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デュエル・マスターズのバージョンは現在いくつだろうか?

 “デュエル・マスターズ2.0”という表現がある。20周年を迎え(2回迎えた気がするが)カード効果のインフレが進み、昔のデュエル・マスターズから遠く離れてしまったという意味で捉えると理解しやすい。本項ではデュエル・マスターズ2.0について考察しいつ頃からいつまでが2.0なのか、そして現在のデュエル・マスターズのバージョンはいくつかを考察して新年を迎える。
現在12/31の昼11時、夜までに書き上げるのを目標とする。
以下デュエルマスターズ及びデュエマ等の略称を使用する。

バージョン1.0

 デュエルマスターズは元来、クリーチャーを並べて戦うカードゲームだ。盤面をリソースとし、手札とマナでそれを補助する。現在デュエプレはその真っ最中であり、超次元によって盤面の主導権を争っている。コントロールはいかに堅い盤面を作るか、ビートは相手に盤面を作られる前にいかに切り崩すかを競い、激しく熱かりしカードゲームをしている。もう少し時代を進めるとゼニスによって盤面の堅さを増し、墓地ソースと呼ばれる新たな場所をリソースとするデッキタイプが登場し多少状況が変化するが、バージョン1.0シリーズの中には収まるだろう。盤面で戦う状況を地上戦と呼ばれることもある。

バージョン2.0

 2019年8月、デッドダムドが発売される。17年目に登場したこのカードは破壊効果及びどこからでも侵略できる圧倒的な継戦能力を持っており、毎ターン相手の盤面を更地にする能力はそれまでの戦い方やデッキ構築を丸きり否定するには十分だった。ミッツァイルのデッキは展開とフィニッシュを1ターンで同時に行う必要に迫られ、赤緑から赤青緑にカラーリングを変えた。メルゲドッカンデイヤー、青黒カリヤドネなどマナや墓地などデッドダムドに支配されない領域で準備をするデッキがこれらに対抗する。これをもって新時代、デュエル・マスターズ2.0の始まりと言えるだろう。デッドダムドに好き放題される盤面(地上)ではなくマナや墓地で戦う様子を空中戦と称されることもある。


バージョン3.0

さて、次はバージョン3.0について語らねばならない。前提としてデッドダムドの除去能力や継戦能力は未だ類を見ず、デドダムが入るデッキ全般にはデッドダムドも検討される。しかし王来編に入りスター進化及びEXライフにより、クリーチャーの除去耐性が向上したことが影響力に陰りを見せる。更に王来MAX編のタマシードやアビスの強力な除去耐性が追い打ちとなり、デッキ全般に盤面をリソースとする戦い方が戻ってきている。GoA編のシビルカウントシステムもそのひとつだ。デッドダムドにすら排除されない盤面を作り合うのが新時代の戦い方、そこで塹壕戦の概念を提唱したい。

別の視点から

次はインフレによる環境の高速化の視点から時代を見ていく。環境の高速化、その扉を開けたのは2015年、轟く侵略レッドゾーンだった。現実的な3kill、相手の盤面除去を兼ねた3点、巨大なパワーと以前の速攻デッキに無いチカラを持ち、同時代の環境デッキはこれを耐え抜く防御力かこれと並ぶ速さを得る必要があった。
この年をデュエルマスターズ2.0と仮定すると、ギアが1段階上がったのはいつだろうか。ミッツァイル、ゴゴゴと犯罪級のスターを産み出しては規制された速攻は2021年、ガガガという新戦力を携えて戻ってきた。
なんかこの章要らん気がしたので打ち切り

飽きたので終わり。

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