Z/Xストーリー、アクティベート! 第7回 「天王寺飛鳥編4 運命の決着」
皆さん、こんにちは。GRRRです。
前回までに引き続き、飛鳥達の本編での活躍をお話ししていこうと思います。
神々の降臨によって飛鳥達の周囲の状況は大きく動きましたが、今回お話しするのはさらなる激戦の連続。
現時点での飛鳥達の物語の中でも最大の山場と言っていい場面だと思います。
繰り返しになりますが、各キャラのストーリーの大まかな流れは、公式HPのおもな登場人物の軌跡を見ればわかりますので、そちらもご参照ください。
それでは、始まり!
1.決戦に備えて
世界を滅ぼそうとする覇神ギルガメッシュを多くのゼクス使いやゼクス達と共に打ち倒すことに成功した飛鳥達。
激戦が終わった後、飛鳥達が共に戦った仲間達と歓談し、勝利の喜びを分かち合っていると、再び竜の巫女が現れ、龍脈を使って彼らを元いた場所へと戻してくれました。
神域から現代世界へと帰還した飛鳥と八千代。
共に戦った他のゼクス使い達も神域に転移する直前の場所に戻っていたので、その場にいたのは彼らとそのパートナーゼクス達だけでした。
飛鳥達は当初の目的である魔人化した大和を追うべく、西に向かいます。
明言はされていませんが、飛鳥がサタン化した大和や八千代と出会ったのは、おそらく千葉付近。
先に近畿に辿り着いたサタンは大阪城を居城としたので、それなりに距離があります。
アルモタヘルは人を乗せての飛行に不向きなことから、飛んで移動できない八千代達の歩調に合わせてゆっくりと西に向かいました。
その道中では、定期的に休憩やリフレッシュもしていたようです。
またしても温泉に行ったこともあったのですが、なんとフィエリテさんの方が飛鳥君を連れて行く形で混浴したようです。
結局、飛鳥の予想通り八千代にばれて、本当に蔑まれてしまったのだとか……。
しかし、大胆ですね、フィエリテさん。
もちろん、飛鳥も遊んでばかりいたわけではありません。
道中で彼は八千代達に自身の天使化の力を明かして、彼女達の特訓に加わりその力を磨きました。
これからの戦いで、きっとこの力が必要になる。
そんな確信があったのかもしれません。
そして、飛鳥が天使の力をより高めた影響によって、フィエリテはラファエルの記憶を取り戻します。
もしかすると、ウリエルが自分達諸共、神々を神域に封印した影響もあるのかもしれません。
蘇った記憶から、彼女はウリエルや白の世界の状況を案じます。
同じ頃、白の世界の危機的な状況を憂いていたガーディアン、カシー・ブルムが未来のウリエルである飛鳥のことを探していました。
公式で明言されたわけではないのですが、ひょっとすると、飛鳥達は彼女から白の世界の危機を伝えられたのかもしれません。
いずれにせよ、白の世界を案じるフィエリテの心境を察した飛鳥は、大和を止める前に白の世界に向かうことを決意します。
飛鳥は八千代に一人で突っ走らないように約束し、奈良のブラックポイントに突入しました。
2.天魔神狂乱
ブラックポイントを潜り抜けて、白の世界に辿り着いた飛鳥とフィエリテ。
フィエリテさんにとっては久々の帰郷……ですが、おそらく彼女は己の故郷の変わり果てた姿に言葉を失ったと思われます。
かつては現代世界とさほど変わらない街並みが広がっていたのですが、そこは瓦礫の山と化していました。
その犯人は、飛鳥達とも因縁浅からぬ凶天使ガムビエル。
神祖の仮面の力だけでなく、各地に飛び散った覇神の欠片の一つを手に入れ、神の力すら手に入れた彼女は、その狂気に身を任せて行動を始めます。
彼女は手始めにガブリエルを殺害し、サンダルフォンの意向を聞き入れる形でミカエルをも捕えて幽閉。
白の世界のトップの座を簒奪すると、自身に従う終末天使達や洗脳したガーディアン達を指揮し、人類を、そして歯向かうゼクス達への虐殺を行いました。
その行いを救済と嘯きながら……。
しかし、そんな彼女の支配を、殺戮を止めるべく、立ち上がる者達も現れます。
主と共に神門に突入したウリエル配下とガムビエル自身を除く十二使徒達、反転せず正気を保っていたガーディアン達、ソマリ率いるケットシー軍。
その中には、飛鳥達より先に白の世界に訪れていたゼクス使い達の姿もありました。
飛鳥達が白の世界に訪れた時、まさにガムビエル陣営と反ガムビエル陣営の戦いが各地で起きていたのでした。
そして、その中で彼らは綾瀬達の姿を発見します。
ガムビエルとの決着をつけるべく、彼女達も白の世界に訪れていたのでした。
ギルガメッシュ戦からさほど間を置かずに再会することになった飛鳥と綾瀬ですが、それぞれの軌跡の以前の表記によると、再会したときに軽い口論があったようです。
飛鳥が八千代を放っておいて白の世界に来たことや、天使の姿になっていることについて、綾瀬に問い詰められたのだと思われます。
ですが、言い争っている時間はありませんでした。
ガムビエルがその力を世界を滅ぼすために行使し始めたのです。
無尽蔵に流れる水が世界を水底へと沈めていきます。
もはや一刻の猶予もない。
白の世界を救うために、飛鳥達はガムビエルを討伐する決意を固めます。
そんな彼らの目の前にかつてのフィエリテーーラファエルの部下の天使、セルヴィタと巨大な聖獣、オーラホエールが現れます。
オーラホエールの背に乗った飛鳥達と綾瀬達は、セルヴィタに案内されガムビエルとの決戦の地へと向かいます。
そして、遂に最凶最悪の天使と対峙した彼らは、世界の命運を賭けた決戦に挑みます……!
しかし、ガムビエルの力は圧倒的……いえ、絶望的ともいえるほどでした。
神祖の仮面と覇神の欠片の力を引き出したことで、ガムビエルは半ばディンギルに近い存在となっていました。
その力も、そしておそらくその思考も。
世界を滅ぼすほどの力の前に、飛鳥達は苦戦を強いられます。
ネタバレになってしまうのですが、初代漫画版ではディンギルから力を授かったガムビエルの手によって主人公達はほぼ全滅、世界は水没して滅び去るというバッドエンドとなってしまいました。
本編のガムビエルも、おそらく漫画最終盤と同等の力を持っていたでしょう。
ですが、飛鳥は逃げるつもりはありませんでした。
白の世界を、綾瀬を、そしてフィエリテを守る。
絶望的な戦いの中、その強い決意で己を奮い立たせながら、彼は懸命に戦います。
そして、そんな彼の耳に突然何者かの声が聞こえてきました。
妖艶な女性の声と、無垢な少女の声。
そのどちらも飛鳥にとっては初めて聞く声でしたが、その言葉に導かれるように彼はフィエリテへと手を伸ばし、フィエリテもまた飛鳥に手を伸ばしました。
そして――
直後、純白の光が弾け、周囲を照らし出しました。
その閃光の中から現れたのは、フィエリテのドレスを模したような衣服を身にまとった――否、文字通りフィエリテと一心同体となった飛鳥の姿がありました。
イグニッション・オーバーブースト。
白の竜の巫女ニノと黒の竜の巫女バラハラが生み出した、強い絆で結ばれたゼクス使いとパートナーゼクスが融合することで、より強化されたパートナーゼクスの力をゼクス使いが行使できるようになる技法です。
なお、イグニッション・オーバーブーストした飛鳥のフレーバーテキストを見ると「希望が見えてきた」と言っています。
逆に言うと、それまでは絶望的なほどの力の差が開いていた、ということでしょうね。
最終盤のガムビエルの恐るべき強さが垣間見えます。
そして、飛鳥とフィエリテと同様に、綾瀬とズィーガーもまたイグニッション・オーバーブーストによって融合を果たしていました。
新たな力を身に着けた二人はガムビエルに肉薄。
最終決戦のファイナルラウンドの幕が上がります。
イグニッション・オーバーブーストの力は確かに強力。
それでも世界を滅ぼすほどの力をもつガムビエルの方が、なお飛鳥達を圧倒するどの力を持っていました。
ですが、ガムビエルはどこまでも孤独でした。
時に激突し、時に共に戦った飛鳥と綾瀬のコンビネーションに徐々にガムビエルは追い込まれます。
そして、飛鳥と綾瀬が同時に放った一撃が遂にガムビエルに届き――凶天使は神祖の仮面と覇神の力諸共打倒されました。
激闘の果てに飛鳥達は勝利し、白の世界を救ったのでした――。
3.宿命を超えて
死闘の末にガムビエルを討ち果たした飛鳥達。
しかし、飛鳥にはのんびりとしている時間はありませんでした。
まだ、サタンと化した大和を止めるという重大な使命が残っています。
飛鳥は仇討ちを成し遂げた綾瀬に、自分と共に来てサタンと戦ってほしいと切り出します。
それは、先にサタンの元に行ったであろう、八千代達のためでもありました。
ズィーガーがサタンとの戦闘に興味をもったこともあり、綾瀬はその頼みを承諾します。
飛鳥は綾瀬達と共に、現代世界に戻るためにブラックポイントに向かいます。
その途中、最後の四大天使、そして、飛鳥達を影から助けてくれていた恩人、ミカエルが現れました。
ラファエルの記憶を取り戻していたフィエリテは、彼女との再会を喜び、自分達を助けてくれていたことに感謝を述べ、そして、これからの白の世界と自身の部下達――十二使徒ズリエル、バルビエル、アドナキエルを彼女に託しました。
そんな大天使達のやり取りを見ていた飛鳥は、黒い次元の門に突入する直前にフィエリテに尋ねます。
本当はラファエルである彼女が白の世界の残らなくていいのか、と。
その問いに、フィエリテは笑顔で応えます。
彼女は自らの意思で飛鳥と共に歩む道を選んだのでした。
そして、二人は綾瀬達と共に現代世界に帰還します――。
自分達の世界に戻ってきた飛鳥達は、すぐにサタンのいる大阪城へと急行します。
途中で、綾瀬、というよりズィーガーを狙う狼に邪魔されたりもしましたが、その辺りの詳しい話は綾瀬達のときにしましょう。
飛んで飛んで――ついに飛鳥達は大阪城に辿り着きました。
そこで飛鳥や綾瀬を待っていたのは八千代とさくらの上柚木姉妹。
紆余曲折の末に二人は和解しており、飛鳥達と合流しました。
さらに、飛鳥達の前に思いもよらぬ人物が現れました。
ある事情からサタンの強大な力を利用しようともくろむ黒崎神門。
そんな彼に協力するために同行していた倉敷世羅。
己の目的を果たすために、神門はかつて竜と戦った時のように飛鳥に共闘を提案。
飛鳥もまたそれを受け入れました。
共にガムビエルと戦った綾瀬。
ようやく合流できた上柚木姉妹。
そして予想外の援軍である神門と世羅。
頼れる仲間達と共に飛鳥は魔人と化した兄―――サタンと向き合います。
狂乱し、その強大な力を振るう神祖の魔人に対して、六人は――いえ、六組のゼクス使いとパートナーゼクスはイグニッション・オーバーブーストを発動。
絆の力と共に、サタンに対峙します。
ですが、世界を滅ぼすべくその力を放ち続けるサタンの姿を見て神門はつぶやきます。
「……足りんな。」
サタンはかつて飛鳥を撃墜したとき以上に強大な力を手に入れてました。
そして、彼もまたオーバーブーストを会得、彼のパートナーゼクスであり、彼をサタンへと変貌させた張本人のディアボロス、クレプスと融合を果たしていました。
その圧倒的な力に、どう立ち向かうべきか――。
その時、突如、飛鳥達の頭にかつて聞いたあの声が聞こえてきます。
竜の巫女 エアの声に導かれ、飛鳥達は新たな力を覚醒させます。
それこそ、六人の竜の巫女達が力を合わせ、さらに一部のゼクス達の協力によって完成させた究極の秘儀『剣臨(シフト)』。
イグニッション・オーバーブーストしたゼクス使いとゼクスに、因果関係の深い者の姿を上書きし、その能力を追加してさらに強大な力を得ることができます。
その姿は多くの場合は未来の自身の可能性となります。
なので、飛鳥が剣臨した姿は当然ウリエル……だったのですが、己の姿に気づいた飛鳥は困惑します。
その姿は確かに神々しい天使そのものであるものの、その翼は闇のような漆黒に染まっていたのです。
ですが、飛鳥に己の姿で戸惑っている余裕はありませんでした。
目前のサタンもまた剣臨を果たしたのです。
既にサタンと化していた大和に、さらに黒の世界のサタンが重なった結果、彼は最凶最悪の狂魔王サタンと化してしまったのでした。
そのすべてを滅ぼす力は、世界のみならず、己をも砕くものでした。
サタンとしての意識すら壊され、薄れゆく中、僅かに残った正気で大和は飛鳥に懇願します。
兄の破滅的な、しかし切実な願いに、飛鳥は迷うことなく答えます。
「せやな。望みどおりにしたる。」
思わぬ非情な言葉に八千代は動揺しますが、その不安は直後の飛鳥の言葉で吹き飛びました。
「でもって、優しい兄ちゃんを僕のもとへ取り戻したるわ。みんな、手ぇ貸してくれるか!」
飛鳥の凛とした言葉に、仲間達は頷きます。
ここに世界の命運を、そして天王寺兄弟とその周囲の人々の運命を決める戦い――アビス・カタストロフ・サーガが始まりました。
白の世界での最終決戦では、飛鳥と綾瀬、二人のオーバーブーストの力でガムビエルを撃破しました。
それに対して、今度はオーバーブースト超える力を持つシフト×6 VS 通常でも世界を滅ぼせるほどの力を持つサタンにサタンがシフトした凶魔王。
間違いなく、この時点でのゼクス史上最大の戦いでしょう。
天地を揺るがす激しい戦いの中、文字通り、桁の違う力を発揮するサタンですが、シフトした飛鳥達を崩すまでには至りません。
業を煮やしたサタンは、自身のエネルギーを最大出力で放つ大技、《魔王砲(ディアボリック・ビーム)》で飛鳥達諸共、全てを滅ぼそうとします。
そこで今まで後方で戦況を見守っていた神門が動きました。
彼はサタン最大の一撃を正面から受け止めて反射させます。
反射された魔王放はサタンの顔についた神祖の仮面を掠めた後、次元を超えて魔人達が狩った魂が行き着く世界、冥界に直撃し、その場所を崩壊させます。
これによってディアボロスの仮面の力によって冥界に囚われていた人々の魂が解き放たれました。
凄まじい衝撃と閃光が収まったその時、そこにサタンの姿はありませんでした。
代わりにそこには、奇跡的に人の体と心を取り戻した大和と彼と融合していたディアボロス、クレプスの姿がありました。
すぐさま兄の元へ駆け寄った飛鳥は、その体を抱きかかえると優しく声をかけました。
「弟の天王寺飛鳥や。魔王ごっこは終いにして、夢から帰ってきい。」
その言葉に大和は目を覚まします。
彼は一瞬呆然とした後、状況を把握し、自分を人間に戻してくれた飛鳥を万感の思いで見つめます。
運命の兄弟は互いが互いを殺しあう運命を乗り越え、共に生還を果たしたのでした――。
一方、サタンを倒した最大の功労者である神門の姿がありませんでした。
神門が消え去っている状況に世羅は狼狽。
飛鳥達もまた最悪の予感に表情を強張らせますが、その時、神門とのイグニッション・オーバーブーストを解除していたアレキサンダーが力強く言い放ちます。
パートナーの生存を信じるアレキサンダーの言葉を聞いて、なんとか落ち着きを取り戻した世羅は、一度、神門の拠点にいる他の仲間達の元に戻ると言ってティラノと共に関東へと出発し、アレキサンダーも何処かへと去っていきました。
世羅とアレキサンダーを見送った飛鳥達は、八千代とさくらの姉妹の和解を見届けた後、久々に自分達の実家に帰還します――。
4.番外編・とある天使の物語
さて、きれいに飛鳥と大和の宿命に決着がついたところで、ここで飛鳥に関わったとあるエンジェルの話をしたいと思います。
その天使の名はセルヴィタ。
上記した通り、ガムビエルとの決戦時に飛鳥達の前に現れた天使です。
コストが7と重量級ですが、なかなか優秀な効果を持っていたため、当時のエンジェルデッキで使っていた人もいるのではないでしょうか。
『誇りの従天使』という肩書が示すように、彼女は元々ラファエル=フィエリテの部下の一人でした。
以前も述べたように、ラファエルはウリエルによって記憶と心を上書きされ、下級天使フィエリテとなり、それ以降、ラファエルは白の世界では行方不明ということになっていました。
もう会えないかもしれない、と思っていた尊敬する上司との再会。
フレーバーテキストでも彼女の喜びがわかります。
一方、セルヴィタはラファエル=フィエリテのパートナーである飛鳥のことはフィエリテの従者呼ばわりし、かなり素っ気ない態度を取ります。
以前にもお話ししましたが、基本的にエンジェルは普通の人間のことを見下しています。
彼女のこの態度は天使達の悪い一面の表れといえるでしょう。
しかし、飛鳥は白の世界ではウリエルとなる人物です。
その見た目も作中の人物達からもそっくりと評され、彼に導かれて天使へと覚醒した四大天使達をはじめ、十二使徒や終末天使など一部のキャラはちゃんと飛鳥がウリエルとなることを知っています。
ラファエル直属だったセルヴィタなら、そのことに気づいていても良さそうなのですが……。
とまあ、かなり飛鳥には塩対応だったはずの彼女でしたが、ガムビエルとの決戦からしばらく後に発売されたよめドラに登場した彼女は飛鳥に恋心を抱いていました。
どうしてこうなったのかは明言されていませんが、上記の通り、ガムビエルとの最終決戦の際、セルヴィタは飛鳥達をガムビエルの元まで案内していました。
そのまま決戦にも参加し、その最中に飛鳥に窮地を救ってもらったのかもしれませんね。
何気に明確に飛鳥に恋心を抱くキャラが増えるのは第一次乙女大戦のフィエリテ・卑弥呼・ソリトゥス以来と思われます。
ちなみに、先ほどのセルヴィタは基本イフの世界であるエンジョイフレームでの姿なのですが、そのフレーバーテキストの中には“もしかすると正史でも似たようなことが起きているのかも?” と公式で明言されています。
なので、本編のセルヴィタが飛鳥に恋心を抱いている可能性は十分あると思います。
彼女が好きになった相手は人間で、未来の四大天使で、しかも尊敬する元上司のパートナー。
本人の言う通り、まさに禁断の恋です。
この直後のストーリーで、とある天使のせいで飛鳥の元に大勢の白の世界の女性ゼクスが訪れたことがあったので、ひょっとするとセルヴィタもそこに混じっていたかもしれません。
というわけで、今回は飛鳥達の物語に関わる一人の天使について語ってみました。
ゼクスにはプレイヤーやそのパートナー達、十二使徒などのリーダー格や神々達以外にもたくさんのキャラが存在します。
彼らもまたそれぞれの場所で戦い、出会い、別れ、自分達の物語を紡いでいます。
対戦も面白いものですが、時にはデッキでお世話になっているゼクス達がどのような物語を紡いできたのか、追ってみるのもいいことだと思います。
共に戦う仲間のことを深く知ることも、きっと素敵なことですから。
5.次回に続きます
ここまででだいたい第20弾から第27弾までの飛鳥達の物語となります。
綾瀬とガムビエルとの決着に助力し、自身も仲間達と共に大和を取り戻すことに成功した飛鳥。
大きな二つの戦いを乗り越えた飛鳥達は、しばし休息をとるのですが、新たな戦いの足音はすぐそこまで迫っていました。
次に待つのは神々との決戦。
そして、世界の枠を飛び越え、彼らは幻想と夢の世界へと向かうことになります――。
それではまた次回!
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