悶ドラズエルとか色々できる。他カードとくっつく前提だと苦悶の効果はかなり恐ろしい(Xは他カードたちと被るのでアレだが)。Yが大きいとバイルやタラスクの圏内に押し込まれやすいし、Zが大きいと苦悶だけならともかく隣のドラズエルやらスタティックにも対応するのは厳しくなる。守護裏なら10/5スタッツも活かしやすい。雑に投げれるカードとしてはあまりにも影響力がデカすぎるのだ。

コスト7以上ドラゴンを強化する布石のようなものは打たれていたが、それがRSLで一気に爆発した結果、苦悶は現在かなりイキイキしている。アブゾーブとかいる前提で見るとかなり分かるカードになってるよ、苦悶。RSLで最果てアブゾーブを虹として出さなきゃいけない都合上前倒しにされたのかな〜と、浅はかながら思ったりしている。

いっつもカード能力語った後はイラストとか名前とかの他要素についても触れているんですが、こいつに関しては特に何も思いつかなかったので終わります。ぐっばいなら

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